英国老舗家具メーカーらしい職人技が光るG-PLANとは

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  • メニュー1G-PLANってなぁに?
  • メニュー2G-PLANの特徴
  • メニュー3どれにしようかな?G-PLANシリーズのご紹介
  • メニュー4HAndleのG-PLANとは?


G-planって何?G-PLANの歴史 G-planって何?G-PLANの歴史
機械化によって大量生産されたG-PLANの家具PC 機械化によって大量生産されたG-PLANの家具SP

G-PLANとは、1898年創業の英国老舗家具メーカーE.Gomme(イー・ゴム)社が1952年に作った家具ブランドの名前です。

20世紀の初めに、機械化による大量生産の基盤を作っていたE.Gomme社は、戦後の復興の中でいち早く家具を大量生産し、大成功し、1950年代のイギリスで最も大きな家具メーカーでした。

そんなE.Gomme社の創業者の孫、ドナルド・ゴムが、デンマークなど北欧のスタイリッシュな家具のデザインを取り入れて製造を始めた家具がG-PLANです。


産業革命

当時のイギリスは、第二次世界大戦による物資不足を補うため「ユーティリティ・スキーム」と呼ばれる政府の規制の管理下に置かれていて、自由に家具が製作できない時代でした。

それまで英国家具で使われていた高級な木材や美しいデザインは規制され、質と価格を抑えた実用的な「ユーティリティ・ファーニチャー(統制家具)」が普及します。


北欧(スカンジナビア)デザインG-planの部屋1

ユーティリティースキームのために、自由にデザインした家具が造れない英国。

対照的に戦後「北欧(スカンジナビア)デザイン」と呼ばれるスタイリッシュな家具をたくさん作り出したデンマークなどの北欧。

家具のデザイン面でかなり遅れをとってしまった英国ですが、制度が終わった後、E.Gomme社の3代目責任者Donald Gomme(ドナルド・ゴム)は、北欧のスタイリッシュなデザインの家具に影響を受け、シンプルなデザインながら、英国の老舗家具メーカーらしい、持ち前の品質の高い家具作りで、1952年にG-PLANをスタートさせました。


北欧(スカンジナビア)デザインG-planの部屋2、3

「何年もかけてプランを立て、買い足していく家具」と言う願いを込めて付けられた名前「G-PLAN」

ところが、1960年代になると、北欧からのお洒落なデザインの家具に、だんだんと市場を奪われ始めていきます。

この事に危機感を抱いたドナルド・ゴムは、それまでビクトリア時代から続く英国伝統的なスタイルの家具を製造していたE.Gomme社のデザインを一転。


北欧(スカンジナビア)デザインG-planの部屋4

デンマーク出身のインテリアデザイナーであるIb Kofod Larsen(イプ・コフォード・ラーセン)を迎えて、デンマークのモダンシリーズの家具を開発し、G-PLANはロンドンっ子から絶大な人気を得ていきました。

北欧デザインの家具らしい独特のオレンジがかったチーク材を使用した英国老舗メーカーが造る「最高品質」の家具。

その後、発売された「フレスコ」「チーク」「シエラ」シリーズは世界中で販売され、人気を得た「G-PLAN」は今も現役です。


イングランド西部にある「G-Plan Upholstery」というソファメーカーと、スコットランドにある「G-Plan Cabinets」という家具メーカーが今なお、 イギリスを代表するプロダクト「G-PLAN」として存在し続けています。


G-PLANの特徴PC G-PLANの特徴SP
シンプルでクールな北欧デザインG-PLANの家具
G-PLANの特徴1.デザイン力

やっぱりなんと言ってもG-PLANの最大の魅力はデザイン

シンプルなデザインの家具は、どんなスタイルのお部屋にも合わせやすく、すんなり馴染んでくれます。

また、ずっと飽きることなく使い続けることが出来るので、造られてから50年以上経った今も、新鮮で斬新なデザインが人気です。


G-PLANのおシャレなデザインの取っ手とダブ・テーブル
G-PLANの特徴2.品質のよさ

英国老舗家具メーカーだったE.Gomme社が造るG-PLANは、機械による大量生産の家具でありながら、英国家具らしい職人技が見え、年月を経た現代でも、とても丈夫に使うことが出来る品質のよさが自慢です。

例えば、デザインの一部になっているおシャレな取っ手は無垢材を使っていたり、引き出しは「ダブ・テーブル」と呼ばれる、外れない組み方で組んであったり、、昔ながらの英国家具職人の気質が感じられる職人技が光る家具です。


G-PLANトラー(トーラ)&ブラックで揃えたお部屋
G-PLANの特徴3.トータルコーディネートが出来る

「何年もかけてプランを立て、買い足していく家具」と言う願いを込めて名付けられた「G-PLAN」と言う名前。

その名前の通り、同じデザインでお部屋全体がトータルコーディネイトが出来るように、いろんなアイテムが造られてきました。

同じシリーズが見つからなかったとしても、G-plan同士を一緒に組み合わせればOK。お家全体をお揃いでトータルコーディネイト出来ます。


現代の家具とG-PLANについてPC 現代の家具とG-PLANについてSP

最近、北欧デザインのインテリアが人気なので、G-PLANのようなヴィンテージ家具をモチーフにしたシンプルなデザインの家具を、見かけることがあります。
一見、同じようにも見える、現代、造られた家具とヴィンテージ家具の違いについて見てみましょう!


