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失敗しない!おしゃれなダイニングテーブルの選び方
- 水野 友紀子
ダイニングテーブルは毎日使う家具。しかも、面積が大きく存在感があるので、選ぶ時に悩む方が多い家具No.1です。
しかも、最近のお家には、和室や客間を造らないことが多いので、遊びに来たお友達やお客様をダイニングでおもてなしすることが多くなりダイニングテーブル選びを重要視する方が増えています。
大きくて場所が必要な家具だけに、しっかりポイントを押さえて、素敵なダイニングテーブルを選んでみましょう
Handle 水野 友紀子
ダイニングテーブルとは、食事を食べる時に、椅子と一緒に使うテーブルのことを言います。
日本では、畳の上に座って、大きな座卓を囲んでご飯を食べるお家が多いんですが、座って使う背が低いテーブルはローテーブルと呼ばれます。
使う人数によって、幅や奥行きは変わりますが、Handleでは幅が75cm以上、奥行きが65cm以上、高さが55cm以上のテーブルをダイニングテーブルと呼んでいます。
テーブルを選ぶ時、やっぱり気になるのがサイズ!2つの決め方があります。
1つ目はテーブルを使う人数を考えてサイズを決める方法。2つ目は、お部屋の広さに合わせてサイズを決める方法です。
どちらも重要なので、サイズ選びのポイントを押さえて、ちょうどいいサイズのダイニングテーブルを選んでみましょう。
まず、一人が食事をするのに必要なスペースを頭に入れておきましょう。
基本は、幅60~80cm、奥行き35~50cmです。
横に人が並んだ時の幅は、
60~80cm×2人=1m20cm~1m60cm
60~80cm×3人=1m80cm~2m40cm
また奥行きも同じように
35~50cm×2人=70cm~1m
が必要なサイズという風に考えると、分かりやすいです。
もちろん、お部屋の広さや使い勝手などを考えて、もっとサイズアップをするのはOK! まずは、ここを基準に、ダイニングテーブルの大きさを考えて選んでみましょう。
一番人気の4人掛けサイズは幅が1m20~60㎝。詰めれば5~6人座れます。
6人掛けで一番多いのは、1m80cm。最低でも、1m60cm以上幅があるテーブルが必要です。
テーブルのサイズを考えた時、気になるのはお部屋に置いた時の大きさ。「お部屋が狭くならないかな?」と不安に思う方が多いんです。
ダイニングテーブルは、椅子と一緒に組み合わせて使うので、必要なスペースを考える際、テーブルの大きさだけではなく、椅子をひいた時や、座っている人の後ろを人を通る際のスペースも一緒に考える必要があります。
まず、椅子に座ったり立ったりするために必要なスペースは、テーブルの端から約60cmです。
なので、テーブルを置く際、テーブルの大きさ+60cm以上が必要です。
向かい合って座る場合、60cm×2=+1m20cm以上のスペースをテーブルの大きさにプラスして配置しましょう。
また、椅子に座った際、テーブルの端から約40cmが必要になります。
その後ろを人が通る場合、60~90cmが必要になるので、椅子に座った人の後ろを人が通る場合、テーブルの端から1m~1m30cm以上スペースを空けるようにしましょう。
同じお部屋でも、ダイニングテーブルの大きさが違うと、お部屋の広さの感じ方が違います。
一般的にどこにでもある6畳間に、大きさや形の違うダイニングテーブルを置いて、具体的にどれくらいのスペースが残るか見比べてみましょう。
部屋の広さからテーブルの大きさを考えた時、意外と重要なポイントが形。
ほぼ、同じ面積の丸形と長方形のテーブルを置いた場合、椅子を4脚並べると、椅子をひくスペースが必要になるので、丸形の方がより広いスペースが必要になってきます。
また、長方形の場合は、角を壁に付けることが出来ますが、丸形の場合、付けることが出来ず、人が座るスペースも必要になるので、どうしても広いスペースが必要になり、狭いお部屋を有効活用させたい方には、長方形がオススメです。
また、丸形はテーブルの上はデッドスペースが多くなる分、長方形と比べると手狭に感じやすいです。
ただ、見た目の可愛らしさでいうと、やっぱり人気は丸形!広さが十分確保できる方は、見た目を優先させて丸形を、スペースを有効活用させたい方には長方形がオススメです。どちらを優先させたいかを考えてダイニングテーブルの形を選んでみましょう。
丸型のダイニングテーブルはコチラから >>
長方形のダイニングテーブルはコチラから >>
一人~二人暮らしの方におススメのサイズは、幅が1m20cm以下のコンパクトなダイニングテーブルです。
奥行きは、一人暮らしの場合で50cm以上、2人で向かい合って使うのであれば、普通のテーブルと同じように70cm以上のものを選びましょう。
どのテーブルもきれいに修復されていてステキで、迷いましたが、天板の色あいで決め、一緒に椅子も2脚購入しました。
リビング、ダイニングの中で抜群の存在感です!
