バルーンバックチェア 商品一覧
風船のように丸い形の背もたれが特徴的な椅子、バルーンバックチェアの販売から、お部屋のコーディネート術までご紹介しています。
バルーンバックチェアの魅力と選び方
バルーンバックチェアとは、背もたれのデザインが、まるで気球や風船のようにバルーン型の丸い輪郭を描いている椅子のことを言います。
ヴィクトリアン期に流行したバルーンバックチェアは、主にお客様を招くサロンやパーラーなどで、ティータイムを楽しむ椅子として使われてきました。
柔らかなフォルムに、女性らしく華やかで高級感が漂うバルーンバックチェアの4つの特徴をご紹介します。
point 01.
バルーンの形
丸い風船の形をした背もたれが特徴のバルーンバックチェアですが、この丸い美しい形のバルーンの枠は、アンティークだから造ることが出来た三次元曲線が魅力です。
また一見、シンプルにも見える背もたれのバルーンの形や装飾にもいろんなデザインがあります。
中にはトップや貫の部分に、木材を彫り抜くことで向こう側が透けて見える、透かし彫りや、美しい浮き彫りが入っているものも多く、ヴィクトリアン期に流行った質の高さと高級感が感じられる椅子です。
point 02.
美しい猫足
バルーンバックチェアの代表的なデザインと言えば、背もたれのバルーンと同じく、美しい曲線を描く猫足です。
カブリオールレッグとも呼ばれる、フランスを中心に広まった猫足のデザインですが、英国のカブリオールはフランスのものより少しシンプル。
まれに英国の椅子らしい挽き物細工のターニングレッグのバルーンバックチェアが見つかることもあります。
point 03.
高級な素材
バルーンバックチェアが流行した19世紀のヴィクトリア朝時代は、ウォールナット材やマホガニー材などの高級木材が家具や椅子に使われました。
粘りがあり、堅く、それでいて加工がしやすいウォールナット材やマホガニー材などの高級木材を使って造られたバルーンバックチェア。
頑丈で安定感のある椅子に仕上がっている理由です。
point 04.
背もたれの曲線
バルーンバックチェアを横から見ると、ラクな姿勢がとれるように、背もたれに角度が付いているデザインになっています。
正面から見た時の形だけではなく、背もたれが後ろにもゆるくカーブを描くには高い技術が必要。
職人さんの手作業だからこそ作り出すことの出来る、繊細な造りになっています。
当時の技術が詰め込まれた、高級材を使って造られた贅沢な椅子。だからこそ、ビクトリアン朝から現在に至るまで人気がある椅子です。
バルーンバックチェアのある暮らし
頭の先からつま先まで、美しく仕上げられたバルーンバックチェアは、ダイニングテーブルと組み合わせるのはもちろん、玄関やリビングなどの目立つ場所に置いておくだけでも素敵です。
いろんなデザインのバルーンの形があって、それぞれ一脚ずつ違った表情を見せてくれます。
眺めているだけで美しく、実際に掛け心地もいい気品あふれる椅子、バルーンバックチェアを使った英国ビクトリアン期の雰囲気漂う暮らしをご紹介します。
和室で書斎机に合わせる
書斎机にバルーンバックチェアを組み合わせたおしゃれな和室のコーディネート例です。
後ろから見た時の丸い背もたれが美しい椅子は、どんな椅子と組み合わせてもおしゃれ!
キレイな曲線を描く背もたれのシルエットは上品で、畳を敷いた和室で使うと、とてもおしゃれなコーディネートが出来上がります。
玄関用の椅子として使う
曲線ラインが美しいバルーンバックチェアは、玄関用の椅子におススメです。
靴を履くときに使うのはもちろん、置いておくだけで絵になる椅子は、お家に遊びに来る人のお出迎え用の椅子にピッタリ!
素敵な椅子でお出迎えすれば、お家も格上げされます。
自宅サロン
バルーンバックとオケージョナルと組み合わせるだけで、優雅な時間を楽しむサロンコーナーが完成です!
お揃いのデザインのバルーンバックを見つけることが出来たら、ぜひ、お揃いで。ムリだったら、座面の色や模様を合わせたものを組合わせましょう。
座枠がないバルーンバックチェアは、座面の生地がたくさん見える分、お部屋の色足しにもなるので、好きな色の座面をお部屋の挿し色にしてみましょう。
ダイニングチェアとして使う
高級木材を使ってしっかり丈夫に造られたバルーンバックチェアは、ダイニング用のおしゃれな椅子としてももちろん使えます。
どんなテーブルに組み合わせても、優雅な曲線ラインの背もたれが、常に食卓を華やかにしてくれるて、特別な空間に。
思わず誰かを呼びたくなる、高級感漂うおしゃれなダイニングルームが出来上がります。