おしゃれなお部屋づくりにおススメの1台に3つがセットになったネストテーブル
- 中嶋 美幸

わたしのお気に入り
初めて見たときからずっとお気に入りの家具が「ネストテーブル」
ネストテーブルとは、3つのテーブルが入れ子になっているテーブルのことで、ネストは「巣」のことを指しています。

最初ネストテーブルを見たときに1つのテーブルにもれなくあと2つテーブルがついてくるの!?と驚いてしまいました(笑)
本当にまるで大きな巣の中にいる子供たちというイメージで、3つが仲良く一つに重なりあっている様子は仲良しの兄弟のようで可愛く見えてきます。

ネストテーブルは1800年代頃から作られるようになり、主にリビングで使われていたそうですが、なぜネストテーブルがこのような形で作られてるようになったかは定かではないのです。
応接間のお客様用のソファや椅子に合わせていたのか・・
ティーテーブル用として、大きなテーブルはポット用、小さなテーブルはカップを置くために使われたのか・・、どんな風に使っていたんだろう・・と
いろいろ想像が膨らんでしまいます(笑)
そんなところがまたミステリアスでネストテーブルの素敵な魅力かもしれません。

そしてなんといってもネストテーブルの最大の魅力は1台で3台のテーブルがついてくることははずせません。
3つバラバラに使うのはもちろんですが、スラーっと伸びた美しい脚のネストテーブルは3つを一つにまとめて使っても造形美としてとっても美しいんです。


ネストテーブルが作られ始めたころは、ローズウッド材やマホガニー材などが美しい木目の高級材が多く使われ、カブリオルレッグや、ツイストなど歴史を感じる脚の装飾が特徴的なネストテーブルが作られてきました。


その後、北欧スタイルの家具で人気のマッキントッシュ、G-PLAN、ネイサンなど多くの人気家具メーカーからもネストテーブルが作られるようになり、作られた時代によっていろんなデザインのネストテーブルを楽しむことができます。
いつの時代でも、全てのテーブルが重なりあったとき、それぞれ独立してつかったときの美しさや洗練されたオシャレなデザインは変わりません。
この北欧スタイルの丸いネストテーブルはなんと一台に5台のテーブルがセットになったネストテーブルなんです!
こんな風に、一番大きいテーブルはメインのリビングテーブルとして使って、小さなテーブルはソファサイドや前に持ってきて一つ一つ自分専用のテーブルとして使えてとっっても便利。
使わないときはメインのテーブルの下に戻すだけでOK。
こんなに便利でさらにオシャレで、しかもお得!だなんて、なんだか欲張りな気分になってしまいます(笑)

仲良し三つ子を並べて使ったり、重ねて使ったり、いろんな場所でバラバラに使ったり・・いろんな場所でいろんな使い方を楽しんでみてくださいね。

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中嶋 美幸
アンティークショップHandle編集ライター
短大で生活デザインを学び、そこで得た住宅の内装や家具の知識をもとに、Handleでお客様担当係を長く務める。
結婚を機に、愛知県に移住。現在、在宅スタッフとして、2人の子育てをしながら、リモートでHandleの編集ライターとして、アンティークに関する知識を中心に執筆中。
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