福井まで見に行った甲斐がありました。満足感がハンパないです。
2人で使うのにちょうどいい大きさで、使い勝手も抜群です。
ダイニングテーブルで一番、人気があるサイズが1m20cm~1m60cmです。
一戸建ての方はもちろん、アパートやマンションにお住まいの方も、家族みんなで囲める4人掛けテーブルです。
いろんなデザインの椅子を組み合わせて楽しんでいます。
来客があった時、みんなでテーブルを囲んで楽しい時間を過ごすことができました。
6人以上の大人数で囲みたい方には、1m60cm以上のダイニングテーブルがオススメです。
大家族にはもちろん、ホームパーティーやお家サロンで使いたい方、スペースがある方に人気です。
椅子が6脚揃って、やっと食堂テーブルセットが完成しました。
みんなで囲める満足するダイニングが出来ました。
なかなかサイズが決まらない方には、天板が伸び縮みしてサイズを変えることが出来る伸長式のテーブルがオススメです。
生活スタイルが変わっても、簡単にサイズを変えることが出来るので、とても便利に使えます。
エクステンションテーブルとは、天板を2つに分けて、付属の天板部分を付け足すことでサイズを大きくすることが出来るテーブルです。
真ん中で分けるもの、片側に追加するものなどいろんな形があり、脚の間も、広がるものと固定されたままのものがあります。
エクステンションテーブルはコチラ >>
ドローリーフテーブルとは、天板の下に収納されている小さな天板を引っ張りだすことでサイズを変えることが出来るテーブルです。
左右、どちらかだけを引っ張り出して使っても安定感があるので、3タイプの大きさで使うことが出来ます。
ドローリーフテーブルはコチラ >>
バタフライテーブルとは、ドロップリーフテーブルの中の一つで、折り畳み式のテーブルのことを言います。
もともと横に垂れている天板を引き上げて固定することでサイズを大きくすることが出来ます。
バタフライテーブルはコチラ >>
ゲートレッグテーブルとは、バタフライテーブルと同じように垂れている天板を引き上げて固定することでサイズを大きくするドロップリーフテーブルの一つです。
橋げた(ゲート)のように左右に開いて固定させるので、脚の本数が多いデザインです。
ゲートレッグテーブルはコチラ >>
テーブルの形でお部屋の雰囲気もスペースも大きく違ってきます。
デザイン優先の方は丸形、使い勝手を優先するなら四角形。どちらがお好みですか?
