木製ワゴン

木製ワゴンとは、足元がキャスターになっている2段や3段の棚が付いた家具のことで、トローリーとも呼ばれます。
棚の上に物を乗せながら簡単に移動できることから、食事や食器を運ぶためのキッチンワゴンとしても人気のアイテムです。

もともと、イギリスなどのヨーロッパで使われていたオシャレな木製ワゴンは、上流階級のお屋敷で、料理やアフタヌーンティー用のティーセットなどを運ぶために使われていました。
中には、伸長式の天板が付いたものや、引き出しが付いたワゴンなど、様々なデザインで作られています。

木製のワゴンは、デザインにもこだわられたものも多いので、おしゃれに使えるワゴンの選び方をご紹介します。

01.デザインから選ぶ

木製ワゴンは、棚にキャスターが付いた、作りとしてはシンプルな形ですが、支柱や棚の装飾によっていろんなデザインがあります。

例えば、シンプルな明るい茶色の北欧スタイルのワゴンは、天板が伸長式になっているものがあったりと、実用性が高いのが特徴。
大きな天板は、ちょっとしたカフェテーブルとしても便利に使うことが出来ます。

また、落ち着いたオーク材が使われた英国式のワゴンは、高級感があるのが特徴。
見た目も華やかなツイスト脚や、ターニングと呼ばれる挽き物細工の装飾など…落ち着いた雰囲気でお部屋のインテリアとしてもオシャレに使うことが出来ます。

02.素材から選ぶ

天然木で作られたワゴンは、美しい杢目などの素材感も特徴のひとつ。

木製の天板は、オーク材らしい重厚な杢目や、エルム材のナチュラルな雰囲気など、木の素材によっても表情が違って見えます。
ガラスやタイル張りになった天板のワゴンは、水気に強くお手入れがしやすいのがポイント。

また、キャスター部分の素材にこだわられたものも多く、プラスチックではなく、鋳物や天然石が使用されたワゴンは足元までオシャレ。

全体の雰囲気はもちろん、天板やキャスターなど、細かなパーツにも注目しながら木製ワゴンを選んでみましょう。

03.ワゴンの使い方から選ぶ

ワゴンの使い方として特に人気なのが、「キッチンワゴン」として使うこと。
キッチンからダイニングまで料理を運んだり、キッチンで調理器具を出し入れしやすくするために使ったり、作業時のサブテーブルとして使ったり…実用的にいろんな使い方が出来ます。

見た目もオシャレな木製ワゴンなら、飾り棚として見せる収納にもピッタリなので、使わないときにワゴンを置くスペースも考慮しながら選ぶようにしましょう。

また、デザインも豊富なワゴンは、「リビング収納」にもオススメ。
飾り棚としてお気に入りの雑貨やコレクションをディスプレイしたり、時にはリビングデスクとして作業台にしたり…。
リビングデスクの隣でプリンター置き場や資料を並べるためのサブテーブル代わりにもなるので、必要な時だけ移動させれば使い勝手もバツグンです。

温もりを感じる木製ワゴンなら、無機質な家電を乗せても柔らかい印象にしてインテリアに馴染ませてくれるので、おしゃれなコーディネートを楽しみたい方にもオススメ。

使い勝手の良さやデザイン性も考慮しながら、自分のライフスタイルに合った木製ワゴンを見つけてみてください。

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