自分にピッタリのシャンデリアの選び方

水野友紀子
水野 友紀子
自分にピッタリのシャンデリアの選び方 ガラスのシャンデリア

新築やリフォーム中の方に聞くと、ほとんどの奥様が付けたいと思っている照明器具がシャンデリア!

キラキラっと輝いて豪華な雰囲気のシャンデリアは、やっぱり女性が憧れる照明器具ですよね~

でも、いざ!その時が来ると、どこにどんな風に点けていいものか分からなくて悩んでしまう・・・と言う方も多いんです。さらに、悩み過ぎて、結局、付けることが出来なかったという方も!

ということで、今回は、女性の憧れ照明No.1のシャンデリアについて、お話しします。

まず、シャンデリアを付けたい!と言う方が口を揃えて質問されることがあります。それは・・・

「暗くないですか?」

以前に、何度もお話ししているので、またかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが(笑)明るさの感じ方は人によって感じ方が全く違うので、明るいとか暗いを比べることは出来ません!

優しい灯りのシャンデリア

ただ、一般的なお家で使われている照明器具は、大抵、天井付けの大きなシーリングライト。シーリングライトと比べた場合は、シャンデリアが暗く感じることは間違いないです。

というのも、そもそも、シャンデリアとシーリングライトは、使い方が全く異なる照明器具。シーリングライトは主照明として部屋を明るくするために機能的に使う照明器具に対し、シャンデリアは補助照明として、インテリア性を重視した照明器具。

明るさより見た目を楽しむための照明器具なので、デザインに合わせて、使っている素材や電球の灯数、照らし方も様々。

上向きのシャンデリアと下向きのシーリングライト

大抵、シーリングライトよりワット数が小さく、天井から下向きで、お部屋全体を明るく照らすシーリングライトに対して、上向きで電球がついているものも多いシャンデリアの明るさが暗く感じることは間違いありません。

シャンデリアは、見た目を楽しむ照明器具なので、選ぶ際のポイントはただ1つ!明るさを気にせず、見た目が好きなものを選ぶことです!

何もない空間に、天井からシャンデリアを吊るして、お部屋が華やかな雰囲気に彩られることで、お部屋が格上げされる、いわばインテリアの一部。

それと時に、夜になって点灯すると、お部屋の中に作り出すシャンデリアの陰影がとてもドラマティックで、夜の時間を癒してくれます。

夜に灯りを点灯させるシャンデリア

とは言え、あまりにも広いスペースに小さいシャンデリアをつけても迫力が出ませんし、逆に狭いスペースに大きすぎるシャンデリアをつけても圧迫感が出てしまうだけ。

なので、図面上で取り付けたい位置を決め、明るさのことは考えず、大きさと見た目が好きなシャンデリアを探すところから始めてみましょう。




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水野友紀子

水野 友紀子

空間スタイリスト。
アンティークショップHandleバイヤー。

大学で小さい頃から好きだった化学実験が出来る薬学を専攻。薬剤師となり、製薬会社で研究職に就く。 結婚を機に、休日は嫁ぎ先の老舗家具屋の手伝いをすることに。
家具のことを学びながら、そこで得た知識と固定観念にとらわれない主婦目線での女性らしい提案が、お客様に喜んでもらえることが嬉しくなり、薬の研究を辞め、インテリアの研究に没頭することを決める。
アンティーク家具に出会い、それまで知らなかった世界に感動。 家具やインテリアに対して伝えたいことや、自らが買い付けてきたアンティークに対する想いを「買い付けうらばなし」や「まいにちハンドル」に綴り、日々配信中。

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