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サイドテーブルのおしゃれな使い方、おすすめの選び方
- 水野 友紀子
「テーブル」と聞いてどんなテーブルを思い浮かべますか?
ご飯を食べるためのダイニングテーブル?それとも、リビングで座卓としても使えるローテーブル??
畳の上に座って生活していた時間が長かった日本人にとって、椅子に座って使うテーブルはダイニングテーブルしか思い浮かばないんですが、どこにでも持ち運べていろいろ便利に使えるテーブルがあるんです。
それがサイドテーブル。日本ではあまり使い慣れていないけれど「いつもの生活」をちょっと豊かにしてくれる、サイドテーブルの使い方や選び方についてお話しします。
Handle 水野 友紀子
サイドテーブルとは、ソファや椅子、ベッドなどの横(=side)に置くコンパクトなテーブルのことを言います。
コンパクトと言ってもローテーブルのように背が低いテーブルではなく、椅子に座って使う高さがあるテーブルのことを言います。
日本では家具の種類が少ないので、椅子に座って使うテーブルはご飯を食べるダイニングテーブルがほとんど。
補助的に使うサイドテーブルは、簡易的な構造で造られているものが多いので、おしゃれなデザインのものも種類も少ないんです。
でも最近は、ご新築やリフォームされるお家のリビングでソファを使う方が増えたり、さらにベッドで寝る方が増えてきたことで、背が高いコンパクトなサイズのサイドテーブルを使う方が増えてきました。
例えば、ソファの脇に置いて飲み物や読みかけの本を置く場所として使ったり、ベッドの脇に置いて、携帯の充電器や目覚まし時計、テーブルランプを置くための場所として・・・
サイズがコンパクトなので、いろんな場所に持ち運びができて、さらにいろんな使い方が出来る便利なサイドテーブル。
Handleでは、幅が75cm以下、高さが55cm以上のテーブルのことをサイドテーブルと呼んでいます。
コンパクトなサイズが魅力のサイドテーブルは、お家の中のいろんな場所で大活躍してくれます。
いろんな使い方を見てみましょう。
日本ではソファの前に背の低いローテーブルを置いて使うことが多いんですが、実は、横に置いた方が便利なんです!
ローテーブルの上に置いた場合は、体制を変えないと手が届きませんが、横に置いたサイドテーブルの上だったら、手を伸ばすだけでテーブルの上に置いた飲み物や読みかけの本を取ることが出来るんです。
また、テーブルランプや携帯の充電器置き場としても、とても便利に使えるので、一度、ソファの「前」ではなく「横」に置いてみてください!
ベッドの脇に置いておきたいものって、実はいろいろあるんですよね。
携帯電話、目覚まし時計、さらに眼鏡やリモコン、本を読むためのスタンドライトなどなど・・・
寝たまま手を伸ばすだけで、手に取ることが出来るサイドテーブルは、いろんなものを置いて便利に使う場所として、ベッド脇の必須アイテムです。
家族やお友達が遊びに来て、テーブルが狭い!という時に、テーブルの横にサイドテーブルを置けば、サブテーブルとして大活躍してくれます。
必要な時だけダイニングテーブルの横で使えるサイドテーブルは、女性一人でも気軽に移動が出来るので、普段は別の場所でいろんな用途で使えます。
あえて大きなサイズのダイニングテーブルを選ばなくても、サイドテーブルさえあれば大人数が集まっても大丈夫です!
なんとなくいつも同じように過ごしているお家の中に「魅せ場」を作ってみませんか?
