カフェで見るアンティークの業務用椅子「カフェチェア」のおはなし

当時、ベントウッドチェアに全く興味がなかった私が、ベントウッドチェアとは知らずに、後ろ姿を見て「カッコイイ!」と思ったベントウッドチェア。それが、このカフェタイプのデザインです。

本当はもっと違う名前が付いているのかもしれないんだけれど(笑)最近、買い付けに行くと、特にフランスのオシャレなカフェでよく見かけるんです

だから、イギリスだったら「パブタイプ」って言ってもいいのかもしれないんだけれど(笑)最初に「カフェタイプ」って呼んでしまったので、私の中ではカフェタイプです(笑)

でも、そう思うと、日本でもよくカフェで見かけるようになった気がしません?!日本のカフェは、お国柄なのかやっぱりお揃いの椅子がズラーっと並んでいる方が多いから、お店に入ってこのカッコイイ後ろ姿を見るだけで、ゾクゾクしちゃう~

そもそも、ベントウッドチェアを初めて造ったのはトーネット社。一般の家庭で使える安価で質のいい家具をという思いを込めて作られた椅子なんです。

その想いの通り、一般家庭、特にビクトリア時代に産業革命で富を得たミドルクラスの人たちに受け入れられ、普及していくと同時に、大量生産できる構造だったことからカフェやパブなどで業務用の椅子として同じデザインでたくさん作られた椅子。

だからこそ、今のように機械化されていない時代に作られたものでも、施設でズラ~っと並んでいる姿を見ることが出来る椅子なんだなって思います。

ちなみに、ベントウッドチェアと呼ばれているのに、曲げ木の部分が少ない!って最初思ったのですが、目線を下に移動させると・・・発見!

座面したのフレーム部分に、曲げ木が使われているんです。しかも、よく見ると、こんな部分もいろんな形の曲げ木になっていて、集めたくなるくらい面白い~!

カフェタイプは、腰のあたりをキュッと支えてくれるジェントルマン的な形なので、女性として支えられたい感が・・・(笑)
そんなイギリス紳士のように支えてくれるベントウッドチェア。たまらなく気に入っています!



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