角がなくふんわりとやわらかい印象の丸型のダイニングテーブル。
面がないため、どの場所に座っても全員の顔が見えるので自然と会話も弾み、コミュニケーションが取りやすいのが特徴です。
ただ、角がないため壁につけて使うことはできず、天板も四角型に比べてムダにスペースをとるので、同じサイズでも長方形と比べて手狭に感じます。
丸型のテーブルはコチラ >>
一般的でどんな場所でも使いやすい四角形のダイニングテーブル。
ムダなスペースが出来ないので、空間を有効活用でき、どんな場所にも置きやすい所が魅力です。
四角型のテーブルはコチラ >>
木材には、木目や色など、それぞれにいろんな特徴があります。
テーブルは天板がメインで木目が使い目立つ家具なので、お気に入りの木材が決まっている方は、木材からテーブルを選んでみましょう。
堅くて木肌の色がとても濃い茶色のウォルナット材のテーブルは、狂いが少なく、反りやねじれがないのが特徴です。
世界の三大銘木の中の一つで、たくさんの方から愛される木です。
耐久性が高く、害虫にも強いオーク材のテーブル
もともと英国のアンティーク家具には北海道産のナラ材が使われていました。虎斑と呼ばれる荒々しくカッコいい木目が人気です。
オーク材のダイニングテーブルはコチラ>>
オイルを含んでいて水に強いチーク材のテーブルは、主張がなく、どんなお部屋にも合わせやすい杢目が特徴的です。
薄くスライスして家具の表面に突板として用いられることも多い木材です。
チーク材のダイニングテーブルはコチラ>>
今は楡材とも呼ばれるエルム材のテーブルは、優しい木目が特徴です。
明るめの木肌は、ナチュラルな雰囲気や北欧スタイルのシンプルな食卓のテーブルによく似あいます。
エルム材のダイニングテーブルはコチラ>>
あたたかい木肌のパイン材のテーブル。一番の特徴は「節」です。
柔らかい木なので傷がつきやすいのですが、その分、簡単に直せて手触りも柔らかく、修理しながら使い続けられるところが魅力です。
パイン材のダイニングテーブルはコチラ>>
加工がしやすく、耐久性の高く赤みを帯びた美しい木肌のマホガニー材のテーブル。
現在は、本来、マホガニー材と呼ばれた木材の輸出入が禁止されているため、アンティーク家具でしか手に入らない貴重なものです。
マホガニー材のダイニングテーブルはコチラ>>
同じ木で造られていても、家具にしたときの塗装が違うと取り扱い方やメンテナンスの仕方が違います。
特にダイニングテーブルは、毎日、天板を使う家具。だから、塗装の違いや特徴を知って、自分に合うものを選びましょう。
そもそも・・・
木で造られているように見えるダイニングテーブルの天板ですが、実は、本物の木ではなくプリント合板と呼ばれる、紙に木目をプリントされたものを使われているものがあります。
天板がプリント合板の場合、素材は紙なので、そのまま使って剥がれてしまうのを防ぐために、表面に分厚い化学的な塗装を行い塗膜を作ります。
本物の木で造られている天板は無垢板と突き板に分かれます。無垢板とは、厚みのある1枚の板のことで、突き板とはスライスした板のことです。
無垢板の場合、そもそもが木の板なので、どんな塗装を行っても大丈夫ですが、突板の場合、ツキ板の厚みによって、使える塗装の種類が違います。
一般的なテーブルの塗装は、ウレタン塗装やラッカー塗装と呼ばれる化学的な塗料をテーブルの天板に吹き付けて塗膜で覆う塗装です。
木の表面を分厚い化学的な塗料の塗膜で覆い、木が呼吸するのを止めてしまうので、木の質感はありませんが取り扱いはラクです。
・キズや汚れがつきにくい。
・木の反りや割れが起こりにくい。
・キズや汚れが目立つ。
・キズや汚れの修理が出来ない
・本来の木の質感がない。
植物性のオイル(油)を木に染みこませ、内部に浸透したオイルが固まることで塗膜のようになる仕上げ方のことを言います。
木の本来の風合いをそのまま生かし、木が呼吸している状態なので、木の質感を大切にした無垢材を使った家具に使われます。
・手触りや質感が良い。
・木の風合いを楽しめる。
・吸湿効果がある
・傷や汚れが目立たない
・自宅でメンテナンス出来る
・キズや汚れがつきやすい。
・反り割れが起こる場合がある。
・定期的にオイルを塗る必要がある。
・アルコール消毒できない。
一般的な新しい家具とは違い、アンティーク塗装は、自然素材のシュラックニス で塗装を行い、ワックスを塗って塗膜を作ります。
木が持つ本来の風合いが楽しめ、使うごとに自然な色艶が出てくるのが特徴です。
・手触りや質感が良い。
・木の風合いを楽しめる。
・吸湿効果がある。