玄関にサイドテーブルを置いてお花を飾ってみたり、リビングに置いて家族の写真を飾ったり、好きな雑貨をディスプレイしてみたり・・・
好きなものを飾る場所を作るだけで、いつものお部屋が違って見える「自慢のコーナー」を作ってみましょう。
椅子と一緒に組み合わせると言っても、ご飯を食べるのとは別に、ちょっと贅沢なお茶の時間を楽しむティーテーブルとして使ってみましょう。
いろんな場所に気軽に持ち運びが出来るサイドテーブルを、いつもと違う場所に運んで、お喋りをしながらお茶するだけで、自宅でサロン気分が楽しめます。
サイドテーブルと椅子を1脚。それだけで贅沢気分です。
壁にピタッと付けることが出来る四角形のサイドテーブルは、自分だけの時間を過ごすためのデスクやドレッサーとして使えます。
使い方は自由自在。お仕事するときのPCデスクにしたり、ミラーを置いて、お化粧をする場所にしたり・・・
コンパクトなサイドテーブルだけで、自分だけの時間が過ごせる大人のデスクが楽しめます。
リビングに置いて、電話台として使ったり、ちょっとした本棚として使ったり・・・
テーブルと言っても使い方次第でおしゃれな収納家具として使えるサイドテーブル。
とても便利にいろんな用途で使えるサイドテーブルを、あなたなりの使い方で、楽しんでみましょう。
日本でサイドテーブルと呼ばれる背が高いコンパクトなテーブルは、ヨーロッパで「オケージョナルテーブル」と呼ばれています。
「occasional(オケージョナル)」とは「時折」という意味。「時折、なにかあった場合でも、臨機応変に便利に使える」という意味を持つ、いろんな場所で使える使い勝手のいいテーブルのことです。
便利に使える小ぶりなテーブルは、全て「オケージョナルテーブル」と呼ばれるので、オケージョナルテーブルと呼ばれるテーブルにいろんな形のものがあり、呼び方も、使い方も様々です。
例えば、お茶するときに使えば、ティーテーブル、同じ形でもワインを飲むときに使われたものはワインテーブル、パブで使われていたものはパブテーブル・・・
こんな風にいろんな呼び方をされますが、女性が1人で簡単に移動できるくらいの大きさで、いろんな場所で便利に使える小ぶりなテーブルは、全てがオケージョナルテーブルと呼ばれるサイドテーブルです。
ヨーロッパと違い、畳に座って生活していた日本では家具の種類が少ないので、椅子に座って使うテーブル=ダイニングテーブルが主流。
サイドテーブルはあまり使い慣れていないんですが、便利に使えるサイドテーブルにはめずらしいデザインや、美しいフォルムのものがいろいろあります。
特にヨーロッパのアンティーク家具の中には、美しいものがたくさんあり、自分流の使い方でいろいろ楽しめます。
いろんな種類のサイドテーブルを見て、自分に合う、使いやすいものを見つけてみましょう。
サイドテーブルと呼ばれている「オケージョナルテーブル」は、形や使い方で呼び名が変わります。
代表的な形のオケージョナルテーブルの種類をご紹介するので、それぞれの特徴を見て、自分に似合うものを選んでみましょう。
ティータイムでお茶を楽しむために造られたティーテーブル。
お茶をするためだけに造られたテーブルなので、コンパクトで使いやすいサイズの割に、とても凝った装飾を施されていたり、美しい杢目が使われているものが多いです。
テーブルは、天板と脚だけの家具なので、やはり一番目立つ部分は天板です。
ティーテーブルの天板は、美しい象嵌や彫、希少な杢目だけを使ったものなど、手をかけて作り出された凝ったものばかりです。
上から見た時、天板の形が美しいものも多いです。
丸形や四角形はもちろん、曲線を使っていろんな形に優雅にカットされたデザインなどフォルムだけ見ていても優雅なものがいろいろあります。
脚のデザインに注目してみると、とても凝ったデザインのものが多いです。
猫脚と言われるカブリオールレッグはもちろん、細くて華奢なテイパードレッグ、挽き物細工が美しいツイスト脚など、手作業だから造れた美しいシルエットの脚のデザインがいろいろあります。
ワインを楽しむためだけに作られたワインテーブルと呼ばれる、小ぶりで持ち運びが便利な小さなテーブル。
ワインの入ったボトルとワイングラスが乗るくらいのコンパクトさが魅力の贅沢なテーブルは、片手で持ち運びが出来るくらい軽いものが多いです。
ワインテーブルの脚は、トライポッドと呼ばれる、1本の支柱から3本の足が出ているデザインのものが多く安定感があります。
いろんなワインテーブルを見つけますが、同じように見えて、実は天板の形が違っていたり、トライポッドの足先のデザインがいろいろだったり・・・
小さくても高級感たっぷりの脚のコンパクトなテーブルは、スペースがない方でも気軽に楽しめます。
めずらしい2本脚のタイプ。天板の形も丸形やオーバル型、八角形などいろいろです。
とても軽いワインテーブルは、いろんな場所に運んで気軽に使えるサイドテーブルです。
ドラムテーブルと呼ばれるとても可愛いデザインが人気のサイドテーブルを時々、見かけることがあります。
