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爽やかブルーを楽しむ ナチュラルスタイルのリビング
- 水野 友紀子
爽やかブルーを楽しむ
ナチュラルスタイルのリビング
5月に入って、爽やかな気分で過ごせる日が続いているので、個人的に大好きなブルーをベースに使ったリビングをコーディネートしてみました。
やっぱり好きな色を使ったお部屋は気分が上がる~!(笑)
クール色のブルーとはあまり一緒に組み合わせないナチュラルな家具と上手くミックスさせたリビングのご提案です。
Blue paon色のマリー
今日の主役はBluePaon色のマリー。
ヨーロッパで「孔雀の青」と呼ばれる鮮やかなブルー色のカバーに模様替えした、超ワタシ好みのマリー。
インパクトがある色はお部屋のイメージを一気に決めてくれるんですが、特に、面積が広いソファのカバーなどに使うと、コンセプトが決めやすいのでおススメです。
他にも、カーテンやカーペット、ベッドスプレッドなどの布ものアイテムがおススメです。
タイルトップのネストテーブル
マリーの前にセンターテーブルとして使ったのは、タイルトップのネストテーブル。
熱いものも冷たいものも直接置けて、とっても便利に使えます。
ホワイトカシャーン
ブルーパンに組み合わせるんだったら、絶対にこの子!と一番最初に頭に浮かんだホワイトカシャーン。
超めずらしいホワイトカシャーンにはブルーが使われているので、ブルーパン色にピッタリ似合う~!
お互いを尊重しながら、惹き立てている、最強のコラボです。
スージークーパーのウェディングリング
今日のお部屋にセレクトしたカップ&ソーサーは、スージークーパーのウェディングリング。
1932年に作られた「結婚指輪=ウェディング・リング」と言うロマンチックな名前が付けられた作品は、新婚生活用の食器として作られたもの。
パステルカラーのバンディングが美しいデザインのカップで爽やかなお茶の時間が楽しめます。
爽やか色のロイドルーム
パーソナルチェアには、ブルーと同系色のアンティークロイドルームを選んでみました。
シートクッションにはめずらしい白一色の丸いギャッベを。
ホワイトカシャーンの色の組み合わせと同じ雰囲気のコラボで仕上げました。
一人掛けの椅子と過ごす時間
日本では、リラックスする椅子と言うと、ついソファを選んでしまいますが、家族みんなで過ごすリビングで全員がソファに座れない時にはパーソナルチェアが便利です。
特に、ロイドルームは気軽に使えるパーソナルチェアとして人気です。
グレージュ色のカップボード
フランスの家具らしいグレージュ色のカップボードは、ブルーによく似合うから好き!
白とグレーの間くらいのオトナ色のグレージュは、どんなお部屋にもしっとり似合う便利な色です。
アンティークの個性派陶磁器
英国のアンティーク陶磁器にはいろんなものがありますが、最近、集めるのにハマっているコテージウェアとトビージャグはインパクトが強い!
思わず見入ってしまう個性派の陶磁器は、並べておくだけでほっこりします(笑)
ツートーンカラーの白
グレージュ色のキャビネットの中は、白でペイントされているので、ツートーンカラーに見えてよりおしゃれ。
全部「白」でまとめられてしまう色も、それぞれ微妙に違って、微妙な色の違いを楽しむことが出来るのもアンティークらしさです。
テレビボードに使うオープンシェルフ
久しぶりに見つけた、とっても可愛いオールドパインのシェルフをテレビボードに。
オープン棚にはオーディオ機器もキレイに収納できるのでとっても便利です。
ほんのりブルー色のスツール
足の色がほんのりブルーが入ったグレー色のハイスツールは、インダストリアル系のビンテージらしいカッコよさ。
イスとして座って使うのはもちろん、花台などおしゃれに使えます。
一気に収納出来ちゃうブランケットボックス
いろんなモノでついあふれがちなリビングが一気に片付くブランケットボックス。
ソファで使うクッションやブランケット、おもちゃなどなど、ちょっとサイズが大きなものも、この中に入れれば一気に片付くので超便利!
たくさん集まった時には、ベンチとしても使えます。
色のコントラストを楽しむシャンデリア
最後、選んだのは白いエッフェル。
今日のテーマはブルーだから、エッフェルもブルーがいいのでは??と思われがちですが、何もない空間に浮かび上がるシャンデリアは特に目立つ存在。
お部屋の壁が白だったらブルーを選ぶところでしたが、今日は壁の色もブルーなので、馴染まず目立つように白を選びました。
色使いの掛け合わせは、やっぱりお部屋作りの重要ポイントです。
今月のまとめ
今月のスタイリングはブルーを中心にしよう!と決めたんですが、いつもとちょっと違う雰囲気にしたくて、色を中心にナチュラルな家具を選んでみることにしました。
色には寒色と暖色があって、家具を組み合わせる時、ビンテージ系のクールな家具は寒色、デコラティブな装飾の入った家具は暖色を選ぶと、カンタンにコーディネートが出来るんです。
・・・が!今回は、ブルーにナチュラルを組み合わせたお部屋が作りたくなってしまった~(笑)
と言うことで、寒色系のアイテムの色を微妙に変えながら、ナチュラルスタイルの家具を組み合わせてコーディネートしてみました。
ポイントはメインをどこに置くかという所。
今回は、ブルーパン色のマリーがとてもインパクトがあるので、そこを中心に色合わせを行ったことで、まとまりあるリビングが完成しました。
好きな色を使ったお部屋作り。ぜひチャレンジしてもらいたいと思います。
【コーディネート実例】
書斎
北欧ビンテージスタイル
▼今回、使ったアイテムはコチラ
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水野 友紀子
空間スタイリスト。
アンティークショップHandleバイヤー。大学で小さい頃から好きだった化学実験が出来る薬学を専攻。薬剤師となり、製薬会社で研究職に就く。 結婚を機に、休日は嫁ぎ先の老舗家具屋の手伝いをすることに。
家具のことを学びながら、そこで得た知識と固定観念にとらわれない主婦目線での女性らしい提案が、お客様に喜んでもらえることが嬉しくなり、薬の研究を辞め、インテリアの研究に没頭することを決める。
アンティーク家具に出会い、それまで知らなかった世界に感動。 家具やインテリアに対して伝えたいことや、自らが買い付けてきたアンティークに対する想いを「買い付けうらばなし」や「まいにちハンドル」に綴り、日々配信中。
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アンティーク家具Handle
(水野商品館 株式会社)1903年創業
【店舗&倉庫】
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【南青山オフィス】
〒107-0062 東京都港区南青山5-4-41
古物商 福井県公安委員会許可
第521010008980号
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