・自然な色艶が楽しめる。
・キズや汚れを修復できる。
・キズや汚れがつきやすい。
・反りや割れが起こる場合がある。
・定期的にワックスを塗る必要がある。
・アルコール消毒できない。
Handleでカスタード色と呼んでいる甘いカスタードクリームのような明るい茶色のダイニングテーブル。
ナチュラルな雰囲気や、北欧スタイルのダイニングルームを作りたい方にオススメの色です。
Handleでアップルパイ色と呼んでいる、ほんのり赤みを帯びた茶色のダイニングテーブル。
明るすぎず、濃すぎないちょうどいい茶色は、色選びに悩み過ぎた方におススメの茶色。どんな部屋にも似合います。
Handleでカラメルソース色と呼んでいる、ほろ苦さが残る香ばしいカラメルソースのような、ちょっと濃い茶色のダイニングテーブル。
落ち着いた雰囲気の誰もが好きな茶色は上品なダイニングルームを作ってくれます。
Handleでチョコレート色と呼んでいる、ビターチョコレートのような濃いこげ茶色のダイニングテーブル。
ドッシリと落ち着いた重厚感漂う大人のダイニングルームを作りたい方におススメの色です。
ダイニングテーブルは、脚と天板だけのシンプルな家具です。それだけにを選ぶ際、天板と同じように脚も重要。
脚の本数やデザインなど、脚だけでもそれぞれに違いがあって面白いんです。脚に注目して、自分好みのダイニングテーブルを選んでみましょう。
2本脚のダイニングテーブルには、脚の強度を増し、ゆがみを防ぐために2本の脚の間に貫(ぬき)が入ってT字型になっているものが多いです。
脚がテーブルの中央にあるので、椅子が出し入れしやすく、また角に脚がないので椅子を引かなくても出入りが出来るのでお部屋が狭い方にもおすすめです。
・脚が中央にあるので四隅が空く。
・角から出入りが出来る。
・ベンチが置きやすい。
・貫に脚を置くことが出来る。
・横に座る時、脚がジャマになる。
・二本脚なので、デザインが少ない。
ダイニングテーブルで一番多い4本脚。4本の脚で支えられているので、安定感があります。
数が多いので、いろんなデザインのダイニングテーブルがあり、たくさんの中からお気に入りを探し出すことが出来ます。
・安定感がある。
・四方面から椅子が入る。
・デザインが豊富
・椅子を引くための広さが必要。
・角に座ることができない
・大きなベンチが収納できない
脚が4本以上ある多数脚のダイニングテーブルは、主に伸長式テーブルで使われることが多く、とっても個性的。
パッと目がいくデザインで、人とは違ったオシャレなダイニングテーブルが使いたい!という方におススメです。
・脚がオシャレ
・個性的なデザイン
・脚の位置で座る場所が決まる。
・座る人数が限られる。
・脚の数だけお掃除が増える。
現在、日本で造られるダイニングテーブルのほとんどは、ロットを組んで同じものを大量に製造ラインで造ります。
なので、脚のデザインは丸棒や角棒、太さなどに違いはありますが、まとめて同じものが造れるよう、デザインはシンプルなものがほとんど。
テーブルは天板と脚だけで造られている家具なので、シンプルで直線的なデザインのものはそんなに違いがなく、同じように見えてしまい、どのテーブルを選んでも同じと思われる方が多いようです。
それに比べて、英国やフランスのアンティーク家具の脚は、長い時間をかけて作り出された個性的で美しいデザインが多いので、アンティークを模した新しい家具も含めて、いろんな脚のデザインの中から自分の好みを選ぶことが出来ます。
家具の足は、足の付け根から足首までの「脚」が「レッグ(Leg)」、「足先」が「フット(foot)」と区別され、いろんな形のレッグとフットを掛け合わせてデザインされています。
例えば、龍が珠を掴んでいることから幸運を掴むデザインとして人気のクロウ&ボールや、クイーンアン時代に生まれたパッドフットと呼ばれるゴルフパッドのような足先。
さらに、ハイヒールを履いたようなフレンチカブリオールと呼ばれる足先はフランスの家具でよく見かけます。
レッグのデザインにもいろいろありますが、やはり「猫脚」と呼ばれる女性らしいカブリオールレッグは一番人気です。
また、逆でスッキリと直線的なテーパードレッグは、現代の家具の前身になったデザインです。
さらに、英国アンティークらしい重厚なデザインのダイニングテーブルで人気のバルボスレッグやツイストなど、脚のデザインだけ見ていても、いろんなものがあり、どれも個性的です。
テーブルは天板と脚だけのシンプルな家具。でも、大きさが大きいだけに存在感が大きいので、脚のデザインに注目してテーブルを選ぶこともオススメです!
