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猫足テーブルに組み合わせる椅子で変わる!おしゃれな食卓のコーディネート法
置いておくだけで絵になるフランス生まれのダイニングテーブルがあります。
それがドローリーフテーブルと呼ばれる、猫足の伸長式テーブル!
フレンチカブリオールレッグと呼ばれる、優雅な曲線脚の見た目の美しさはもちろん、1m80cmから2m50cm近くまで、カンタンに3タイプの大きさに天板を伸び縮みさせることが出来るので、とても便利で実用的なテーブル!
そんな風にお話すると、どんなテーブルなのか、そして、そのテーブルを使ったダイニングはどんな雰囲気になるのか、気になりますよね・・・?!
今回は、フランス生まれの伸長式テーブルの魅力と、椅子を組合わせて作るおしゃれなダイニングのコーディネート法についてお話します。
~ 目次 ~
1.フランスのドローリーフテーブルとは 2.デザインを合わせる 2-1 フレンチカブリオール 2-2 クロウ&ボール 3.イギリスの猫脚と合わせる 3-1 バルーンバックチェア 3-2 クイーンアンチェア 4.個性派と合わせる 4-1 英国のダイニングチェア 4-2 北欧ビンテージチェア 4-3 アーコールチェア 4-4 ベントウッドチェア
まずは、「ドローリーフテーブル」と呼ばれる伸長式のダイニングテーブルについて、カンタンに解説します。
天板のサイズが変わる伸長式のテーブルにはいろんなタイプのものがありますが、一番安定感があり、実用性が高いと人気なのがドローリーフテーブル。
アンティーク家具でよく見かけるドローリーフテーブルとは、天板の下にリーフと呼ばれる小さな天板が2枚収納されているテーブルのことです。
リーフを左右に引っ張り出すことで、3つのサイズに天板の大きさを変えることができ、しかも安定感がとてもいいのが特徴。
テーブルを使う人数や使い方に合わせて使い分けることが出来てとても便利です。
ロンドンの狭い居住空間でも効率的に使えるように造られた、イギリスのドローリーフテーブルに対し、国土が広く平地も多いフランスでは、広いお家で使えるように造られているので、ドローリーフテーブルのサイズも大きめ!
大きいものだと2m80cmくらいまで伸ばすことが出来るので、家族の多い方や、お客さまがたくさん訪れる、大きなダイニングテーブルをお探しの方にとても人気です。
また、フランスの家具らしく美しい曲線ラインの猫脚が特徴的で、さらに、足先はまるでハイヒールを履いたようなフレンチカブリオールレッグと呼ばれるデザインになっているものが多いので、高級感漂うダイニングルームをコーディネートすることが出来ます。
テーブルの天板はヴェルサイユ宮殿の床のデザインにも使われている、パーケットリー(寄木細工)で幾何学模様が描かれているので、全体的にとても華やかな雰囲気のダイニングルームがコーディネートできます。
フランスらしい華やかさが漂うドローリーフテーブルだけに、椅子を組合わせようと思った時、どんなものがいいのか悩んでしまう方も多いようです。
ここからは、3ステップでいろんなタイプの椅子を組合わせて、どんなお部屋になるかコーディネート例をご紹介します。
まずはお揃いのフレンチカブリオールレッグの椅子を組合わせてみましょう。
もともと、このフランスのドローリーフテーブルと一緒にセットで造られていたものなので、ダイニングセットとしてバッチリ似合います。
サイズの大きなフランスのダイニングテーブルに合わせて、もともとお揃いで6~8脚の椅子がセットされて販売されていたので、アンティークの割に、同じデザインのフレンチカブリオールレッグの椅子をまとめて見つけることが出来ます。
フランスらしい豪華な雰囲気のダイニングルームをコーディネートしたい方や、お部屋に統一感を出したい方には、基本の定番スタイル、フレンチチェアとの組み合わせがおススメです。
ハイヒールを履いたような美しい足先同士を組合わせると、こんなに華やかな雰囲気のダイニングルームがコーディネート出来ます。
「おしゃれは足元から」と言いますが、お部屋に入った時、思わず目がいってしまう、女性らしい足先にうっとりです。
ちょっと変化球をつけたい方は、同じフレンチチェアでも、足先のデザインが違うものを探してみましょう。
例えば、背もたれから猫脚までは同じでも、足先を見ると、クロウ&ボールと呼ばれる、龍が珠を掴んでいるようなデザインになっているものを、まれに見つけることが出来ます。
幸運を掴みたい方は、めったに見つからないデザインを見つけた時がチャンスです☆
もともとテーブルとセットで造られたフレンチチェアと一緒に組み合わせれば、間違いがありません!
