ヴィクトリアンチェア
高級木を使って、象嵌や透かし彫りなどの細工が施された、職人技が光る美しい椅子。サロンと呼ばれる客間で使われていたサロンチェアのことです。
ヴィクトリアンチェアとは
ヴィクトリアンチェアとは、サロンチェアの中でも象嵌や透かし彫りなどの装飾が施された、職人技が光る美しい椅子のことです。
18世紀にヨーロッパの貴族や上流階級で流行した、お客様を招いて談話を楽しむサロンで使う椅子として作られてきました。
お客様をもてなすための椅子として作られてきたため、豪華で美しい装飾がたっぷり施された、芸術的なデザインで仕上げられました。
「透かし彫り」や「象嵌」といった細かな装飾が施されたヴィクトリアンチェア。
華奢で繊細な細工を施しながら、椅子としての強度を保つために、ウォルナット材やマホガニー材、ローズウッド材といった丈夫で堅く狂いが少ない高級木材が使われているのも特徴です。
豪華な装飾と、艶やかな木目が美しい木材で作られたヴィクトリアンチェアは、まるで芸術品のような高貴な存在感を放っています。
ヴィクトリアンチェアならではの職人技が光る様々な装飾を楽しんでください。
▲透かし彫り
土台となる木材を切り抜いて向こう側が透かして見える模様や技法
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▲象嵌
「象」=模る「嵌」=はめるという意味で、一つの素材に異なった素材を嵌め込んで模様を描く技法
→象嵌の椅子や家具はコチラ
時代や国によって、様々なヴィクトリアンチェアが作られてきました。 それぞれのデザイナーの個性の違いを楽しむことができます。
▲ヘップルホワイトチェア
▲チッペンデールチェア
▲ナポレオンチェア
一脚置いておくだけでも美しいヴィクトリアンチェアは「魅せる椅子」として、玄関やリビングなどに置いておくだけでお部屋の雰囲気をガラッと変えてくれます。
またテーブルに合わせて置くだけで、豪華なおうちサロンの完成です。当時の貴族の暮らしをお家で楽しんでみてはいかがでしょうか。
豪華で美しい装飾はヴィクトリアンチェアの一番の見どころ。ぜひお気に入りの一脚を見つけてください。
お家で使える芸術品、ヴィクトリアンチェアです。