天板と脚だけのテーブルですが、特徴あるデザインのものを分けてみると、実はインテリアのスタイルによって、大きく異なります。
自分の好みのインテリアスタイルが決まっている方は、ココから決めましょう。
重厚感が漂う英国アンティークスタイルのダイニングテーブルは、濃いチョコレート色で堅くて丈夫なオーク材が使われているものが多いです。
脚は、ツイストやバルボスレッグなど、手の込んだ挽きもの細工を使ったデザインが特徴的です。
上品で気品が漂う雰囲気の英国クラシックスタイルのダイニングテーブルは、使われている素材の美しさが最大限に楽しめるシンプルなデザインが特徴的です。
マホガニー材やウォルナット材など、現代では手に入れることが出来ないような美しい杢目の天板のテーブルと一緒に、上質なダイニングルームが楽しめます。
優雅で華やかなフレンチエレガントスタイルのダイニングテーブルの一番の特徴は「猫脚」と呼ばれるフレンチカブリオルレッグの曲線脚。
天板はパーケットリーと呼ばれる寄せ木細工で美しい幾何学模様が描かれているものが多く、エレガントで優雅な食事の時間が楽しめます。
フレンチエレガントスタイルのダイニングテーブルはコチラ >>
シンプルでオシャレな北欧スタイルのダイニングテーブルは、1960~70年代に造られたビンテージ家具のデザインが多く使われています。
直線的でスッキリとした雰囲気の中にあたたかみが感じられるデザイン性の高いダイニングテーブルは、シンプルなお部屋で心地よい暮らしがしたい方におススメです。
ほっこりとした木のぬくもりが感じられるナチュラルスタイルのダイニングテーブルは、パイン材で作られたものが多く、天板に節が出てくるのが特徴です。
ポコポコっとしたとっても可愛い挽き物細工の脚のデザイン。ナチュラルで可愛いダイニングが好きな方におススメです。
ダイニングテーブルと必ず一緒に使うダイニングチェア。椅子の組み合わせでダイニングルームの雰囲気もゴロっと変化するので、テーブルを選んだ後、今度は椅子選びを悩む方も多いんです。
組み合わせを考えて、自分流で個性が光るオシャレなダイニングセットを楽しんでみましょう。
まずは王道。テーブルとお揃いの椅子を選んでみましょう。
冒険したくない正統派の方には、やっぱりベーシックな組み合わせがオススメです。
テーブルと椅子の間違いない組み合わせで定番のダイニングが出来上がります。
ちょっと冒険したい方は、椅子のスタイル、もしくは色を変えてみましょう。
例えば、英国アンティークスタイルのテーブルにクラシックスタイルの椅子を組み合わせてみたり、フレンチスタイルのテーブルに英国スタイルの椅子を組み合わせてみたり・・・その際、色をお揃いにすることがポイント!
色は変えず、スタイルだけ変える、または、色を変えて椅子のスタイルはそのままに・・・と一部だけを変えることでメリハリが出て、変化のあるダイニングセットが出来上がります。
好きなダイニングテーブルが決まり、さらに好きな椅子がある方は、思い切って組み合わせてみましょう!
テーブルと椅子の色やスタイルがバラバラでもOK!意外に似合います。
その際のポイントは2つ。1つ目は椅子のスタイルだけは合わせること。テーブルとのスタイルはバラバラで構わないので、椅子のスタイルを統一させるといい感じに組み合わせることが出来ます。
2つ目は徹底的にバラバラにすること!色もスタイルもバラバラで組み合わせることで個性が出てきて、オシャレなダイニングセットが完成します。
英国アンティークスタイルでテーブルと椅子をお揃いにしたダイニング。重厚感たっぷりの重厚なダイニングの完成です。
椅子を英国クラシックスタイルに変えて組み合わせてみました。軽やかさがプラスされたオトナのダイニングに変化しました。
いろんな形のナチュラルな椅子をセレクトして組み合わせてみました。重厚感のある落ち着いたテーブルがオシャレな雰囲気のダイニングに大変身です。
フレンチスタイルのテーブルと椅子をお揃いにしたダイニング。猫脚の曲線が女性らしい優雅なダイニングの完成です。
重厚感あふれる英国アンティークスタイルの椅子に変えてみました。落ち着いた男らしさがプラスされたダイニングに変わりました。
いろんな形のベントウッドチェアに組み合わせると、エレガントさが消えて、一気にオシャレ感が漂うダイニングが完成です。
G-PLANのテーブルと椅子を組み合わせた間違いのない北欧ビンテージスタイルのダイニング。カッコよく決まりました。
同じ北欧スタイルのアーコールチェアに変えて、色をバラバラにしてみました。スタイルは同じで色を変えて、ちょっと軽い雰囲気になりました。
