- トップページ
- お部屋コーディネート
- ビンテージテーブルに似合う、おしゃれな椅子の選び方
ビンテージテーブルに似合う、おしゃれな椅子の選び方
最近、インテリア雑誌でも特集を組まれるほど人気なのが、北欧スタイルのお部屋です。
特に、家族みんなでご飯を食べるダイニングルームに、ビンテージのダイニングテーブルを置いて、おしゃれなお部屋をコーディネートしたいと思っている方が増えています。
「ビンテージ」と呼ばれる1950~70年代に造られたテーブルは、デザインはもちろん、使われている木材の質もよく、機能性が高いものが多い所も魅力です。
今回は、クールな中にあたたかみが感じられる、北欧スタイルのヴィンテージテーブルの魅力と、椅子を組合わせてつくる、カッコいいダイニングのコーディネート方法についてお話します。
~ 目次 ~
1.北欧ビンテージテーブルとは 2.「お揃い」と合わせる 2-1 北欧ビンテージチェア 3.板座の椅子に合わせる 3-1 アーコールチェア 3-2 いろんな椅子 4.異なるスタイルと合わせる 4-1 フレンチチェア 4-2 クイーンアンチェア 4-3 ツイスト脚のチェア
まずは「北欧スタイルのビンテージテーブル」と呼ばれるテーブルについてカンタンに解説します。
そもそも「ビンテージ」とは、作られてから30年以上100年未満のものを言い、ヴィンテージテーブルとは1950~70年代にイギリスで造られたテーブルのことです。
この時代、アンティークの本場イギリスでは、物資不足によりオーク材やマホガニー材、ウォールナット材などを使った英国らしい家具を造ることが禁止されます。
それに代わったのが、チーク材を使って大量生産が出来る、スウェーデンやノルウェー、フィンランドなどのシンプルでおしゃれなデザインの北欧家具です。
北欧らしいスマートなデザインの家具を、技術レベルが高い英国の家具職人が造ることで、デザイン力と技術力が合い重なった北欧スタイルのビンテージ家具が出来上がりました。
北欧スタイルのビンテージテーブルの特徴は、大量に生産が出来るよう、デザインされた直線的なテーパードレッグ。
ただ単に真っ直ぐなのではなく、足先に向かってだんだんと細くなったり、丸みを帯びたデザインになっていたりと、技術力の高い英国ならではのこだわりが感じられるデザインです。
また、特に人気なのがエクステンションテーブルと呼ばれる伸長式のテーブル。
テーブルの天板を真ん中から左右に開いて、その間に天板を一枚足すことで大きさを変えて使える伸長式テーブルです。
中には、真ん中から出てきた天板をくるっと回転させて広げることで伸長することが出来るタイプもありますが、天板の間にピッタリはめ込める構造になるには、ミリ単位の調整が必要。
シンプルなデザインの中に、英国の家具職人の高度な技術がギュッと詰め込まれたテーブルです。
英国の職人の技術力が光る北欧スタイルのダイニングテーブルは、デザインがシンプルなだけに、同じようなデザインの椅子以外、組み合わせ出来ないと感じている方も多いようです。
ここからは、3ステップでいろんなスタイルの椅子と組み合わせて、どんなダイニングルームになるか、コーディネート例をご紹介します。
まずは同じ年代に造られた、座面が貼り座になっているお揃いのビンテージチェアを組合わせてみましょう。
ビンテージテーブルが製造された1950~70年代になると、テーブルにお揃いの椅子をセットしたダイニングセットが販売されていました。
この年代に造られたビンテージチェアは、デザインもシンプルで、個性的なデザインのものが多いので、意外にどれを組合わせてもよく似合います。
スッキリとカッコいい、統一感のあるダイニングをコーディネートしたい方は、お揃いのビンテージチェアを複数脚、一緒に組合わせましょう。
お揃いのデザインのビンテージチェアを複数脚集めて、ビンテージテーブルにセットすると、カッコいいダイニングルームが出来上がります。
こだわりが強い方は、お揃いのブランドのお揃いのシリーズを探し出して、組み合わせてみてはいかがでしょう?
