テーブルウェア アンティーク 真鍮

食事を乗せて、ダイニングテーブルの上に並べて使われるテーブルウェア。

そもそもヨーロッパでテーブルウェアの文化が広まっていったのは、王侯貴族などの特権階級の人々の間で流行したことがきっかけ。

富と権力の象徴だったシルバーやガラス製品、美しい陶磁器、などによって作られたテーブルウェアは、装飾的な華やかなデザインのものもたくさん生まれました。

01. チュリーン

スープや温野菜を入れるために使われた深さのあるフタ付きのボウル。

日本で言うお鍋のようなもので、食卓に並べてそれぞれのお皿にサーブしながら使われました。
陶磁器製で、作られた窯によってもデザインが全然違うので、見ているだけでなんだかワクワクするテーブルウェアです。

02. エッグスタンド

名前の通り、卵を乗せて食卓に出すために使われたテーブルウェアです。
日本ではあまり見かけませんが、ヨーロッパの人々にとっては定番のアイテム。
このたまご型のくぼみに殻のままの半熟卵を乗せて、殻を割りながら中の卵を食べます。

さらに、アンティークではこんな風に、卵を食べる時に使うスプーンまでセットになった、ちょっとレアなエッグスタンドを見つけることも出来るんです。

03. ジャムポット

アフタヌーンティーにも欠かせないジャム。
現在のようにいつでも手に入るようなものではなかったジャムは、秋になるとそれぞれのお家でジャム作りがスタートし、大切に保管しながら冬の間も楽しまれていました。

そんなジャムを入れておくジャムポットは、英国などでも欠かせないアイテムだったんです。

04. バターケース

当時、高級品だったバターを入れるためのアンティークのバターケースは、素材もシルバーやガラスが使われたりと見た目も華やかで贅沢なテーブルウェア。

ちょっと珍しいデザインになっていたりもともと貴重で数も少ないことから、アンティークのバターケースは現在でもコレクターの多い人気アイテムなんです。

05. ソースポット

イギリスなどで料理にかけるソースを入れておく器として、食卓に並べられたソースポット（ソースボート）。
日本では最初から味付けされていることが多いのに対して、テーブルに調味料を並べて食べる直前にそれぞれの好みに味付けする文化のある英国ならではのテーブルウェアです。

様々なアイテムがありますが、アンティークのテーブルウェアは見た目もおしゃれなので、いろんな使い方で楽しむことが出来ます。