エルム材の家具

頑丈で曲げにも強く、バランスの良い木材で、世界中で親しまれている人気のエルム材。そんなエルム材を使って造った家具の特徴をまとめてみました。


エルム材とは?

エルム材とは、日本で言うニレ(楡)のことです。

昔から階段やカウンター、ヨーロッパでは街路樹や公園に植える樹木としても親しまれており、「世界四大街路樹」のひとつに数えられています。

とても背の高い樹木で、その高さは10mから40mを超すものもあります。

エルムの木は世界中に分布していて、日本でよく見られる「ハルニレ」は、水の供給が豊富で水はけもよく、作物がよく育つ平地に自生するため、ハルニレが自生する地域は、人が暮らすのに最適な場所とも言われています。
北海道の札幌では、ハルニレの樹が多いことで有名で、「エルムの都」とも呼ばれました。

また、日本では、同じニレ科でより高価なケヤキ(欅)に似せた塗装を施したり、無垢のエルム材に薄くスライスしたケヤキの突板を貼って使われたりと、裏方としても活躍している木材です。

逆にヨーロッパでは、ケヤキよりもエルムの方が人気の木材で、現在でもエルム材が使われたいろんな家具や椅子を見つけることが出来ます。

そんなエルム材の3つの特徴は以下の通りです。頑丈でバランスの良い材質は、テーブルや椅子などの脚物家具によく使われています。



01.
堅く曲げ強い

エルム材の特徴1堅く、曲げに強い

堅い材質で、割れにくく、曲げにも強いエルム材は、椅子の製作にピッタリの木材でした。
素材全体のバランスがよく、イギリスで昔から使われているウィンザーチェアや、ビンテージのアーコールチェアにもエルム材は使われています。

また耐水性のある素材だったため、馬車の車輪や、一般庶民が使うキッチンなどで使われる家具にも多く使用されました。



02.
世界中親しまれる

エルム材の特徴2世界中で親しまれる木

ヨーロッパでは街路樹として愛され、ギリシャ神話や北欧神話にもニレが登場します。
また、日本でも婚礼家具の素材として昔から使われるほど、馴染みの深い木材です。

イギリスでは、1970年代にニレの樹木に病気が蔓延し、数が少なくなってしまったため、現在では主に北米などで生育した木材がよく使われています。
そのため、英国のエルム材の家具は手に入りづらくなってしまいましたが、ビンテージとして残っている家具や椅子を見つけることができ、現在でも多くの人に愛されています。



03.
まっすぐで美しい杢目

エルム材の特徴2木目が真っ直ぐで美しい

エルム材は、流れるような美しい真っ直ぐな杢目が特徴で、幹にコブがある部分には、木材らしい波のような杢が見られます。

木材の色目は、中心の心材と、外側の辺材とでは色がはっきりと分かれていて、辺材は白っぽい黄色、心材はそれより少し濃い淡褐色になっています。


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