アンティークが初めての方に
伝えたいアンティークの魅力


老舗家具屋の跡継ぎとして生まれて、幼い頃から遊び場は常に家具だらけのお店の倉庫。
今思えば、それが親父の英才教育?だったようで、いろんな家具に囲まれて育ったおかげで、家具を見る目だけは養われてきました。

大学を卒業してから修行に出かけ、国内はもちろん海外も含めて家具という家具を見続けて来た僕が、それまでにない衝撃的な魅力を感じたのが「アンティーク家具」でした。


僕が今まで見たことがない美しい木目。
置いてあるだけで、なんだか部屋の中に高級感が漂う凝った装飾とデザイン。
修復して使い続けられるアンティーク家具というものに、すっかり魅了されました。



初めての方に聞いて欲しいアンティーク家具の「魅力」
01.贅沢な素材

今までいろんな家具を見てきましたが、アンティーク家具を初めて見た時、使われている木材、そして木目に驚きました。

見ただけで、すぐに分かるマホガニーやウォルナット、オークやローズウッドなどの贅沢な高級木材。

しかも、その中でも特に木目の美しい部分だけを選りすぐって作られた今まで見たことがなかった究極に贅沢な素材が使われている家具。それがアンティークです。


02.凝った装飾

今までも「象嵌」と呼ばれる装飾が使われた家具は見たことがありましたが、アンティーク家具の象嵌は、それまで見てきたものとは比べものにならないくらい桁違いに美しい!

そして透かし彫り。もともと日本の欄間の技術が活かされていると言う細かい透かし彫りは、まるで紙細工のように細かいんです。

まだ機械が発達していない時代に、工具だけでこんな堅い木に一体どうやって細工したんだろう?と不思議になるくらいです。


03.価格

日本の家具産地はいくつかありますが、その中でも有名なのが広島県府中市。腕利きの職人さんが多い家具工場の社長さんがHandleに遊びに来てくれた時のこと。

アンティーク家具の入った倉庫の中を案内すると後ろから広島弁で
「こりゃすごいな~。こんなスゴイ家具は、今はこんな金額でとても造れんじゃろう~」と大きな声が聞こえてきました。


確かに!日本でも有名な職人さんをうならすくらいの凝った造り。その割にアンティーク家具の価格は安いんです。
もちろん、大型家具店などで販売されている安価な家具と比べれば高額ですが、今、もし、アンティーク家具と同じような材料を使って同じようなデザインで家具を作ることが出来たとしても、それは、とても僕が手に入れることは出来ないくらい高額な高級家具。

そんな高級家具を身近に使うことが出来る。そこがアンティーク家具の魅力です。



04.魅せるデザイン

日本だと、家具は実用性や機能性、収納力などを考えて選ばれますが、ヨーロッパでは逆。

機能性より、お部屋に置いた時、お部屋がどれだけ素敵に見えるようになるかを重視して家具を選びます。

だから、ヨーロッパの家具はデザインが最重要!

そんなヨーロッパで造られてきたアンティークの家具のデザインは、昔から作り続けられた歴史の中で、美しいデザインだけが融合され、磨かれて出来上がった、時代を追わない「タイムレス」デザインです。


洋服に例えるとトレンチコートやGパンみたいなものだと僕は思っています。時代を追わず、ずっと変わらずオシャレであり続ける流行を追わないデザインです。

日本でもヨーロッパでも共通するのは、どんなものでも家具は一度買ってしまうと気軽に買い替えられないということ。

だから、流行に左右されることもなく、今までも、そして、これから先も、いつまでも飽きることなく使い続けられていくデザインの家具。・・・そこが、アンティークの魅力です。



05.修復が出来る「本物」

僕は子どもの頃からプラモデルやラジコンなどのモノ作りが大好きで、夜ふかしして一人でいろんなものを作っていました。

そんな僕がアンティーク家具の修復現場を見た時、子どもの頃のプラモデルを思い出しました!一度作ったプラモデルをバラバラにして、いろんなパーツを組み合わせて、もう一度、色を塗って自分だけのオリジナルで仕上げる・・・

ボロボロのアンティーク家具が修復されてピカピカになって再び息を吹き返していく姿は、まるで僕が大切にしていたプラモデルのようでした。


そもそも、作られてから100年近くの時を経たアンティーク家具が、今もキレイな状態で使えること自体がスゴイ!と思うんです。

でも、どんな家具でも100年経てばアンティークになるかと言うと、そうじゃない!

使い捨て感覚で作られた安価な家具や大量生産品として作られた家具は、修復することが出来ないので、アンティークとして形を残す事は出来ないんです。

本物の素材を使って、きちんとした工程で手作りされ、さらに大切に使われてきたものだけが「アンティーク」となって形を残すことが出来ているんだと僕は思います。


僕がアンティークを買い付けてくるイギリスやフランスなどヨーロッパでは「古いものを大切にする文化」があります。

良質な素材で造られたものは、自分が必要なくなると捨てるのではなく、次に大切にしてもらえる人の手に渡り、修復してまた使い続けられる・・・それが当たり前。

そうやって時を経たことで作り上げられたものがアンティークです。

日本ではまだアンティーク家具と言うものに馴染みがなく、使い捨て感覚で簡単に安価な家具を選ぶ方も多いのですが、ボロボロになって捨ててしまう家具ではなく、修復しながら使い続けることが出来る本物の家具が醸し出す風格を、僕はもっと多くの方に伝えたいと思うようになりました。


「大切にする」ということ

誰かが大切に使っていた家具を、自分が使って、子どもに譲って、孫に受け継がれる・・・

機能面や価格面では、現代の家具には敵わないかもしれないけれど、やっぱり本物。

ヨーロッパのように、良質な家具に自分たちの思い出を刻み、メンテナンスしながら大切にあと100年使って欲しい家具。それがアンティーク家具です。

モノを大切にすることを教えてくれる。それもアンティーク家具の魅力です。



06.世界に「一つ」だけ

当たり前ですが、アンティークに新品はありません。
同じデザイン、同じ形のものが見つかったとしても、木目や色、キズなどが1つ1つ全て違って、世界中探しても同じものが見つからない!それがアンティークです。

例えるなら、人の顔のようなものだと僕は思っているんです。
一人一人の顔が違うように、色が白い人や黒い人がいるように、僕みたいにホクロが多い人もいれば、何もない人がいるように・・・
素敵に年を重ねた人の顔には、笑いシワが出来ていくみたいな感じで、だんだんと風格が出てきて、それまで過ごしてきた自分の時間が歴史になって刻み込まれていく・・・

家具も人と同じ。大切に使っているうちに出来たキズや汚れなどが、年月を経ることで風合いに変化していきます。
新しく作られる家具が持つことが出来ない魅力を持っているもの。それがアンティークです。

世界中探しても同じものを見つけることが出来ない、とても贅沢な「一点もの」。Handleで、たくさんの方にこんなに魅力的なアンティーク家具との出会いを作っていきたい・・・
これが僕の願いです。


 



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