ロココ様式の家具

ロココとは猫脚、貝殻唐草模様、インテリアを重視するサロン文化である。 1715年から1970年ごろの、フランスの上流階級クラスを中心とした装飾、音楽などの様式の総称ことをいい、ルイ15世様式に代表される様式である。 フランスのベルサイユ宮殿の庭に作られている、貝殻や石を使った人工の築山「ロカイユ」がその語源である。 そして、装飾の主要部分でもある、貝殻などのモチーフそのものをロココと呼ぶようになった。 アシンメトリーで自由な輪郭が特徴で、ドイツやオーストリアの宮廷にも絶大な影響を与えた。 同じ時代ではイギリスの市民社会では有名な家具作家トーマス・チッペンデールが登場し、機能的で軽快な家具のスタイルを提案してきた。

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