現代の家具の特徴

基本的に北欧デザインのようなシンプルな家具は、木目が強調されないように、木目の中でも柾目という直線部分を使っています。

柾目は、とれる部分が少ないので、家具で使う場合は、チーク材の柾目の部分を薄くスライスして貼る突き板仕上げです。

デザイン上、前板の部分は突き板仕上げのG-PLANですが、構造の骨組み部分には無垢材が使われ、引き出しなども無垢材を蟻組み(ダブ・テーブル)で組んであるので、とても丈夫で壊れにくいです。

G-PLANの家具の特徴

現代、安価で手に入るシンプルなデザインの家具には、紙に木の木目を印刷した「プリント合板」と言うものを使っています。

また、構造体にはベニヤやMDFなどが使われ、もちろん、引き出しも含めて、構造体に本物の木を使われていることは少ないです。

使っている素材の差が金額の差になっています。


どれにしようかな?G-PLANのシリーズのご紹介PC どれにしようかな?G-PLANのシリーズのご紹介SP
G-PLANのシリーズのご紹介1.ここからスタートブランドンシリーズ
G-PLANのブランドンシリーズ

1953年に発表された、G-PLANの始まりデザイン「ブランドン」

直線的でスッキリとしたデザインは、本格的に北欧デザインを取り入れる前に出来上がったもの。

なので、当時の英国家具でよく使われていたオーク材を使って造られている、今では大変希少なG-Planと人気です。

ブランドンシリーズ

G-PLANのシリーズのご紹介2.ピリッとクールなトラー&ブラック
G-PLANのトラー&ブラックシリーズ

1958年に発表された「Tola&Black(トーラ&ブラック)」シリーズ。

アフリカンマホガニーに木目が似ているトラー材と黒い塗装、そして真鍮のゴールドがキラッと輝くコラボがなんともオシャレです。

日本ではBB(Black&Brass)とも呼ばれ、バツグンの存在感で魅了してくれます。

トラー&ブラックシリーズ

G-PLANのシリーズのご紹介3.おしゃれなツートーン、サニーオーク&チャイニーズホワイト
G-PLANのサニーオーク&チャイニーズホワイトシリーズ

ラッカー塗装のホワイトとオーク材の2トーンがカッコいい「サニーオーク&チャイニーズホワイトシリーズ」

「Tola&Black」の兄弟のようなデザインで、同じようにブラックの脚とゴールドの取っ手を合わせたカッコいいデザインが魅力です。

なかなか見つからないめずらしいデザインのG-PLANです。

シエラシリーズ

G-PLANのシリーズのご紹介4.こだわりのデザイン、デニッシュ
G-PLANのデニッシュシリーズ

1962年に発表された「ダニッシュシリーズ」は、デンマークのデザイナーIb Kofod Larsenがデザインしたことで有名です。

サイドボードの四角い取っ手にローズウッドを使用して、質の高い仕上げや職人技を強調したシリーズが生産量が少なく、しかも当時もかなり高級な家具でした。

残っている数も少ないので、かなり希少です。

デニッシュシリーズ

G-PLANのシリーズのご紹介5.素材の良さが感じられるチーク
G-PLANのチークシリーズ

1964年に発表された「チーク」。本当は「ブラジリア」と言う名前が付いているんですが、名前が付いたのが発表されてから4年後の1968年だったため、ブラジリアと言う名前で呼ばれることは少ないようです(笑)

