実はカンタン!お部屋が片付かない理由

水野友紀子
水野 友紀子

実は簡単!お部屋が片付かない理由

部屋がキレイに片付かない理由は、実はすごくカンタン!
単純に、片付けなければいけない場所に、片付けていないだけです。

でも、片付けていないのには実は理由があって、以下の3つのパターンに分かれます。

【理由 その1.】・・・片付けるのが面倒くさい(笑)

一番シンプルな理由がコレ!(笑)ただ単に片付けることを面倒くさがって片付けていないということ。

自慢じゃないですが、私は部屋を散らかすのが超得意で、仕事をする時も、お料理する時も、本を読む時も、とにかく思いっきり広げるだけ広げて散らかすので、終わった後の片付けが大変なんです(汗)

もちろん、そのままにしておけば、お部屋は自分が散らかしたものであふれているんですが、どんなに散らかしても、面倒くさがらず、もともと置いてあった場所にきちんと片付けさえすれば、お部屋はキレイに片付いている状態を保てるハズ!

まずは、面倒くさいと思わず、きちんと片付けるよう心がけましょう。

【理由 その2.】・・・片付ける場所が決まっていない

面倒くさがらず、散らかっているものを片付けよう!と思っても、片付ける場所が決まっていないものは片付けることが出来ません。

片付ける場所を決めるということは当たり前のことなんだけれど、決まっていない場合がすごく多いんです

思い出してみると、私はいつも父から「モノの住所を決めなさい」と言われていました。

モノの住所=片付ける場所のこと。

住所がなければ片付けることが出来ないし、すぐに探すことも出来ないと常に父が言っていましたが、今、思えば、確かにその通り!

いつも出しっぱなしのものは、片付ける場所がしっかり決まっていないということに気づくと思います。

面倒くさがらず、散らかっているものを片付けたのに出ているものがあったら、まずは住所が決まっているかを確認し、もし決まっていなかったら、住所をしっかり決めるようにしましょう。

【理由 その3.】・・・片付ける場所がない

「2と同じじゃない?!」と思われる方もいらっしゃると思いますが、同じように見えて、実は全然違います(笑)

片付ける場所=住所が決まっていないのであれば、片付ける場所を決めれば片付くはずです。

でも、片付ける場所=スペースがない場合、まずはスペースを作ることから始めなければいけません。

住所を決めようと思っても、埋まってしまっていてスペースが確保出来なければ、住所を決めることが出来ないので、まずはスペースを確保することが一番です。

このスペースを確保するために、最近、人気なのが断捨離。要らないものを捨ててスペースを作るんですが、私もお祖母ちゃんに育てられているので、なかなか捨てる選択が出来ないんですよね(笑)

「もしかしたら、また使うかも・・・」
「これ、高かったし、捨てるのはもったいない・・・」
「思い出が残ってるし・・・」


などなど、いろんな理由を作って、捨てない努力をしますが、結局、使わずに置いてあるだけのものがほとんど。

そればかりか、その使わないものを置くために、スペースが確保できず、部屋がモノであふれて散らかってしまう・・・という方がとても多いんです。

例えば・・・ペン立て。気づけば、テーブルやデスクの上のペン立てが増えてるという方、いらっしゃいませんか??

わが家のテーブルの上に置いてあったペン立てが、気付いたら2つに増えていたので、中身を全部出して整理してみました。

黒いボールペンが5本!普段使わない色鉛筆や芯が折れた鉛筆、出なくなった油性ペン、旅行のおみやげでもらって可愛いけれど、書きにくいペンなどなど、普段使わないものだらけでパンパンに埋まっていました・・・

でも、整理した結果、普段使うものはほんの一握りなので、ペン立ても必要なくなり、ペン立てをテーブルの上に置かないようにすることで、テーブルの上のスペースも増えました。

ペン立てはコンパクトサイズですが、これが例えば洋服を収納するためのチェストだったら、どうでしょう?

何年も前から着ていない洋服を収納していることで、チェストの中にスペースがなくなり、新しく購入した洋服を入れるスペースがないので、さらにチェストを購入。おかげで部屋が狭くなる・・・という悪循環が起こっているお家も少なくありません。

洋服に限らず、靴も本も、全てにおいて片付ける場所=スペースを確保することが、一番最初にやらなければいけないことです。

部屋が片付かないな・・・と思っている方、
3.片付ける場所を作る。
2.片付ける場所を決める
1.面倒くさく思わずに、もとあった場所に片付ける。

この3ステップで、いつもスッキリ片付いているお部屋で過ごすようにしましょう!



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水野友紀子

水野 友紀子

空間スタイリスト。
アンティークショップHandleバイヤー。

大学で小さい頃から好きだった化学実験が出来る薬学を専攻。薬剤師となり、製薬会社で研究職に就く。 結婚を機に、休日は嫁ぎ先の老舗家具屋の手伝いをすることに。
家具のことを学びながら、そこで得た知識と固定観念にとらわれない主婦目線での女性らしい提案が、お客様に喜んでもらえることが嬉しくなり、薬の研究を辞め、インテリアの研究に没頭することを決める。
アンティーク家具に出会い、それまで知らなかった世界に感動。 家具やインテリアに対して伝えたいことや、自らが買い付けてきたアンティークに対する想いを「買い付けうらばなし」や「まいにちハンドル」に綴り、日々配信中。

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