名前の通りドラム(小太鼓)に脚が付いたようなデザインで、ワインテーブルに形は似ていますが、少しサイズが大きめ。
天板に厚みがあり、引き出しがついているものが多いです。
グルっと360度、どこから見ても美しいデザインが人気のサイドテーブルです。
基本は丸い形ですが、まれに八角形の形をした天板もあります。
また、天板は革張りになっているものがほとんど。高級感があります。
天板を折り畳んでコンパクトに出来るフォールディングテーブル。
折りたたんでしまえば、場所をとらずに収納でき、必要なときに出して使うことができます。
アンティーク家具のフォールディングテーブルは、折り畳んでも自立して立っているものが多いので、立てたまま収納できる優れものです。
天板だけをパタンと畳む構造になっているティルトップテーブルは、とても人気でなかなか手に入りません。
横から見た時、まるで蝶々(Butterfly)が羽を広げるように見える、バタフライテーブルと呼ばれる折り畳み式のサイドテーブル。
使い方に合わせて、3通りの大きさで天板の大きさが変わるので、いろんな使い方が出来ます。
バタフライテーブルはドロップリーフテーブルとも呼ばれます。
天板の左右に垂れている(drop)、2つの垂れ板(Leaf)を持ち上げて固定することで、天板を大きくしたり小さくしたりすることが出来るテーブルです。
機能的で安定感もあるので、特に日本の方に人気の折り畳み式テーブルです。
片方の天板だけを閉じて、壁に付けて使うこともできます。
大きく広げれば、読書やお茶を飲むテーブルとしてもピッタリ。
パブテーブルとは、イギリスの伝統的な公共酒場パブで使用されていたテーブルのことで、天板は木製、脚がアイアンで作られています。
18世紀から19世紀にかけて発達したパブは、現在、サッカーやラグビーなどのスポーツ観戦を大型スクリーンで友人と楽しむ場所としても人気です。
パブの床を水で掃除する際、テーブルの脚が腐らないようにとアイアンで造られた脚はフォルムが美しく、重いので安定感があります。
お部屋の中だけでなく、テラスやガーデンテーブルとしても人気です。
アイアンで造られた見た目が美しいパブテーブル。いろんな場所に似合います。
一本足でもアイアンなので重さがあり安定しています。
ちょっとめずらしい大・中・小3サイズのテーブルが入り子になっているネストテーブルと呼ばれるサイドテーブル。
その姿が、まるで巣(ネスト)のように見えることから、ネストテーブルと呼ばれています。
1台ゲットしただけで、もれなく3台付いてくる、なんだかお得な気分になれるネストテーブルは、いろんな使い方が出来ます。
3台をバラバラにいろんな場所で使うのはもちろん、一つにまとめて、脚の美しさを楽しみながら使うことが出来る、収納場所にも困らない便利に使えるサイドテーブルです。
3台重ねると、美しい脚線美にうっとり・・・。
バラバラにも使えるお得な気分のテーブルです。
コンソールテーブルとは、壁に付けて置く装飾用のテーブルのことです。
テーブルと言っても他のテーブルとは違って、実用的に使うのではなく「飾るため」のテーブル。
玄関やリビングなど、人の目につきやすい場所でお花や写真などを置いて飾るために使われることが多いテーブルです。
壁にピタッと付けて使える四角形やハーフムーン型のものが多いコンソールテーブル。脚の位置にもよりますが、デスクとしても使える便利なテーブルです。
本来、実用的に使う家具ではないので、なくても困りませんが、とても華やかな雰囲気を作ってくれるオススメのテーブルです。
実用的に使うのはもちろん「魅せ場」を作ってくれるテーブルです。
奥行きがないものが多いので場所をとらず、デスクとして使うのにも便利です。
先日お願いしたティーテーブルが先ほど届きました。ずっとずっと欲しくて探していた形なのでとても嬉しかったです。
さっそくお気に入りのティーセットをおいて写真撮影をしました。
ティーテーブルの配置はもうしばらく悩もうと思っています。ひょっとしたらランプテーブルになるかもしれません。楽しい悩みです
脚のデザインが美しいティーテーブルはベットサイドテーブルとして使います。
チョコレート色のマホガニーがぐっと落ち着いた雰囲気でシンプルで好きです。
これからうちの子になった家具たちを大切にしていきます。
コンソールテーブル無事到着しました!早速、リビングに置いてあるチェスト横に設置しました。
この素敵なテーブルを製作した職人、テーブルを使用したと思われるフランス人に思いを馳せて大切に使用したいと思います。
本日、注文の商品が無事届きました。早速中身をチェックして、とりあえず寝室へ。まだ定位置は決まりませんが、
あっちこっち(といっても狭いので)注意しながら動かしています。
テーブルは軽くスイスイ、意外と椅子が重いです(笑)想像以上に高級感があって、洋書スタイル?に近づいたような気がして嬉しいです。
予想より小ぶりでしたが、メンテナンスはされてるので、きれいです。
玄関のコンソールとして、または、リビングでコーヒーテーブルとして利用する予定です。
