ミッドウィンター

ミッドウィンターMidwinter商品一覧

1910年にW・R・ミッドウィンターによって、ストークオントレントで創業したミッドウィンターMidwinter。イギリスで直接、買い付けたキレイなものだけをご紹介しています。
▼ ミッドウィンターMidwinterとは ▼

ミッドウィンター（Midwinter）は、1910年に、イギリスのストークオントレントで、ウィリアム・ロビンソン・ミッドウィンター(W R Midwinter Ltd)が設立し、戦後ロイ・ミッドウィンターが大きくした、幾何学模様と、ポップなカラーリングで戦後の英国の暮らしを彩った名窯です。

陶器工場で修行をした、ウィリアム・ロビンソン・ミッドウィンターが1910年に「WR ミッドウィンター」を立ち上げ、1920年代から1930年代にかけては「ポーセロン」という商標で販売された半磁器製のアールデコ調の模様や形を取り入れたディナーウェア、ティー＆コーヒーウェアなどを製造・販売していました。

その後どんどん事業を拡大し、大きくなっていったのですが、ウィリアムが第一次世界大戦中にイギリス海軍に従事する事になり、その時には妻が事業を引き継ぎます。
その間に法人化し「WR ミッドウィンター株式会社」となります。

戦後、WRミッドウィンターと、その息子であるロイ・ミッドウィンターが帰国し事業に加わるようになります。
1950年後半には、息子のロイ・ミッドウィンターが会社を引継ぎ、それまでのイギリス伝統的なデザインだけではなく、アメリカのミッドセンチュリーデザインに影響を受け、1953年に「Stylecraft（スタイルクラフト）」シリーズという新しい形の食器を発表します。

また、1955年には、「Fashion Shape（ファッションシェイプ）」を発表。ハンドルなどのパーツ部分が本体と一体化したような、流れるようなシンプルなラインのデザインは、1950年代デザインの象徴とされています。

1962年には、「Fine（ファイン）」シェイプもデザインし発表します。
このデザインはファッションシェイプとは大きく異なり、すっきりとした円筒系の形が再び人々の心を掴みました。

ただ、ファインシェイプが成功をおさめていたにもかかわらず、WR ミッドウィンター株式会社は1960年代後半には財政難に陥ります。
1968年9月にはJ. & G. Meakin Ltd (J&Gミーキン社)に買収され「 Meakin & Midwinter (Holdings) Ltd 」としていましたが、そ1970年の1月にはウェッジウッドグループに買収されて、1987年にはウェッジウッドがミッドウィンター事業を閉鎖しその歴史は閉じる事となりました。

ミッドウィンター　スタイル一覧

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  スタイルクラフト

  1953年に登場したミッドセンチュリー英国陶器の代表的なラインで、モダンなフォルムと多彩なデザインが特徴です。

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  ファッションシェイプ

  1950年代から1960年代にかけて登場した、モダンで洗練されたフォルムが特徴のシリーズです。

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  ファインシェイプ

  1962年にデイヴィッド・クイーンズベリー卿（David, Marquis of Queensberry）によってデザインされた、モダンでシンプルな円筒形のフォルムが特徴のシリーズです。
  この形状は、装飾を引き立てるための広い平面を持ち、数多くのパターンが展開されました。

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  ストーンヘンジ

  1970年代にイヴ・ミッドウィンター（Eve Midwinter）によってデザインされた、英国ミッドセンチュリー陶器の代表的なラインです。厚みのあるストーンウェアに、手描き風の大胆なパターンと温かみのある釉薬が特徴で、現在でもヴィンテージ市場で高い人気を誇ります。