【ロンドンさんぽ】ポートベローマーケットで宝物探し

水野友紀子
水野 友紀子

英国のアンティークマーケットと言えば、やっぱりポートベロー・マーケット(portobello market)。ロンドン最大のマーケットで、映画「ノッティングヒルの恋人」で有名になった蚤の市です。

場所は、ロンドン西部にある「ノッティングヒルゲート駅(Notting Hill Gate Staion)」 から歩いて5分くらいのところにあります。

日曜日はお休み。それ以外の月曜~土曜日まで、毎日マーケットが開催されています。
金曜日は古着、土曜日はアンティークのストール(屋台)が並ぶので、やはりおススメは土曜日!

平日は人も少なく見やすいのですが、土曜日になるとすごい数の露店が並び、歩けないくらいの人で賑やかです。

高級住宅街の一角にあるポートベロマーケットは、街中にあるんですが、かなり広い!!約2キロにわたり開催されているので端から端まで歩くとかなり時間がかかってふらふらになります。全部回るには3時間ほどかかります。

途中、ミュージシャンの人たちがストリートパフォーマンスをしていたりするので、あっという間に時間が経ちます。

衣食住全てが揃ったマーケットですが、やっぱりポートベローに来たらアンティーク!

シルバーや真鍮、陶器や時計などなど・・・いろんなアンティーク雑貨が売っているから楽しいんです。

アンティークシルバーのお店もすごく多いのですが、シルバーは目利きが必要で選ぶのがなかなかムズカしい・・・

なので私のおススメは、アンティークの陶磁器!
裏のポーセリンマークを見ればある程度、本物かどうかの判断が出来るので、ぜひ自分だけの宝物を見つけて下さい。

そして、映画ファンが必ず写真を撮っている場所がココ↓

「ノッティングヒルの恋人」でヒュー・グラントが経営していた本屋さんです。
あまりに普通にあるので、気が付かない人も多いようですが(笑)ぜひロケ地見学気分で写真を撮ってみて下さい。

実は、私が英国に行った時、一番時間を費やしたい場所が、アンティークの本屋さん!すっごく時間がかかっちゃうんだけれど、運がいいとインテリアの本や家具の本を見つけることが出来るんです。

私が時々、紹介している、古い家具の絵も、アンティークの本屋さんで見つけたHarrodsハロッズのカタログなんです。今は手に入れることが出来ない宝物です。

そして、おススメのお店がもう一軒。ココです↓

めちゃくちゃ可愛いお店!ここは映画パディントン2に出てくるアンティーク屋さんなんです。

このお店も写真を撮るスポットです。

このお店を見ていると、お店の入り口が角っこにあるのがすごく気になる・・・ 日本ではお店のエントランスは大抵真ん中で、こんな風に角っこって、あまりないですよね~

ロンドンに行ったときには、ぜひポートベローでお宝探しを楽しんでみて下さい。



水野友紀子

水野 友紀子

空間スタイリスト。
アンティークショップHandleバイヤー。

大学で小さい頃から好きだった化学実験が出来る薬学を専攻。薬剤師となり、製薬会社で研究職に就く。 結婚を機に、休日は嫁ぎ先の老舗家具屋の手伝いをすることに。
家具のことを学びながら、そこで得た知識と固定観念にとらわれない主婦目線での女性らしい提案が、お客様に喜んでもらえることが嬉しくなり、薬の研究を辞め、インテリアの研究に没頭することを決める。
アンティーク家具に出会い、それまで知らなかった世界に感動。 家具やインテリアに対して伝えたいことや、自らが買い付けてきたアンティークに対する想いを「買い付けうらばなし」や「まいにちハンドル」に綴り、日々配信中。

アンティーク家具Handle
(水野商品館 株式会社)

1903年創業

【店舗&倉庫】
〒910-0019 福井市春山2-9-13

【南青山オフィス】
〒107-0062 東京都港区南青山5-4-41

古物商 福井県公安委員会許可
第521010008980号



記事をシェアする

この記事に関連するカテゴリ