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夏色イエローがアクセント ウィリアムモリスのあるリビング
夏色イエローがアクセント
ウィリアムモリスのあるリビング
いよいよ夏本番。今年は梅雨の期間も短く猛暑が続く!・・・と思っていたら、梅雨に逆戻りしたような大雨。
なかなか落ち着かないお天気が続いて、体が付いていかないという方も多いのではないでしょうか?
今月は、少しでも爽やかな気分で過ごせるよう、ウィリアムモリスのソファを中心にリビングをコーディネートしてみました。
上質な家具とソファで作るリビングを、今回から動画と一緒にご提案します。
主役はウィリアムモリス
リビングの主役に選んだのは、主婦目線で作ったオリジナルソファのMarie。
今月はウィリアムモリス柄に衣替えして登場です。
ソファはお部屋の中でもかなり大型の家具で、場所を取る分、実は、お部屋の印象を決める大きなポイント的存在。
なので、カンタンにカバーが替えれるというところも、ソファ選びの重要なポイントです。
オットマンは夏にピッタリのリネンのカバーで。ソファの座面と同じ高さなので、足を思いっきり出してリラックス出来ます。
柄のソファ×無地のクッション
今回選んだソファのカバーは、ウィリアムモリスの「スネークヘッド」
面積が広いソファに柄を使うのは勇気がいる…という方も多いんですが、モリスデザインのファブリックは心配無用!
アンティーク家具にもとてもよく似合って、お部屋が一気に華やぐので、お部屋のメインになるソファにピッタリです。
そして、最大のポイントは、柄のソファに無地のクッションを合わせること。
今回は、黄色いお花の色に合わせて、イエローのクッションを組合わせてみました。
柄に入っているクッションを選ぶのもポイントなので、グレーも似合います。・・・が、派手な色の方をオススメします(笑)
いろんな使い方が楽しめるオットマン
最初からソファを購入するのはハードルが高すぎるので、気になる方にはオットマンがおススメです。
オットマンはいろんな使い方が楽しめる椅子。
ソファと組み合わせて足置きにするのはもちろん、クッション性があるのでこのまま椅子としても使えます。
ソファとオットマンは必ず柄や色を合わせる必要はありません。
今回は涼し気な雰囲気を出したかったので、リネンを選びましたが、イエローのオットマンを組合わせてもかなりおしゃれに決まります☆
三面ガラスのショーケース
リビングに置いてもらいたい家具が、ガラスのキャビネット。
収納のためというより、好きなものを中に入れて飾るためのショーケースとして使ってもらうことで、お部屋の中に優雅さが漂います。
モリスの柄はマホガニー材の家具ともすごく相性がいい~!
お気に入りのコレクションをたっぷり収納
カギを取っ手代わりに使って扉を開けるので、まるで宝箱を開けている気分(笑)
大切なものはもちろん、そうでないものもここに入れるだけで、宝物に見えてきます。
シルバーのティーポットを使ったお茶の時間
キャビネットの中から今回選んだカップ&ソーサーはロイヤルコペンハーゲン。
開窯当初の1775年から存在したデザイン、ブルーフルーテッドは代表作です。
ずっと長く愛され続けるカップ&ソーサーとシルバープレートのポットでお茶の時間を楽しみます。
丸い形のコーヒーテーブル
ソファに組み合わせたのは、丸い形の、小さなバルボスレッグのコーヒーテーブル。
バルボスレッグを選んだ理由は・・・名前?!(笑)
実はパイナップルレッグとも呼ばれるので、なんとなく夏にはパイナップルが美味しいよね~という単純な理由から選んでみました(大笑)
マホガニー材の木目が美しい書斎机
今回、コーディネートに使った家具は、ほぼマホガニー材で統一してみました。
というのも、ウィリアムモリスのイメージがマホガニー材なんですよね。
赤茶色の木肌とモリスのデザインがすごく似合っていて、より高級感が漂います。
