クラウンデボン（Crown Devon）

Crown Devon クラウンデボン商品一覧

1878年に英国陶磁器の生産地、ストークオントレントで創業したCrown Devon クラウンデボンのアンティーク食器。イギリスで直接買い付けたものをご紹介しています。
▼クラウンデボン（Crown Devon）とは▼

1878年にイギリスの陶磁器生産地、ストークオントレントのサザーランドストリートでサイモン フィールディングが創業した陶磁器メーカーのことです。

設立当初の会社名は「S Fielding & Co」でしたが、その後、会社は急速に成長します。

1890年代初めには「Vellum ware」や「Majolica」「Indian」など、今も世界中にコレクターがいる人気のパターンが作られました。

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  Devon pottery時代

  その後、ロイヤルデヴォン、ロイヤル チェルシー、ロイヤル ウィンザー、ロイヤル サセックスなど、美しい手描きの「ロイヤル モデル」を製造。会社は飛躍的に成長していきます。
  
  1911年に「レイルウェイ・ポタリー」だった名前を一番人気のシリーズだったロイヤルデボンの名前から「デボン・ポタリー」に変更します。
  
  1920年代まで、美しい絵が手描きされた、大きな洗面器とジャグがセットになった「Toiletシリーズ」が大人気に。いろんなモチーフで描かれました。

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  Toiletシリーズ

  1920年代まで、特に人気だったのが「トイレットシリーズ」と名前が付けられた、大きな洗面器とジャグがセットになったもの。
  
  今のように蛇口を捻るとすぐに水が出てこない時代、ウォッシュスタンドの上に洗面器をセットし、使用人がジャグから流す水で手を洗っていた上流階級の人たちに、美しい絵が手描きされたトイレットシリーズは大流行！
  
  いろんなモチーフが描かれるようになりました。

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  Lustrineシリーズ

  1917年から光沢のある陶磁器の開発を始めたクラウンデボン社。
  
  1918年2月の英国工業博覧会で、光に対してルビーや、ブルー、グリーン、イエロー、オレンジやピンク、パールのように虹色に輝く「Lustrineシリーズ」を発表します。
  
  その後1929年までの12年間、少しずつ硬い素材になるよう開発を行い、艶のある青緑色の陶磁器「Lustre　Ware（ラスター）」 を作り上げていきました。

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  アールデコ時代

  それから10年間、クラウンデボンとカールトンウェアは競い合いながら大人気のラスターウェアにアールデコデザインを取り入れ、品質、輝き、美しさなど、最高の陶磁器を作り続けていきました。
  
  ところが、1970年代後半からの英国陶器業界の不況で大打撃を受け、1982年に閉窯。
  
  長い歴史に幕を閉じましたが、それまでにいろんなデザインの陶磁器を作って、英国の人を魅了し続けた素晴らしい製品は、今、アンティークとして残り続けています。
  
  特に、上流階級しか手にすることが出来なかった時代の手描きで描かれた大きな洗面器とジャグや、花びんなどは今、アンティークとして世界中から大人気のアイテムです。