アンティークグラス 陶磁器

アンティークのグラスで人気なのは、やっぱりガラス製のグラス。
ワイングラスのような脚付きのオシャレなものから、使い勝手のいい筒状のコップのようなデザインなどいろいろあります。

昔からよく使われていたのは、筒状のコップタイプのグラス。
当時のグラスはもともとは水を保存しておくために使われていて、取っ手や脚も付いていない分厚くシンプルな形をしていました。

その後、豪華な装飾が施されるようになり、ガラス以外にもゴールドやシルバーが使われたり、宝石が付いたグラスも作られます。
豪華な素材が使われたアンティークグラスは、上流階級の人々の暮らしの中でも重要な食器で、特別なお客さまをもてなす時に使われたんです。

ヨーロッパで芸術の文化が広がったルネサンス期になると、グラスの形もジョッキのような形になっていきました。
持ち手がついてさらに華やかに装飾が施されたアンティークグラス。

01. テーブルグラス

ワイングラスやリキュールグラスなど、アンティークグラスにもいろんな呼び方がありますが、イギリスでは食卓で使うグラスは全部まとめてテーブルグラスと呼ばれています。

脚の付いたグラスは、テーブルコーディネートをちょっとだけ大人な雰囲気に演出してくれるので、お酒を入れるのはもちろん、前菜を盛りつけたり、花瓶代わりにお花を飾ってみたり…自由にいろんな使い方で楽しんでみましょう。

02. ジョッキ

どっしりとした存在感のあるジョッキタイプのアンティークグラスは、入れたものをなんでも美味しそうに見せてくれます。

見ているだけで飲み物がゴクゴク飲みたくなるような気軽に使いやすいデザインが人気。
ビールを飲むのはもちろん、冷たい飲み物にもピッタリのオシャレなアンティークグラスです。

03. デザートグラス

可愛いスイーツやフルーツなど、デザートを入れて楽しまれたのがデザートグラスです。
当時、アイスやゼリーなど、冷やしておく必要のある冷たいデザートは、なかなか食べられない高級品。
そんなデザートを盛りつけるために作られたアンティークのグラスはデザインも美しくて、中に入れたスイーツが美しく見えるガラス製のものも多いんです。