普段はダイニングテーブルの横で使って、お庭をみながらくつろぎたい時、リビングに移動させて楽しんでいます。
女性一人でも移動が出来るので、あっちこっちで大活躍です。
天板の形の違いで、サイドテーブルの使い方が変わってきます。
お茶をする時や、見せ場を作りたいときは曲線ラインの丸形、壁に付けて使いたい方は四角形という感じで、天板の形から選んでみましょう。
角がなくふんわりとやわらかい印象の丸型のサイドテーブル。
四角形と比べて場所をとり、同じサイズでも手狭に感じることがあります。
角がないので壁に付けて使うことができませんが、柔らかい印象が人気です。
どんな場所でも使いやすいのが四角形のサイドテーブル。
スペースに無駄がなく、空間を有効活用できるのが魅力です。
ソファやベッドの横や壁にもピタッとくっつけて使うことが出来ます。
ビターチョコレートのような濃いこげ茶色。それがHandleの「チョコレート色」の家具です。
お部屋に置いた時のドッシリと落ち着いた重厚感漂う雰囲気は、ほろ苦いチョコのような大人の雰囲気です。
ほろ苦さが残る香ばしいカラメルソースのような、 ちょっと濃い茶色。それがHandleの「カラメルソース色」の家具です。
落ち着いた色なんだけれど、濃すぎないカラメルソース色は、美味しく出来上がったカラメルソースのように、みんなが好きな茶色です。
ほんのり赤みを帯びた茶色がHandleの「アップルパイ色」の家具です。
今では手に入らない本来マホガニー材と呼ばれていた木材が持っていた赤みを帯びた茶色は、 美味しく焼けたアップルパイのような、程よい色が人気です。
玉子をたっぷり使った、 甘いカスタードクリームのような、 明るい茶色がHandleの「カスタード色」の家具です。
ナチュラルな雰囲気や、シンプルなお部屋が好きな方におススメの色です。
ドッシリと落ち着いた雰囲気の英国アンティークスタイルのサイドテーブル。
堅くて丈夫なオーク材を使ったツイストやバルボスレッグなど、手の込んだ挽きもの細工を使った脚のデザインが特徴的です。
重厚感があり脚のデザインもとても個性的。和室にもよく似合います。
気品漂う上品な雰囲気の英国クラシックスタイルのサイドテーブルは、使われている素材の美しさを最大限に楽しむため、シンプルなデザインで仕上げられています。
マホガニー材やウォルナット材など、木目が美しい高級木材を使用した天板は、現代では手に入れることが出来ない美しい杢目が自慢です。
優雅で華やかなフレンチエレガントスタイルのサイドテーブルは、女性らしく曲線的なフォルムが特徴的です。
一番の特徴は「猫脚」と呼ばれるフレンチカブリオルレッグの曲線脚。
天板はパーケットリーと呼ばれる寄せ木細工で美しい幾何学模様が描かれているものも多く、優雅な時間が楽しめます。
シンプルでオシャレな北欧スタイルのサイドテーブルは、1960~70年代に作り出されたチーク材を使ったビンテージ家具のデザインが多く使われています。
直線的でスッキリとしたクールな中に、あたたかみが感じられるデザイン性の高いサイドテーブル。
G-PLANやアーコールなどのヴィンテージ家具も人気です。
可愛い雰囲気のナチュラルカントリースタイルのサイドテーブルは、パイン材で作られたものが多く、独特の風合いが特徴的です。
ペイントされているものも多く、素朴でナチュラルな雰囲気が好きな方におススメです。
Handleでは、アンティーク風の新品の家具から、イギリスやフランスで直接買い付けてきたアンティーク家具まで、いろんなデザインのサイドテーブルを揃えています。
日本最大級の在庫量の中から、きっと、お好みのサイドテーブルを見つけて頂くことが出来ます。
お客様のご希望に合わせて、ピッタリの高さにサイドテーブルの脚をカットしてからお届けしています。
専門の職人がしっかり水平をとってカットし、あなたの使い方に合わせてピッタリの高さに合わせてお届けするので、ご希望の高さをお知らせください。
いろんな悩みに合わせて専門のアドバイザーがご提案します。
新築やリフォームの方は、図面に合わせてご提案も出来ますので、お気軽にご相談ください。
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水野 友紀子
空間スタイリスト。
アンティークショップHandleバイヤー。大学で小さい頃から好きだった化学実験が出来る薬学を専攻。薬剤師となり、製薬会社で研究職に就く。 結婚を機に、休日は嫁ぎ先の老舗家具屋の手伝いをすることに。
家具のことを学びながら、そこで得た知識と固定観念にとらわれない主婦目線での女性らしい提案が、お客様に喜んでもらえることが嬉しくなり、薬の研究を辞め、インテリアの研究に没頭することを決める。
アンティーク家具に出会い、それまで知らなかった世界に感動。 家具やインテリアに対して伝えたいことや、自らが買い付けてきたアンティークに対する想いを「買い付けうらばなし」や「まいにちハンドル」に綴り、日々配信中。
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