ロイヤルアルバート商品一覧
英国を代表する陶磁器ブランド、創業1896年のロイヤルアルバート(ROYAL ALBERT)のアンティークの食器をいろいろご紹介しています。
Royal Albert(ロイヤル・アルバート)
1896年にイギリスの陶磁器の産地、ストーク・オン・トレントで創業した英国を代表する陶磁器メーカー「ロイヤルアルバート」
もともとは創業者トーマス・ワイルド親子の名前がメーカー名になっていましたが、英国王室が大好きだった父のトーマス・ワイルドがヴィクトリア女王の夫「アルバート公」とヴィクトリア女王夫妻の孫「アルバート・ジョージ王子」の名前をとって「アルバート・クラウン・チャイナ」にメーカー名を変更しました。
父の英国王室に対する愛が通じたのか、創業の翌年1897年にビクトリア女王の即位60周年式典のための記念品一式の製作を依頼され、その功績が認められて1904年に「Royal」の称号が与えられ、ロイヤル・アルバートに。英国を代表する陶磁器メーカーになりました。
ロイヤルアルバートの特徴の一つが美しいシェイプ。特に「モントローズシェイプ」と呼ばれる形は、紅茶を最もおいしく飲むための究極の形と言われています。
カップの下半分の丸く膨らんでいる部分で、紅茶が対流して温度と旨みを保ってくれ、上半分の横に広がった部分で、熱い温度で抽出された紅茶を早く冷ましてくれる効果があるので、見た目の美しさはもちろん、最もおいしく紅茶が飲める形と言われています。
また、高台が付いていることで、ソーサーから直接、熱が奪われない効果も。とことん、紅茶を美味しく飲むことにこだわった形になっています。
1978年にはエリザベス女王から表彰を受けましたが、その後、ロイヤルドルトンの傘下になり、2015年にはWWRDグループホールディングスの一員になってしまったので、本来のロイヤルアルバートが手に入るのはアンティークだけです。