おしゃれな壁紙の選び方、実録！とだマンの家の壁選び Part.2

最近、「家づくりコラムの番外編が楽しみ」とご連絡を頂くことが多くなってきたので、このままスタッフのとだマンが購入した中古マンションのリフォームをお見せしながら、お話をしていこうと思います。

前回は、リビングの一番目立つ壁にウィリアムモリスの壁紙を選んで貼ったところまでをご紹介しました。

とっても素敵に仕上がったリビングを見て「真似したい」と言われる方もいらっしゃって、嬉しい限り！

もちろん、全部のお部屋をウィリアムモリスの壁紙で貼ってもいいのですが、必ず付いてくるのが･･･予算の問題。

壁紙の価格も、ピンからキリまであるので、ピンは驚くほど高く、しかも面積が広い分、かかる予算も大きく違う･･･

と言うことで、とだマンのお部屋も、リビングの一番目立つ壁だけを、高額なモリスの壁紙で選んで、残るお部屋は、予算を抑えた壁紙の中から選ぶことにしました。

リビング以外で壁紙を選ばないといけない場所が
・トイレ
・洗面所
・寝室
・子ども部屋
の4カ所。またも分厚いカタログの中から選ぶ作業デス（苦笑）

自分の家だと、かなり悩んでしまって、なかなか決められない壁紙も、とだマンの家だと思うと、めちゃくちゃ冷静に選べる～（笑）

ということで、（一応）とだマンの意見も聞きつつ、分厚いカタログの中から（私が）気に入った壁紙を選んでみました（大笑）
まず、一番の自信がある場所が･･･トイレ！

ドアを開けた時、最初に目に入る正面の壁に、ストライプの壁紙を選び、その周りの壁をストライプの壁紙に似合う、ドリーマーズティーのペイントで仕上げてみました。

本当は、寝室の壁に使おうと思っていた私でしたが、お施主様が急に弱気に･･･（笑）面積が広い寝室ではなく、もう少し狭い場所に使いたいとのことで、急遽、トイレでしようすることになりました。

私の中では自信マンマンだったのですが、お施主様の意見を尊重し、シブシブ、トイレに使いましたが、貼った後のトイレを見て、お施主様、猛烈に感動（笑） やっぱり寝室にすればいよかったと後悔されているご様子デシタ。

次に、洗面所。モリスの壁紙は高額だったので、諦めたお施主様が選んだのは、モリス柄に似た、イエローの植物柄の壁紙をセレクト。向かって左側は洗面所、右側に洗濯機が配置される予定です。

ここも、ドアを開けて正面の壁に模様の入った壁紙をセレクトし、ここ以外の壁は、模様が入っていない優しいクリーム色のクロスで仕上げました。

この壁紙は、全体的に柄も小さめで、色も1色。なので、全面を同じクロスで仕上げてもよかったのですが、どんなに細かい模様でも、洗面所のように狭いスペースの全面を貼ると圧迫感が出てきてしまうので、出来れば一面だけを模様の入った壁紙で仕上げて、残りは無地で仕上げることをおススメしています。

ペイントで仕上げることにした子ども部屋。色は迷わず、わが家とお揃いのロイヤルミルクティー色のペイントで決めました（笑）

なんとなく壁の色は「白」が鉄板になっている日本のお家ですが、壁の色も、ドアの色も白だと、清潔なイメージはありますが、仕事場や学校、病院の壁と同じ感覚になってしまって、お家にいる時間、心が休まらない気がするんです･･･

なので、今回、選んだロイヤルミルクティーのような優しいピンク色や、さっきの洗面所のような、ほんのりイエロー色のような、白に近い淡い色だとチャレンジもしやすくおススメです。

一緒に、白いドアを使うことで、色のコントラストがハッキリして見えるから、組み合わせることでドアの白も、壁の淡いピンク色も、お互いが素敵に見えてくるのでおススメです。

最後が寝室。ここもリビングのモリス柄に負けないよう、同じような植物模様のクロスを選んでみました。

寝室なので、落ち着いた色をセレクト。ここも、寝室のドアを開けた一面を模様の壁紙で仕上げ、他の壁はクラウドティーのペイントで塗りました。

落ち着いて眠れる寝室に仕上げたかったので、天井の色は壁より濃いめのブリーズティーのペイントを選びました。本当は、濃いドリーマーズティーで、塗りたかった･･･

正直、壁紙選びは、お施主様の好みが重要！なので、色や模様はお施主様が「好き！」と思うものを選んで貼るのが正解です☆

でも、面積が広い壁を、カタログの中の小さなサンプルだけで選ぶのは、とてもとてもムズカしい･･･（困）

しかも、貼った後、どんなお部屋になるのかがイメージ出来ないから、ついつい、当たり障りのない、白い壁を選びがちですが、色を使ったペイントや模様の入った壁紙を使ってみたい方は、以下のことを気にしながら選ぶと、チャレンジしやすく、失敗せずに素敵な壁紙のお部屋に仕上がります。

①ドアを開けて、一番最初に目に飛び込んでくる壁に、お気に入りの色や模様の入った壁紙を選ぶ。
②それ以外の壁を、壁紙に似合う白に近い単色で囲む。

以上の2つを守れば、カンタンにステキな壁紙のお部屋が完成します。ぜひ、参考にして、素敵なお家づくりを楽しんで下さい。