幸せを掴むアンティークの足先「クロウ＆ボール」

「Claw＆Ball（クロウ＆ボール）」とは、カブリオールレッグの脚先のデザインのことです。

「Claw＝爪」「Ball＝珠」を意味するように、よく見ると珠を爪でガッチリ掴んでいる様子がデザインされています。

クロウ・アンド・ボールと読んでいますが、逆に「ボール・アンド・クロウ」と呼ばれることも。クロウが先でも、ボールが先でもOK。どちらも同じデザインのことです。

繊細な彫の脚に強度を持たせるため、使われているのは、マホガニーやウォルナット、オーク材など、堅くて狂いがない高級木材。

なので、クロウ＆ボールの家具は高級家具の象徴とも言われています。

当時の職人が、手間暇と時間をかけて作りあげた芸術品のような装飾。クロウ＆ボールの家具を使えば、お家に幸せを運んできてくれること間違いナシです！

1920年代 マホガニー材
高級感のあるサイドボードに使われているクロウ＆ボールは玉の丸みがしっかりしたもの。ガッチリ掴んでいる爪も、まるで本物のような存在感です。

1930年代 マホガニー材
三本足のサイドテーブルに使われているクロウ＆ボールは、スレンダーな鷲の足先のデザイン。3本足でもしっかり支えられるよう、床に設する部分が長めなのが特徴てきです。

1940年代 オーク材
気軽に使えるアンティークのチェストとして大人気の人気のフランスのコモードにも、クロウ＆ボールの脚が多く使われています。 太くしっかりとした安定感もあり、初めてクロウ＆ボールの家具を使う方にもおすすめです！

上級者は、クロウ＆ボールの足先で、リビング全体の家具をトータルコーディネイトしてみましょう！

昔、職人さんがどれだけの時間と手間をかけて作りあげたんだろう･･･と思ってしまうクロウならぬ苦労のこもった彫（笑）

いろんなアイテムがあるので、いろいろ集めて、運気をよりUPさせましょう。

もともと東洋で親しまれてきたデザインだけに、日本のインテリアにも馴染みやすいクロウ＆ボールの家具。ぜひ、畳みの上で使ってみましょう。

畳の上だと、より、足先の繊細な彫りのデザインが目立ちます。

和室にゴロンと寝転んで、あとは幸せが運ばれてくるのを待ちましょう？？

キャビネットとア－ムチェアが無事に届きました。デザイン、マホガニーの木のお色、ガラスの柔らかさなど、沢山の魅力があります。一生の宝物として、大事にしますね。長い間大切にし過ぎてしまい込んでいたお人形やティーカップなどを飾ってみました。

毎朝、キャビネットを置いているリビングに入ると、このキャビネットに向かって『おはよう!』と心の中で挨拶している自分がいます。