ペンダントライトのシェードで変わる、光の楽しみ方。

小澤真弓
小澤 真弓

新築やリフォームする時、ちょっとお部屋の気分を変えたい時などポイントになるインテリアのペンダントライト。

キッチンのカウンターの上や、ダイニングテーブルの上、トイレや玄関など付ける場所も様々。
しかも、数あるデザインから1つだけ「コレ!」と選ぶのは難しいですよね・・・。

そこでペンダントライト選びの参考になるよう、シェードの素材や大きさによって、灯り方やお部屋の雰囲気がどう変わるのかを、私、戸田が色々比較してみました!



シェードにはどんな種類があるの?

まず基本ですが、ペンダントライトとはコードやチェーンで天井から吊り下げる照明のことを言います。

シェードとは天井からぶら下がったコードの先に付けるいわゆる傘のようなもので、一般的なシェードの材質には、ガラス、ホウロウ、布、和紙、木製製品、ビーズ、アイアンなどがあります。

今回はその中からハンドルで人気のある代表的なシェードを集めてどんな点灯をするのか色々試してみました。
↓今回、使ったシェードはコチラ!

左上から、①、②ホウロウ、③クリアガラス、④陶器(ボーンチャイナ)
二段目左から、⑤ミルクガラスの平皿タイプ、⑥カラーガラス(グリーン)、⑦ミルクガラス
三段目左から、⑧ビーズランプ、⑨アンティークガラス(ヴァセリン)
の9個のタイプで点灯し比較してみました。電球は全て同じ40W、長さ80cmのコードを使っています。

スタッフ宮永をモデルにダイニングテーブルの上に1灯だけ取り付けたスタイリングで撮影です。



①よくある布シェードを付けた場合

シェードの見え方

日本でもよく見かける布シェードを付けた場合は、こんな感じです。
今回はリネン素材の布のシェードを使ったのですが、布から明かりが透けて見える為、ぼんやりとした柔らかい灯りでテーブルを照らす感じになりました。紙のシェードもこんな感じです。

【ご紹介したアイテム】

素敵な布シェードのペンダントライトをご紹介しています。



②ホウロウ(エナメル)のシェードを使うと・・・

シェードの見え方

最近、シンプルなインテリアのお家に人気のホウロウ素材のシェードの、幅があまり広くない使いやすいサイズのものを選んで付けてみました。

ホウロウは電球の光が拡散しないため、写真の様に明かりが拡散せず下向きになり、手元が明るく照らされました。
スポットライトのように、ダイニングの上が明るくなりました。

【ご紹介したアイテム】

主にインダストリアルな北欧スタイルに似合う琺瑯(ホウロウ)のペンダントライトをご紹介しています。



③クリアガラスのシェードでは・・・

照明の見え方

透明なガラスは、シェードを通して明かりが全体的に広がって見えます。

今回使ったシェードは、カッティングがキラキラキレイなタイプ。
なので、カッティングに光が当たってよりキラキラとキレイに輝き、壁にも模様が浮かび上がります。
光が全体的に拡散するため、手元は少し暗めです。

【ご紹介したアイテム】

どんな場所でも使いやすいクリアガラスは、シェードを通したあたたかな灯りが美しく広がります。



④一番驚いた陶器(ボーンチャイナ)のシェード

シェードの見え方

私が一番、意外だったのがこちらの陶器のシェード。

シェードから、とても明るく光がもれているのに、他のものとは違って、手元の部分までもしっかり照らされています。
ボーンチャイナという素材が作り出す特別な灯りです。

【ご紹介したアイテム】

こぼれる明かりを楽しむランプ
Handleオリジナル、真っ白なボーンチャイナのペンダントライト

【ご紹介したアイテム】

真っ白なボーンチャイナのシェードが爽やかなHandleオリジナルのペンダントランプ



⑤シェードに厚みがなく電球が被らないデザインは・・・

シェードの見え方

フレンチスタイルなどで人気の、電球が半分見えている、厚みのないデザインのシェード。
電球がシェードから出ているので、全体的に均等に照らされています。

シェードが被っていない上の部分は光を通さず影になって、壁にシェードの模様が映って見えます。



⑥色が付いたカラーガラスのシェードを被せてみました。

シェードの見え方

シェードの影の形がカラーで壁に映り、なんとも幻想的な空間が出来上がります。
色が付いていますが、シェード自体はクリアガラスと同じなので、同じようにガラスから明かりが拡散して、手元は少し暗めです。