カッコよくなりすぎず、おしゃれなダイニングセットにしたい方は、座面に色をプラスしてみましょう。
北欧スタイルのお部屋には、ブルーやグリーン、グレーなどの色がとてもよく似合います。今回はあざやかなグリーン色の座面の椅子を組み合わせて、爽やかな雰囲気のダイニングに仕上げました。
同じデザインで背もたれも貼り生地になっている椅子を、バラバラの色で生地を張り替えて、いろんな色をプラスして組み合わせてみました。
形は全く同じでも、色が変わるだけでクールだったダイニングに、女性らしい可愛いらしさプラスされて、華やかな雰囲気になります。
ビンテージチェアは、大抵、チーク材で造られていますが、時々、ペイントされているものを見つけることがあります。
色が違っていても、この年代に造られた家具らしく、スッキリしたデザインなので、椅子の色がアクセントとなって、カッコいいダイニングルームになります。
同じ年代に造られたビンテージスタイルの椅子をお揃いのデザインで複数脚、組み合わせるだけで、カッコいいダイニングルームをコーディネートすることが出来ます。
カッコよさにおしゃれさをプラスしたい方は、色を少しずつ足していくことがポイント。
座面や背もたれの貼り生地に色をプラスすることで、華やかでおしゃれな雰囲気のダイニングがコーディネートできるのでおススメです。
ビンテージテーブルのデザインの基本は、シンプルなストレート脚なので、板座の椅子と組み合わせると、とてもよく似合います。
中でも同じ年代に造られた、ビンテージの曲げ木の椅子、アーコールチェアは、デザインもおしゃれでとても相性がよく、誰でもおしゃれなダイニングがコーディネート出来ます。
アーコールチェアには、いろんな背もたれのデザインがありますが、お揃いの背もたれでトータルコーディネートすれば、間違いありません。
ちょっと雰囲気を変えたい方は、背もたれのデザインがお揃いで色が違うアーコールチェアを組合わせてみましょう。
同じ背もたれのデザインで統一感がありながら、色の違いによりメリハリが出て、おしゃれな雰囲気に仕上がります。
もう少しおしゃれな雰囲気を出したい方には、色だけではなく背もたれのデザインも違うアーコールチェアを合わせることをオススメします。
アーコールチェアは線がとても細く、足元は同じデザインなので、背もたれのデザインが違うものを組合わせても、とてもおしゃれに似合います。
さらに、色をプラスしたい方には、座面にいろんな色のクッションをプラスして華やかさを足してみましょう。
さらに個性的でおしゃれなダイニングにしたい方は、アンティークのいろんな板座の椅子を組合わせてみましょう。
ペイントされたベントウッドチェアやキッチンチェア、チャーチチェアなど、色も形もバラバラですが、テーブルがシンプルなだけに、それぞれの椅子の個性が映えるダイニングが出来上がります。
ビンテージのテーブルはデザインがシンプルな分、背もたれのデザインが特徴的な板座のアンティークチェアを組み合わせることで、おしゃれなダイニングルームをコーディネートすることが出来ます。
好きなデザインの板座の椅子がある方は、どんなデザインのものでもビンテージテーブルとよく似合うのでおススメです。
テーブルは天板と脚だけの家具なので、ストレート脚でシンプルなデザインの北欧スタイルのダイニングテーブルは、どんなデザインの椅子にも合います!
個性的なデザインの椅子には合わせづらいと思われる方も多いのですが、お揃いの椅子でコーディネートすれば、椅子のインテリアスタイル寄りのダイニングルームが出来上がります。
例えば、ビンテージテーブルに、脚の曲線ラインが優雅なフレンチチェアを組合わせることで、女性らしく華やかなフレンチスタイルのダイニングがコーディネート出来ます。
アン女王の時代に、初めて誕生した貼り座の椅子がクイーンアンチェア。
機能性を追求したシンプルなデザインの椅子は、同じくシンプルなデザインの北欧スタイルのテーブルによく似合います。
挽き物細工が印象的な、重厚感のあるツイスト脚の椅子を北欧スタイルのダイニングテーブルと組み合わせることで、椅子の挽き物細工がより際立つダイニングがコーディネート出来ます。
同じツイスト足のテーブルと合わせるのは、ちょっと重厚過ぎると思う方にオススメです。
いかがでしたか?
北欧スタイルのビンテージテーブルは、デザインがスッキリとシンプルなだけに、どんな椅子と組み合わせても、とてもよく似合うことがお分かり頂けたと思います!
なので、極論を言えば、ビンテージのテーブルには、どんな椅子を組合わせても似合います!(笑)
それでも悩んでしまう方は、気になっている椅子をコーディネートしますので、スタイリングサービスをご利用ください。
ご購入頂いたテーブルに組み合わせて、写真を撮ってご紹介します。
-
アンティーク家具Handle
(水野商品館 株式会社)1903年創業
【店舗&倉庫】
〒910-0019 福井市春山2-9-13
【南青山オフィス】
〒107-0062 東京都港区南青山5-4-41
古物商 福井県公安委員会許可
第521010008980号