よくある質問


アンティーク家具にキクイムシの穴はありますか?その場合、どうすればいいでしょう?

キクイムシについてなのですが、まず、キクイムシはアンティークだからと言うことではなく、あらゆる木に発生します。
なので、アンティーク以外の新しい家具や住宅でも、発生する可能性はあります。


キクイムシとは、広葉樹に発生し、幼虫だけが木の白太の部分を食べるので、キクイムシの穴があると言うことは、そこから成虫になって出て行ったという証になります。
中に卵がいるというわけではありません。

成虫が出たとは言え、これがまた室内で別の木製家具などに産卵し繁殖するようなことは心配しなくても大丈夫です。

キクイムシの対策としては、弊社では、穴を見つけた場合、その部分に薬剤を入れ込んで、それ以上、その部分には虫が付かないように対応しています。
また、その部分の強度が大丈夫かを確認しております。

アンティークで使われている木は、柔らかい針葉樹ではなく、年代の経った広葉樹が多く、また、無垢材であるため、キクイムシの穴が空いている可能性は高いです。

もし、キクイムシの発生がイヤであれば、木の家具ではなく、プラスチックや金属の家具をお選び頂くしかありません。