⑦可愛いミルクガラスを取り付けてみると・・・

シェードの見え方

ガラスを通して、柔らかい灯りでダイニング全体をふわっと包み込んでくれる感じです。
ナチュラルなインテリアや和室に似合いそうです。



⑧キラキラ輝くビーズランプは・・・

シェードの見え方

実は、ヨーロッパ製のビーズを使って手作りで作られているので、光の通し方がとてもキレイなビーズランプ。一番キラキラ光っています。
写真を見て頂いて分かるように、幻想的な模様が壁一面に浮かび上がって、とてもキレイです。

【ご紹介したアイテム】

ビーズの陰影が天井や壁に映りこんで、幻想的な雰囲気を演出してくれます。



⑨アンティークの中でも特別なヴァセリンを使ってみました。

シェードの見え方

ヴァセリンのガラスシェードは、アンティークの中でもかなり貴重。
しかも高額なのですが、取り付けてみると、なんとも言えない独特の美しい陰影が映ります。

手元も明るめ。
古いシェードから放たれる灯りはまるでオーロラのような雰囲気です。

【ご紹介したアイテム】

フランスやイギリスから届いた海外らしい優れたデザインのペンダントライトたち。一気に垢抜けた空間を作り上げてくれます。



⑩おまけ・・・シェードなし!コードのみの裸電球では・・・

シェードの見え方

電球が出ているため明かりが360度に拡散して、全体を明るく照らします。



最後に・・・それぞれ比較してみて、感じたこと

こうやって比較してみると色んな照り方をすることがわかります。
正直こんなに違うとは、私もビックリです!

比較してみたものをまとめると・・・


パソコンや文字を書くなど作業をする手元を照らしたい方にオススメ!

②ホウロウ
④陶器(ボーンチャイナ)
⑦ミルクガラス
の3タイプ。

全体に広がらず、スポットライトのような感じで手元を照らしてくれます。
逆に、お部屋全体を照らすように明かりを取り入れたい時にはオススメできません。



お部屋全体をペンダントライトで明るくしたい方にオススメ!

①布シェードタイプ
⑤シェードが電球にかぶらない平べったいタイプ
⑩シェードなしのコードのみ
の3タイプ。

全体に明かりが拡散して、ペンダントライトの周りを明るくしてくれるので出来るだけお部屋を明るくしたいときはこのタイプをお選び下さい。



キラキラと光を楽しみたいペンダントライトはこちら!

③クリアガラスタイプ
⑥カラーガラスタイプ
⑧ビーズタイプ
⑨アンティークガラス(ヴァセリンタイプ)
の4タイプ。

これらは、光がシェードに反射して拡散するので壁や天井をキラキラと美しく魅せてくれます。
トイレや玄関、階段の上部など光を楽しむ場所にオススメです。

逆に光がキラキラするので勉強やパソコンなど作業をするお部屋にはリラックスしすぎて集中が出来ないと思うのでオススメできません。



以上、いろんなシェードで試してみましたが、いかがでしたでしょうか?

今回、試した電球は40Wの白熱球でした。
写真で見るとわかるように、40Wを1灯だけでは部屋全体の明かりを取るのは難しいです。

今回、ご紹介しているようなペンダントライトはあくまでも「光や陰影を楽しむため」「インテリアを楽しむため」補助灯として取り入れて、お部屋全体の明るさはダウンライトなどと組み合わせて下さい!

今回使用したアイテム

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小澤真弓

小澤 真弓

アンティークショップHandle店長

短大卒業後、住宅メーカーで勤務。お客様と話をしているうち、もっと身近なインテリアが提案したくなり、Handleへ。
4人姉弟の長女と言う立場から、気が付くといつもまとめ役。
探求心が強く、いろんなものに興味を持つ性格から、インテリアに関する基礎知識から、家具のこと、さらに住宅のことまで、幅広い情報を配信している。

アンティーク家具Handle
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1903年創業

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