テレビボード
リビングに置くかかせない家具の一つのテレビボード。 デザインやサイズも様々ですが、お部屋の大きさや間取り、テレビの大きさなどによってテレビボードの選び方も変わってきます。 失敗しないテレビボードの選び方をご紹介します。


リビングのインテリアを考える上でかかせない家具の一つがテレビボードです。
テレビボードと言っても、種類やデザインも様々です。
お部屋の大きさや、テレビのサイズに合わせた、テレビボードの幅やサイズなどを抑えて、ピッタリのテレビボードを見つけてみてください。


テレビボードには大きく分けて3つタイプがあります。 それぞれの特徴をご紹介します。
テレビボードの定番の形
ローボードタイプ

テレビボードの中でも一番ポピュラーな形がローボードタイプです。
背が低く、床やソファに座ってテレビを見る方におススメです。
背が低いので、圧迫感もなくお部屋の中を広く見せる効果もあります。
テレビの大小に関係なく、お部屋の大きさに合わせて置くことができます。
スペースを有効活用できる
コーナータイプ

お部屋の角にピッタリと置くことができるテレビボードです。
コンパクトなタイプが多く、お部屋のスペースも有効活用できます。
お部屋の角に配置するため、比較的どこからでもテレビを見ることができます。
ただ、大型のテレビを置くことが難しかったり、テレビの背面がデッドスペースになることがあります。
たっぷり収納できる
壁面収納タイプ

お部屋の壁一面に、テレビボードと収納を兼ねたタイプです。
ハイボードとも言って、テレビボードの下だけでなく横や上まで収納することができるのが魅力です。
壁一面に配置するため、迫力もあり、ディスプレイを楽しむこもできます。
テレビボードの両側に収納がくる場合はテレビを置くスペースは固定されてしまうので、テレビの買い替えの際には注意が必要です。


基本は「三角形」
テレビボードの理想的な幅

テレビボードの幅は、テレビの横幅よりも広いものを選ぶようにしましょう。 さらに、テレビの中心を頂点として、テレビボードとの幅が二等辺三角形になるような形になるように選ぶと、安定感もありバランスがよく見えます。 ただ、将来的に大きいサイズのテレビを買い替えたときを考慮した上でのサイズを選ぶようにするのがおススメです。
幅150cmのテレビボード
幅150cmのテレビボードとテレビサイズの比較


幅200cmのテレビボード
幅200cmのテレビボードとテレビサイズの比較



基本は「目線より下」
テレビボードの理想的な高さ
テレビボードの理想的な高さは、テレビをどこで見るかによって異なってきます。 どこから見る場合も、基本はテレビは「目線よりも下」がポイントです。 もともと人の目線は常に下を向いているため、上を見上げるよりも、下を見る方が疲れにくく、体に負担をかけません。
床に座って
テレビを見る

ソファや椅子がなく、床に座ってテレビを見る場合はテレビボードが床から40cm以下の高さがおススメです。
ソファに座って
テレビを見る

ソファに座ってくつろぎながらリラックスした体勢でテレビを見る場合はテレビボードが床から40~60cmの高さがおススメです。
ダイニングテーブルから
テレビを見る

食事をしながらテレビを見る方や、ダイニングテーブルなど椅子での生活が中心の場合はテレビボードが床から60cm以上の高さがおススメです。
上記3つどのパターンでもテレビを見る場合は、テレビを見る頻度の多い場所を中心に考えると良いでしょう。


テレビ画面までの距離
テレビボードをお部屋に配置する際に大切なのが、テレビとの距離です。
近すぎず、遠すぎない、テレビに合った距離を抑えて配置するようにしましょう。
テレビの適切な視聴距離はフルHDテレビと、今主流にになっている4Kテレビでが異なってきます。
フルHD テレビで「画面の高さの3倍」以上、4Kテレビで「画面の高さの約1.5 倍」以上離れることとされています。
フルHDテレビ

画面の高さの3 倍以上が目安
4Kテレビ

画面の高さの1.5 倍以上が目安
テレビボードのレイアウト
テレビボードのレイアウトは、正しい視聴距離と取った上で、お部屋の間取りや広さなどに合わせて配置しましょう。 その際、窓の位置や動線、コンセントの位置をキチンと確認するようにしましょう。

テレビボードには、扉や引き出しなどのがついた収納がついたものがあります。
テレビボード収納の出し入れがしやすいように、60cm以上は開けるようにしましょう。
スペースにゆとりがある場合は90cm以上開けるのがベターです。
ソファとローテーブルがある場合は30cm以上開けるようにしましょう。