パイン材の家具
マツ科の針葉樹からとれる木材のことで、木のぬくもりが感じられる、あたたかく優しい印象のパイン材。そんなパイン材を使って造った家具の特徴をまとめてみました。
パイン材とは日本で言う松(マツ)の木のこと。実は、パイン材と一言で言っても、いろんな種類があり、育った地域によって、木目や色、堅さも全然違い、価格もホームセンターなどでも扱っているパイン材の板のような安価なものから、木目の詰まった高価なものまで、いろいろあります。
特に、英国生まれのパイン材の家具は、北欧などの寒い地域で、ゆっくりと時間をかけて育っているので、年輪も詰まった、堅くて丈夫な木材になります。
また、パイン材は、他の高級材と比べると安価で手に入りやすく、富裕層以外の一般の人々や、ヴィクトリア時代の英国のお屋敷では、使用人たちの使うキッチンなどでよく使われていました。
そのため、パイン材の家具は、日本のお家でも使いやすい、小ぶりなサイズのものが多く見つかります。
パイン材の3つの特徴は以下の通りです。ナチュラルでほっこりするあたたかみのある雰囲気が人気の木材です。
01.
ナチュラルな木目&節
好き嫌いがはっきり分かれるパイン材ですが、その理由のひとつが、パイン材の木肌に見られる「節(ふし)」です。
この節が、パイン材にナチュラルで優しい雰囲気を感じるポイントで、節の入り方は、木材によってひとつひとつ違うため、同じデザインの家具でも、全く違う雰囲気になります。
02.
やさしい手触り
木肌が柔らかく、優しい手触りのパイン材は、ダイニングテーブルやチェストなどの収納家具に使われ、無垢材で使われることが多くあります。
また、パイン材は、木目や香りを楽しむために、塗膜を張らない塗装を施すことが多く、自然塗装の家具の場合は、もしキズが付いたとしても、水分を含ませることで膨れるので、修復しながら使い続けることが出来ます。
03.
変化する色
パイン材は、使えば使い込むほどに色が変化していきます。
新しいパイン材の木肌は明るく薄い色です。木材自体に油分が多いので、使っているうちに艶が出てきて、経年変化によって落ち着いた飴色へと変化します。
なので、アンティークとして残っているパイン材の家具は色も濃くツヤがあります。