チェスターフィールド 商品一覧
英国生まれの男前ソファ「チェスターフィールド」。ボタン留めデザインのカッコいい革張りソファをご紹介します。
チェスターフィールドの魅力
チェスターフィールドとは、英国発祥の背もたれなどにボタン留めや鋲打ちが施された革張りの椅子のことです。
もともとは上質な革張りの椅子の総称として呼ばれていましたが、最近はなかなか革張りのものを造れる職人さんがいなくなり、数も減ってきました。
なので最近では生地張りでボタン留めや鋲打ちされた椅子で、チェスターフィールドに似ているデザインのものも「チェスターフィールド」と呼ばれるようになってきました。
チェスターフィールドの起源
約250年前に誕生し、今も同じデザインで造り続けられている英国の定番デザイン「チェスターフィールド」の起源については、実は分かっていない部分が多く、謎に包まれています。
名前の由来には諸説ありますが、一番有力な説が、第4代チェスターフィールド伯爵「フィリップ・ドーマー・スタンホープ」が、ゆっくりくつろげる自分用の椅子として造らせたこと
チェスターフィールドの特徴
本来、チェスターフィールドとは、総革張りでボタンを使ったタフティングが施されている椅子の総称。ですが、最近では革ではなく生地を使ったものなども増え、ボタン留めしてある椅子をチェスターフィールドと呼ぶ傾向があります。
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革張り
チェスターフィールドの最大の特徴はなんといっても高品質な本革。分厚いフレームにクッションを使った総革張りのソファのことです。 本革ならではの質感と艶が美しく、また肌触りもとても気持ちがいいのが特徴。
特に年代の古いものは品質のいい革が使われているため、クリームなどを塗ってきちんとケアしてあるものは、経年変化により風合いを増しています。
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ボタン留め
チェスターフィールドらしいデザインの一番の特徴が、背もたれや座面、アーム部分などで見かけるボタン留めです。
パンッと張った革に、同じ革のボタンで留めることで、革に立体感が出て艶が増し、高級感がUPします。
このデザインこそが「チェスターフィールド」らしさの象徴になっています。
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鋲打ち
チェスターフィールドのアームの部分やウィングバックチェアの耳の部分で見かける鋲打ち(ブラスネイリング)。
革と革を張ったつなぎ目の部分が分からなくなるようにデザインを兼ねて、アンティークのものは1つ1つ鋲を打ち込んでいます。
現代、造られているものは、鋲が連なったリボン状のものを貼っているものが多いです。
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座り心地
チェスターフィールド伯爵が気に入っていただけに、掛け心地はバツグン!
もともと重厚感のあるフレームに、厚みのあるクッションを乗せて本革を貼った椅子なので掛け心地も硬め。長時間座っていても疲れにくいです。 書斎や玄関用で使われていたため、座面も低く、安定感がある座り心地になっています。
いろいろなチェスターフィールド
チェスターフィールドというと大きなソファをイメージすることが多いですが、実はいろんなデザインのものがあります。
アンティークではなかなか見つからなくなってきた貴重なチェスターフィールドのアイテムをご紹介します。
アンティーク風 二人掛けソファ
アンティーク家具専門店が太鼓判を押す、アンティーク風のチェスターフィールドのソファです。本物の牛革に細かい鋲打ちでディテールも完璧です。
1980年代 ウィングバックチェア
現在もハンドメイドの製作にこだわり続けている老舗のレザーソファ工房トーマスロイド(Thomas Lloyd)で造られたウィングバックチェアです。
1980年代 ボックススツール
チェスターフィールドのソファと合わせて使いたい、チェスターフィールドのオットマンです。座面の蓋をパカっと開くと中がボックスになっていてたっぷり収納することができます。
1970年代 ロッキングチェア
チェスターフィールドのロッキングチェアです。ここに座って、ゆらゆら揺られているだけで、極上の贅沢な時間が過ごせます。
1970年代 リボルビングチェア
チェスターフィールドのリボルビングチェアです。回転式の椅子のことで、安定感のある座り心地のリボルビングチェアは書斎やオフィスチェアとしてもおすすめです。
1950年代 キッズチェア
チェスターフィールドの贅沢なキッズチェアです。サイズは小さいけど造りは本格的!カッコいいのに可愛い存在感。なかなか見つからない貴重なアイテムです。
チェスターフィールドのある暮らし
イギリス発祥の伝統的なソファであるチェスターフィールドは世界中のドラマや映画の多くのシーンでも使われてきました。
Room 01.
リビング
英国伝統のチェスターフィールドをメインに、英国クラシックなリビングをコーディネートしました。
最近はなかなか見つからなくなったアンティークのチェスターフィールドのソファ。経年変化で味わいを増し、背もたれの形も現代のものでは見かけないデザインです。
チェスターフィールドに似合う、英国アンティークの家具を組み合わせることで、まるで映画のワンシーンのようなお部屋になります。
Room 02.
リビング・ダイニング
スッキリしたデザインの北欧スタイルのビンテージ家具を中心にコーディネートしたお部屋に、チェスターフィールドのアームチェアをプラスして、リビングダイニングをコーディネートしました。
シンプルな家具に重厚感が漂うチェスターフィールドを組み合わせることで、一気に落ち着いた大人のお部屋になります。
何か物足りなさを感じた時、一人掛けのチェスターフィールドをプラスするだけで、一気にカッコよさを増したお部屋が完成します。
Room 03.
書斎
チェスターフィールドのリボルビングチェアをプラスして、カッコいい憧れの書斎をコーディネートしてみました。
男前なチェスターフィールドは、特に書斎に置くことでさらに男前な雰囲気。リボルビングチェアを置いただけで、英国紳士の書斎にお邪魔したかのような空気感に変化します。
アンティ―クではなかなか見つからない分、見た目も掛け心地も、さらに使いがっても申し分ないリボルビングチェア。仕事の合間のリラックスタイムまでも贅沢な時間になります。
Room 04.
和室
存在感が大きいチェスターフィールドは、もちろん和室にも似合います。
畳の色と相性がいいグリーン色の革を貼ったアンティーク調の2人掛けのソファをセレクトしてみました。
一見合わせるのが難しそうな和室ですが、本物の素材同志の組み合わせは意外とどんなものでもしっくりくるんです。 トライバルラグを合わせたことで、大正ロマンの雰囲気漂う、オトナの和室が完成です。