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リヤドロ(LLADRO)とは?世界を魅了する磁器人形のビンテージの魅力

- 水野 友紀子
リヤドロ(Lladró)
リアドロとは
Lladró(リヤドロ)とは、1953年にスペインのバレンシア近郊にあるアルマセラ(Almàssera)という小さな村で、リヤドロ三兄弟(フアン、ホセ、ビセンテ)が創業した、スペインを代表する高級磁器ブランドのことです。
自宅に庭にアラブ式の小さな窯を作って、花器などを作り始めたのが始まりですが、1956年頃から磁器人形の製作を開始。
「リヤドロ・パステル」と呼ばれる淡いブルーやピンク、グレーなどの色や表情豊かな人や動物、お花など、専門の職人が手作りした芸術性の高い作品が1960年~70年代にかけて世界的に大人気に。
事業が拡大したことで「ポーセリン・シティ(La Ciudad de la Porcelana)」に移転。現在では世界を代表するラグジュアリー磁器アートブランドとして、120カ国以上で愛されています。
NAO by Lladró
芸術品であるリヤドロの素晴らしさを、もっとたくさんの人に伝えたいと1968年に誕生したのが、姉妹ブランド「NAO(ナオ)」
リヤドロのクオリティを引き継ぎつつ、複雑な装飾を押さえてシンプルに仕上げることで手が届きやすい価格に設定し、贈り物やインテリアとして人気があります。
リヤドロと同じ工房・職人によって制作されているNAOのフィギュリンはクオリティが高く、世界中の方から愛されています。

芸術作品として追及されているリヤドロは、極限まで精巧に作り込まれているのが最大の特徴。
例えば、同じアヒルでもリヤドロはリアルなポーズが特徴。一枚一枚ハッキリと見える羽の模様や今にも動き出しそうなリアルで写実的なところが特徴です。
バックスタンプはスペインのバレンシア地方に自生する野生のベルフラワーがデザインされ、リヤドロの代名詞である「繊細な磁器の花」への敬意と、自然界の美しさを表現しています。

NAOのアヒルは装飾を削ぎ落したフォルム。日常をテーマに、表情もとても穏やかで可愛らしさを強調しているため、心が和みます。
Handleでご紹介している1980~1990年代のビンテージはパステルカラーが中心でペールブルーやくすみピンク、ミルクホワイトの可愛い組み合わせが定番です。
バックスタンプに描かれているのは、大航海時代に使われたキャラック船「ナオ(NAO)」。「幸運を運ぶ」という意味が込められています。
NAO by Lladróの特徴
NAOのフィギュリンの特徴は、表情がとても穏やかなところ。
伏し目がちで控えめに微笑む姿を見ているだけで、なんとも・・・心が和みます。
また、Handleでご紹介している1980~1990年代のビンテージはパステルカラーが中心。
とっても可愛いペールブルーやくすみピンク、ミルクホワイトやベージュの組み合わせが定番です。
また、造形は丸みが強くて角がなく、動きも控えめ。「日常」をテーマにしたものが多いのが特徴です。
いろいろなNAOのフィギュリン
レディ

NAOの中でも、「レディ」と呼びたくなる女性像は、少女シリーズとは少し違う、落ち着いた美しさをたたえています。
大きく笑うわけでもなく、ドラマティックな動きがあるわけでもない。
けれど、ふと視線を落とした横顔や、ロングスカートの裾を揺らす立ち姿に、静かな物語が宿っています。
少女

少女フィギュリンは、小鳥や子犬、花かごなどを大切に抱く姿で、無垢なやさしさを表現しています。
伏し目がちな穏やかな表情と、パステル調のやわらかな色づかいは、どこか懐かしく、見る人の心を静かにほどいてくれる存在。派手さはなくても、日常の中の小さな幸せをそっと切り取ったような佇まいが魅力です。
子ども

NAOの子どもモチーフのフィギュリンは、遊びの途中のしぐさや、ぬいぐるみを抱く姿など、何気ない日常の一瞬をやさしく表現しています。
丸みのあるフォルムと素朴な表情は、子どもらしい無邪気さを感じさせながらも、どこか上品で落ち着いた雰囲気。
パステルカラーの穏やかな色合いは、飾る空間にやわらかな光を添えてくれます。見ているだけで心が和み、忘れていた純粋な気持ちをそっと思い出させてくれる存在です。
動物

NAOの動物モチーフのフィギュリンは、白鳥やアヒル、小鳥、子犬など、身近で親しみやすい生きものをやわらかな造形で表現しています。
躍動感を強く出すのではなく、水辺で寄り添う姿や、穏やかにたたずむ一瞬を切り取っているのが特徴。
丸みのあるフォルムと淡い色合いは、空間にやさしい空気をもたらします。愛らしさの中に静けさを感じさせる、心をほっと和ませてくれる存在です。

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水野 友紀子
空間スタイリスト。
アンティークショップHandleバイヤー。大学で小さい頃から好きだった化学実験が出来る薬学を専攻。薬剤師となり、製薬会社で研究職に就く。 結婚を機に、休日は嫁ぎ先の老舗家具屋の手伝いをすることに。
家具のことを学びながら、そこで得た知識と固定観念にとらわれない主婦目線での女性らしい提案が、お客様に喜んでもらえることが嬉しくなり、薬の研究を辞め、インテリアの研究に没頭することを決める。
アンティーク家具に出会い、それまで知らなかった世界に感動。 家具やインテリアに対して伝えたいことや、自らが買い付けてきたアンティークに対する想いを「買い付けうらばなし」や「まいにちハンドル」に綴り、日々配信中。
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アンティーク家具Handle
(水野商品館 株式会社)1903年創業
【店舗&倉庫】
〒910-0019 福井市春山2-9-13
【南青山オフィス】
〒107-0062 東京都港区南青山5-4-41
古物商 福井県公安委員会許可
第521010008980号
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