毎日がフレンチ気分の食卓を楽しむことが出来ます!
フランス感が強くなりすぎるので、お揃いで組み合わせるのはちょっと・・・と言う方には、フランスではなくイギリスの猫足の椅子と組み合わせることをオススメしています。
同じように美しい曲線を描くカブリオールレッグですが、フランスのものと比べてイギリスのものは、足先と背もたれのデザインの方が比較的シンプル。
なので、フランスらしい華やかさをジャマすることなく、少し落ち着いた上品な雰囲気の、一味違うオシャレなダイニングをコーディネート出来ます。
ヴィクトリアン時代を代表する、猫脚の椅子「バルーンバックチェア」は、風船のように丸い形をした、シンプルな背もたれが特徴的です。
脚はフランスのテーブルと同じく曲線のカブリオールですが、背もたれがシンプルなラインなので、お互いの美しさを惹きたてながらも華やか過ぎないダイニングがコーディネート出来ます。
クイーンアン時代に造られた、同じくカブリオールレッグのクイーンアンチェア。
少しシノワズリの要素が漂う椅子を組み合わせることで、フランスにオリエンタルな華やかさがプラスされた上品な雰囲気のダイニングになります。
フランスのテーブルとイギリスの椅子を組み合わせることで、フランスらしい華やかな雰囲気に、イギリスらしい上品な佇まいをプラスされたダイニングセットになります。
華やかすぎるダイニングが好きじゃない方には、イギリスの猫足をプラスするのがおススメです。
フランスのドローリーフテーブルは、日本でもあまり見かけない大型サイズのテーブルという点も大きな魅力の一つです。
テーブルを選ぶ際、フランスらしいデザインと言うより、大きなサイズのテーブルという機能面を重視して選んだ方は、逆に、スタイルが全く異なる椅子を組合わせてみましょう。
猫足が個性的なフレンチのテーブルですが、テーブルは足と天板だけの家具。なので、お部屋のインテリアスタイルに似合う椅子を複数脚選ぶことで、ダイニングの雰囲気も椅子のインテリアスタイルのイメージに近づきます。
存在感のある重厚な挽き物細工のツイストレッグやバルボスレッグの椅子をフランスの猫足と組み合わせることで、個性と個性がぶつかり合って、それぞれの個性が光る存在感のあるダイニングが完成します。
フランスのドローリーフとイギリスのダイニングチェアは、実は、同じオーク材で出来ているので、デザインは違いますが意外に違和感なくすんなり馴染みます。
スッキリしたデザインがカッコいい、北欧スタイルのビンテージチェアと組み合わせると、それまでデコラティブに見えていた空間が、なんだかスッキリ見えてきます。
ビンテージチェアの場合、背もたれも足もデザインがストレートでシンプルなので、フレンチテーブルの脚の曲線がアクセントになって、いい感じにまとまります。
ここまでは、お揃いの椅子を4脚、ダイニングテーブルに組み合わせてきましたが、ここからはデザインがバラバラの椅子を4脚組み合わせたコーディネート例をご紹介します。
お互いの個性が光る、遊び心あるダイニングルームを見てみて下さい。
最近、なかなか手に入らないアーコールチェアは、曲げ木で造られた個性的なデザインと、明るめからこげ茶色まで、いろんな色の中から選べる大人気のビンテージチェアです。
線がとても細くてスタイリッシュな椅子は、どんなテーブルにも似合うので、猫脚のフランスのテーブルとの組み合わせもバッチリ。
あえてバラバラの色を選ぶことで、おしゃれなダイニングになります。
ビクトリアン時代に産業革命で富を得たイギリスで、パブや劇場など業務用の椅子として大人気だったベントウッドチェア。
足がスラーッと長く、軽くて丈夫!巨匠と呼ばれる建築家たちにも影響を与えたスマートなデザインの椅子を、デザイン違いでいろいろ組み合わせることで、お酒が飲みたくなるようなオシャレなダイニングが完成します。
いかがでしたか?
優雅な猫足が個性的なフランスのドローリーフテーブルも、一緒に組み合わせる椅子で雰囲気が大きく変わります。
今までのことを参考にしながら、好みのダイニングルームをコーディネートしてみましょう。
また、椅子選びを悩んでしまった方には、ご購入頂いたテーブルに、気になっている椅子をコーディネートしてご紹介するスタイリングサービスを行っていますので、ぜひ、ご利用ください。
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