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想定外の驚きがいっぱい!ドローリーフテーブル
- 水野 友紀子
今、現在、わが家で一番新入りのアンティーク家具がこのドローリーフテーブル。
本当は、もっと早くから使ってみたいアンティークだったんだけれど、私の嫁入り道具のダイニングテーブルがあったので買い代えるわけにもいかず…諦めていました。
ところが、突然チャンス到来!お店の休憩室をリフォームしたことで大きいテーブルが必要になったんです。「今しかない!」と思って、嫁入り道具を休憩室に運んで、スタッフみんなが休憩に使うテーブルにして、その代わりに、念願だったドローリーフテーブルをわが家に迎え入れる事が急に決まりました!
わが家に仲間入りしたドローリーフテーブル
正直、チャンスが急にやって来てしまったため、買い付けに行っている暇はもちろん、選んでいる時間もなく、とりあえず倉庫の中にあるものの中から選ばれてきたこの子。
選ばれた理由は…「一番手前にあって運びやすかったから」(笑)
本当は、太くてドッシリしたバルボスレッグが使ってみたいな…と言う気持ちがあったんだけれど、一番手前にあったこの子の脚はツイストデザイン(笑)
でも、人気があるツイストにも興味があったので、バルボスにするかツイストにするかを悩まずに決める事が出来てよかったかも。これも運命だろうな?と思ってお部屋に入れてみました。
意外に便利!足置きに使えるX
今まであまり意識した事がなかったんだけれど、ツイスト脚のダイニングの足もとを見たら、このタイプによく見かけるX型にクロスしているタイプ。
構造には関係ないし、ジャマになるだろうから取っちゃおうかな?とも思ったんだけれど、とりあえず使ってみると、背が低い子供の足置きにも使えてとっても便利だと言うことが分かりました。
自宅で使ってみて分かった意外な事実
そもそも、なぜ、自分でドローリーフテーブルを使ってみたかったかと言うと、実際に生活したとき、アンティークのダイニングテーブルの天板がどれくらい汚れるかと言うことを、自分で体験しておきたかったからなんです。
もちろん、もともと天然木のテーブルを使っていたので、本物の木を使ったテーブルの扱いや汚れには慣れているのですが(いや、それ以前に私は家具屋デシタ(笑)アンティーク家具、特に、今回わが家にやってきたようなオーク材やマホガニー材で造られている家具は、ワックスの種類が違っているし、4歳の末っ子がいるわが家で普通に使うと、一体どれくらい汚れるのかが一番気になっていたんです。
かなり覚悟をした上での搬入でした…が!実際に使ってみると意外や意外、私の想像を大きく裏切って、想定外に全然汚れない!正直、ちょっとモノ足りないくらいの結果にビックリです。
やっぱり便利。3通りの大きさで使えるテーブル
もう一つ、DLTを使ってみたかった理由は、やっぱり大きさが自由に変えられるから。
初めてアンティークのドローリーフテーブルを知った時、かなり衝撃を受けて「なんて日本人向けのテーブルなんだろう」って感動したんです。
それまでいろんなテーブルを販売してきたんだけれど、お客様の要望の中に「大きくしたり小さくしたり出来るテーブルがあれば便利なのに~」と何度も聞いていたから、まさに、目の前に現れた要望どおりのテーブルにビックリ。実際に意外にカンタンに大きさを変えれるから、自宅で使ってみたらどんな感じなんだろう?って、気になっていたんです。
普段は狭いわが家が広く使うえる小さくしているのですが、使い始めてみると一番便利に使っているのは、小学6年生の次男だということが分かりました。小学6年生だったら、1人で簡単にサイズを変えれるようです。
一人で出来る。大きく開いて、勉強机に
と言うのも、実は、次男にはデスクがありません…(汗)息子のデスクにこだわりすぎている父親は、何度も買うタイミングを逃し「もうちょっと待ってろ~めちゃくちゃカッコいいデスクを見つけてきてやるからなー」と今だにアンティークにこだわって探している途中のようで…(苦笑)
なので、ダイニングテーブルが彼の勉強机です彼は、学校から帰ってくると、私達は仕事でいないので、一人でゲートレッグテーブルを大きく開いてその上に思いっきり教科書やノートを開いて宿題をしているようです。。
正直、これまたテーブルが汚れるんじゃないかな?って気になったりもしたのですが、汚れるならどれくらい汚れるか見てみたい!と思って、自由に使わせています。
習字や絵の具を使っている時もあるのに、これまた想像を裏切って汚しません…(笑)
小さい頃から天然木のテーブルに慣れているから?なのか、もしくは、Handleのゲートレッグテーブルの修復が良すぎるのか?!(笑)いずれにしても、自分で使ってみるとよく分かる事があるなって新たな発見です。
クラシックにもシンプルにも似合う素敵なテーブルで過ごす時間
もともとわが家では、ダイニングにアーコールチェアを組み合わせて使っていたので、椅子はそのまま使っています。テーブルの上のペンダントライトも、もともと使っていたグリーンのアンティークのホウロウ。
オーク材のドローリーフテーブルに、色が明るめでデザインがシンプルな真逆のスタイルの椅子が、絶妙なバランスで合わされています。でも、こんな風に似合っちゃう力がある所がアンティークのよさだなってつくづく感じる瞬間でした。
日本人の生活にこそピッタリ似合うドローリーフテーブル。自分が使ってみて、体験してみて、さらに自信を持っておススメしていこうと思います。
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水野 友紀子
空間スタイリスト。
アンティークショップHandleバイヤー。大学で小さい頃から好きだった化学実験が出来る薬学を専攻。薬剤師となり、製薬会社で研究職に就く。 結婚を機に、休日は嫁ぎ先の老舗家具屋の手伝いをすることに。
家具のことを学びながら、そこで得た知識と固定観念にとらわれない主婦目線での女性らしい提案が、お客様に喜んでもらえることが嬉しくなり、薬の研究を辞め、インテリアの研究に没頭することを決める。
アンティーク家具に出会い、それまで知らなかった世界に感動。 家具やインテリアに対して伝えたいことや、自らが買い付けてきたアンティークに対する想いを「買い付けうらばなし」や「まいにちハンドル」に綴り、日々配信中。
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アンティーク家具Handle
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