ステンドグラスを壁に取り入れたい方、図面が出来上がる前がチャンスです。

ご新築やリフォームされる奥様が、お部屋に取り入れたい！と思っている人気No.1のアンティークがステンドグラス。

インテリア雑誌に掲載されているオシャレな部屋で、よく見かけるステンドグラスを取り入れたいな･･･と憧れるガラスが好きな女性って多いんです。

私も、ガラス好きなので、その気持ちはよく分かる！ただ、本気でお部屋の壁などにはめ込みたいと思っている方は、注意しておくことが1つだけあります。

それは、ステンドグラスをはめ込む！と決める時期。

お家の図面を描き始めると、間取りに気を取られてしまい、ステンドグラスなどのインテリアに関しては、ついつい後回しにしがちです。

･･･が、壁にステンドグラスをはめ込む場合は、お家の構造に関係する場合があるので、図面の段階で決めておかないと、自分が希望する場所に入れることが出来なくなります。

実は、私も経験済み（笑）

古い店舗を初めてリフォームする際、リフォームしている途中で、買い付けで見つけて来たステンドグラスをはめ込みたくなったんですが、構造上、自分のはめ込みたい場所に入れることが出来ず･･･（涙）

「こんなことだったら、もっと早くステンドグラスを買い付けて来て、はめ込むことを決めておけばよかった･･･」と、後悔しました。

なぜ、自分が希望する場所にはめ込むことが出来なかったかというと、ステンドグラスを壁にはめ込む場合、はめ込みたい場所の壁の中が、どうなっているかが重要です。

通常は、柱と柱の間にボードで止めて壁を作るので、壁の中は空洞になっています。

その場合、どの位置にでもステンドグラスをはめ込むことができるんですが、耐震性を高めるため、柱と柱の間に「筋交い」と言って、斜めに補強を入れている壁があります。

筋交いが入っている壁は、筋交いを避けてステンドグラスを入れるしかないので、はめ込むステンドグラスの大きさや位置に制限が出てきます。

図面が確定する前であれば、違う壁で耐震性を高めることが出来ますが、構造に関わることなので、筋交いをとることは出来ず、筋交いを避けた位置に入れるか、もしくいは、筋交いが入っていない壁を探すかのどちらかになります。

私の場合、筋交いを避けた、天井のすぐ下に入る大きさのステンドグラスを探して、無理やりはめ込んだのですが、もっと早く気が付いていれば、自分の好きな場所に、好きな大きさのステンドグラスを入れたのに･･･と、とても後悔しました。

なので、私が家づくりのお手伝いをする場合は、まず、ステンドグラスを壁にはめ込みたいと思っているかどうかを確認し、さらに、はめ込みたい壁は、キッチンなのかリビングなのか、もしくは玄関や洗面所なのかを確認してから、図面にとりかかるようにしています。

もし、新築やリフォームのお家の壁にステンドグラスを取り入れたいかな？と思っている方、取り入れるかどうかを早めに決めましょう！

取り入れたい！と決心したら、どのお部屋の、どの壁の、どの位置にはめ込みたいかを設計士さんに話をして、図面を描いてもらいましょう。

その後、出来るだけ早く、欲しいステンドグラスを決め、サイズを確定することが大切です。

特に、アンティークのステンドグラスの場合、なかなか自分が希望する模様のものと、いつ出会えるかが分かりません。

なので、ご新築やリフォームをしたいな･･･と夢を見ている方は、その時点からステンドグラスをいろいろ見て回って、お気に入りの柄が見つかった時点で準備しておくこともおススメです！

というのも、ステンドグラスは、窓辺に飾っておくだけで楽しむことも出来るので、かなり前から準備しておいたステンドグラスを、新築の際、壁にはめ込むという方もいらっしゃいます。

設計士さんに自分の持っているステンドグラスを見せて、サイズなどを伝えておけば、間違いなく自分の希望の場所にはめ込むことが出来るので、満足している方が多いです。