雰囲気を出してくれる帆船のオブジェ
帆船のモチーフのオブジェを置くだけで、アンティーク感が漂うのでおススメ。
どうやってディスプレイしていいのか分からない・・・と言う方にこそ、帆船のモチーフはおススメです。
壁にはファミリーフレームを飾って、好きな写真を切り抜いて入れるだけでおしゃれ感が漂います。
コンソールとしても楽しめるリビングデスク
デスクは書斎というイメージだけれど、私はリビングに置いてリビングデスクとして使うことをオススメしています。
アンティークのネコ足デスクは、デスクとしてはもちろん、使わない時はコンソールテーブルとして楽しめるところがポイント。
朝はお母さんのドレッサー、お昼はお友だちが遊びに来た時のコンソールテーブル、夕方は子ども達の宿題、夜は仕事用の書斎机・・・
1台で何役もこなせる優秀なリビングデスクです。
いろいろ使えるコーナーチェア
デスクには主役級に美しい透かし彫りのコーナーチェアを組合わせてみました。
座面の色はソファに合わせたイエロー色。
デスクを使わない時は、お部屋の角に置いておくだけで絵になる椅子です。
スマートな移動式本棚
椅子の横にはどこにでも気軽に置けるスマートなマガジンラックを。
気軽に持ち運びが出来る移動式本棚のようなマガジンラックさえあれば、どこででも本が読めて、雑誌や新聞でお部屋が散らかることもありません。
ゴミバコとして使って欲しい家具
デスクの横に置いたコールボックス。実は、ゴミバコとして使ってもらいたいと思って、デスクのすぐ横に置いてみました。
コールボックスとは、もともと暖炉で使う炭を入れる場所として使われていたもの。
下のフラップ扉の中に炭を入れていた、上流階級の証のような贅沢な家具です。
炭を入れることがなくなった今、このフラップ扉は、おしゃれなごみ箱として大活躍☆
炭を入れるより、さらに贅沢な使い方ですが、ゴミを見えないように隠すことも出来ると大人気の家具なんです。
当時の上流階級の暮らしを、現代の使い方で贅沢に楽しんでみてはいかがでしょう??
仕上げは落ち着いた色に輝くシャンデリア
今回のテーマは、モリス柄の中に入っているイエローとマホガニー材の赤茶色。
この2色と相性がいいシャンデリアを・・・と考えて、真鍮製のシャンデリアを選んでみました。
マホガニー材の落ち着いた赤茶色とゴールド+イエローの色使い。バツグンに相性のいいコンビです。
お揃いの壁付けシャンデリア
いつもお話していますが、シャンデリアと壁付けシャンデリアをセットで使うと、お部屋がワンランクUPします。
シャンデリアと同じく真鍮の壁付けシャンデリアをコールボックスの上の壁に取り付けて、夜をムーディーに楽しみましょう。
コーディネートのまとめ・・・
今回の主役は、ウィリアムモリスの柄。そして、そこに使われているイエローとマホガニー材の赤茶色です。
ソファは家具の中で一番大きい家具と言ってもいいくらいサイズが大きいので、置いた時にお部屋に与える印象も強いんです。
なので、ウィリアムモリスの模様を使うことで、一気に豪華な雰囲気を漂わせて、モリス柄に似合う赤茶色のマホガニー材の家具でまとめてみました。
アクセントカラーはイエロー。特に、ソファの上にイエロー色のクッションを1個置くだけ。たったこれだけのことで、空間全体が引き締まって、統一感が出ます。
照明も真鍮を使って、コーナーチェアの座面も金茶を使ったので、トータル感が出ていい雰囲気に仕上がりました。
夏色のイエローを使ったリビングで、暑い夏を乗り越えましょう!
【コーディネート実例】
リビング
英国クラシックスタイル
▼今回、使ったアイテムはコチラ
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アンティーク家具Handle
(水野商品館 株式会社)1903年創業
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