ナチュラルスタイルの椅子をいろんな形&色で組み合わせてみました。クールだったダイニングが一気に可愛らしさがプラス。ナチュラルな食卓の完成です。
ダイニングテーブル&椅子が決まった!と思った時に、うっかり見落としがちなのが、高さです。実は、テーブルの高さとイスの座面の差尺はとても大切。
居心地の良いダイニングを作るために適切な差尺のポイントを押さえておきましょう。
通常、テーブルの天板と椅子の座面までの差尺は28cm~30cmが適切です。
もちろん個人差はありますが、食事や作業が一番しやすい高さです。
差尺が33cmの場合、差尺が大きいのでチェアの高さが低く腕を上げながら食事をする体制になってしまいます。
そして、差尺が小さく22cmの時です。
チェアの座面が高いので、顔からテーブルまでの距離が遠くなってしまいます。
この姿勢だと食事や作業をするとき前かがみになって、姿勢が悪くなります。
そもそもダイニングテーブルが誕生したのは、エリザベス1世(1558~1603年)が王位に就いた頃。
人々の暮らしが安定したことで、主人やその家族たちと一緒に住んでいた召使や使用人たちが、自分たちの家を持つようになり、ダイニングルーム(食堂)が重要視されるようになり、ダイニングテーブルが誕生しました。
その頃、ダイニングテーブルは壁の近くに置かれ、壁を背もたれにしてスツールやベンチが使われていましたが、背もたれが付きの椅子、ダイニングチェアが造られるようになり、ダイニングテーブルも椅子のデザインに合わせて装飾的になっていきました。
18世紀以降、今も昔も、英国の上流階級の暮らしの中で一番重要な場所がダイニングルーム。
英国で最高のおもてなしは、自宅の夕食にお招きすること。なので、ダイニングルームで使うサイズが大きいダイニングテーブルは、お部屋のイメージも決めるとても重要な家具でした。
お客様を招く場所だけに、出来るだけ豪華なものが造られましたが、食後、男性だけがそのままダイニングルームで過ごし、女性はドローイングルームに移動するのが習慣だったので、アンティークのダイニングテーブルのデザインは、男性が好むものが多いんです。
こんな風に大切な場所、ダイニングルームですが、実は、普段は家族が食事するのはキッチンに置いてあるテーブル。
ダイニングルームを使うのは日曜日に親族や友人が集まる時だけで、お客様用のテーブルは高級材のマホガニー材やオーク材、ウォルナット材を用いたものが使われ、家族用のテーブルは気軽に使えるパイン材という感じで使い分けられています。
Hadnleではシンプルで使いやすいもから、ヨーロッパアンティークならではの美しく芸術品のようなものまで幅広いデザインのテーブルを取り揃えています。
アンティークをモチーフにしたアンティーク風の家具もたくさんあるので、きっとお好みのテーブルが見つかります。
お客様のご希望に合わせて、ダイニングテーブルの脚をピッタリの高さにカットしてからお届けしています。使い方に合わせて、ちょうどいい高さが違うので、ご希望の高さをお知らせください。
専門の職人が熟練の技で、しっかり水平をとって4本の脚をカットし、あなたにピッタリのサイズでお届けするので安心です!
ご新築やリフォーム中の方で、お部屋に配置した時、どれくらいの大きさになるか不安な方、お気軽にご相談ください。
図面をお送りいただければ、ご検討中のテーブルをお部屋に置いた際、どんな感じになるか描きこんでご提案します。
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水野 友紀子
空間スタイリスト。
アンティークショップHandleバイヤー。大学で小さい頃から好きだった化学実験が出来る薬学を専攻。薬剤師となり、製薬会社で研究職に就く。 結婚を機に、休日は嫁ぎ先の老舗家具屋の手伝いをすることに。
家具のことを学びながら、そこで得た知識と固定観念にとらわれない主婦目線での女性らしい提案が、お客様に喜んでもらえることが嬉しくなり、薬の研究を辞め、インテリアの研究に没頭することを決める。
アンティーク家具に出会い、それまで知らなかった世界に感動。 家具やインテリアに対して伝えたいことや、自らが買い付けてきたアンティークに対する想いを「買い付けうらばなし」や「まいにちハンドル」に綴り、日々配信中。
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アンティーク家具Handle
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