チークの無垢材で作られた巻貝のように丸まった取っ手が特徴的。デザインがシンプルな分、木目の美しさが際立って目立ちます。

チークシリーズ

G-PLANのシリーズのご紹介5.実は、バイカラーなんです。フレスコ
G-PLANのフレスコシリーズ

1966年に発表された「Fresco(フレスコ)」
お部屋の中をトータルコーディネイト出来るようにいろんなアイテムが造られました。

一番の特徴は、取っ手のデザイン。実は、扉や取っ手の部分の色が微妙に濃くなってツートーンカラーに仕上げてあるので、立体感があり、よりオシャレに見えます。

フレスコシリーズ

G-PLANのシリーズのご紹介6.G-PLANの中で人気No.1シエラ
G-PLANのシエラシリーズ

G-PLANの中で、一番販売台数が多かった「シエラ」は1970年代を代表するデザインです。

それまでの丸みを帯びたシルエットからガラッとデザインを変化させ、ブランドンのように直線的なデザインで持ちやすく仕上げた取っ手や、扉のデザインもスッキリです。

脚元も一番ドッシリとした安定感があり、G-PLANの原点に戻ったようなデザインです。

シエラシリーズ

誕生日が記されたG-PLANのラベルのヒミツPC 誕生日が記されたG-PLANのラベルのヒミツSP

G-PLANの家具にはロゴが付いているんですが、このロゴは造られた年代によって少しずつ変化しています。ロゴを見れば、その家具の生まれた年が分かります。


G-PLANのロゴ1.ゴールドのエンボス
G-PLANのロゴ1.初期はゴールドのエンボス

1952年か65年の間に造られたG-PLAN家具は、それまでスタンプだったラベルをエンボス加工して、直接、家具にゴールド色のロゴが焼き付けてあります。

ゴールド色は、当時、高級家具だったことの証です。


G-PLANのロゴ2.ラーセンによる設計
G-PLANのロゴ2.ラーセンによって設計された家具はこのラベル

イプ・コフォード・ラーセンがデザインした家具には、ラーセンのサインとE.Gomme社の社名を刻んだエンボスが入っています。

数がとても少ないので、現代でもファンが多いラーセンデザインのG-PLANは、コレクターが集うくらい人気です。


G-PLANのロゴ3.レッドラベル
G-PLANのロゴ3.よく見かけるのはレッドラベル

ラーセンを迎えたE.Gomme社は、1965年から赤いシールタイプのラベルを使い始めました。

1975年までとなっていますが、実際には80年くらいまで使われていたようです。

シールなので、どうしても剥がれてしまうことも多く、なくなっている場合もあります。


G-PLANのロゴ4.メタリックラベル
G-PLANのロゴ4.キラッと輝く、メタリックラベル!

1975年から使われているのがメタリックラベルです。

文字の部分がゴールド色になって、ちょっと浮かび上がっているデザインは、初期のエンボスのような雰囲気で高級感があります。


G-PLANのロゴ5.一番若い証拠
G-PLANのロゴ5.一番若い証拠が、このラベル

1985年から登場したのがコレ。現在、作られているG-PLANの家具のラベルともよく似ているデザインです。

E.Gomme社としてG-PLANを製造していたのは、ここまで。それ以降は、違う会社が引き継いだため、コレクターの間ではこのラベルも人気のようです。


HandleのG-planとは?PC HandleのG-planとは?SP

Handleでは、イギリスから直接買い付けてきたビンテージ家具を、アンティーク家具専門の職人が、しっかりと丁寧に修復した安心して使える家具のみをお届けしています。


テーブルの塗装
4.モダンなデザインは、意外にも「和室」対応!

G-PLANなどのビンテージ家具は、年代が若くてパッと見た目はキレイなものが多く、リタッチなどで色を付けるだけの販売店も多いですが、Handleでは、天板の塗装も一度、剥離してキレイに再塗装を行っています。

どんなにキレイに見えても、やはり新しいものではありません。また、ビンテージ家具の場合、現代の家具のようなウレタン塗装ではないので、再塗装を行わないと、使っている間に、キズや汚れがより目立ってきます。


テーブルの修復

Handleでは、ビンテージ家具のテーブルは一度、天板の塗装を全て剥離した状態で、シュラックニスを使い、さらにラッカー塗装で仕上げています。

なので、使っていくうちに、気になるキズや汚れなどが付いてきたとしても、再修復することが出来ます


サイドボードの塗装
4.モダンなデザインは、意外にも「和室」対応!

G-PLANなど、質の高い技術で造られたサイドボードなどの箱モノ家具は、比較的、年代が若く、丈夫であることから、クリーニングだけで販売される販売店も多いですが、Handleでは、必ず構造体を確認し、塗装もキレイに仕上げたビンテージ家具のみをお届けしています。

英国の老舗メーカーが造りだす家具だけに、品質はピカイチですが、50~60年以上前に造られたものなので、乾燥などによる割れや引き出しのグラつき、水平などが保たれていないことが多いです。


サイドボードの修復

Handleでは、箱モノ家具と呼ばれるサイドボードやチェストなどの家具は、構造体を全て確認し、必ず水平が取れていることをみて、木部に欠損などがあった場合、きちんと修復を行っています。

さらに、引き出しの中も、蟻組みで組まれている部分がグラグラになっていないかを確認していますので、安心してお使い頂けます。

また、箱モノ家具は、テーブルと違って、水拭きを頻繁に行わないため、本来、ビンテージ家具に施されていた塗装で再塗装を行っています。

昔ながらのシュラック二スを使った後に、ワックスで塗装を行っているので、自然の手触りがして、見た目もツヤツヤで長年使っている間になにかあれば、再修復を行います。



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