- トップページ
- アンティークコラム
- アンティークの選び方
- アンティークを装飾や細工から選ぶ
- バラスターとは?アンティーク家具のデザインと歴史
バラスターとは?アンティーク家具のデザインと歴史

- 水野 友紀子
バラスターレッグ(Baluster Leg)とは、アンティーク家具の脚のデザインのひとつで、お酒のボトルや花瓶のような中央がぷっくりと膨らんだ美しい曲線の彫刻脚のことです。
今回は、ジャコビアン様式の代表、バラスターレッグについてお話します。
バラスターとは
バラスター(Baluster)とは、アンティーク家具の脚のデザインのひとつで、お酒のボトルや花瓶のような中央がぷっくりと膨らんだ美しい曲線の彫刻のことです。
名前の由来は、ギリシャ語でザクロのツボミと言う意味「balaustion(バラウスティオン)」
ふっくらと膨らんで、キュッとすぼまっている形が、ザクロのツボミに似ているところから「バラスター(baluster)」と呼ばれるようになりました。
バラスターレッグの歴史
そもそも「バラスター(baluster)」は、階段の手すりやバルコニーの欄干を支える、等間隔に並んだ小さな支柱のことを意味する建築用語。
原型は、古代ローマの建築で大理石などで作られた装飾支柱です。
15世紀のルネサンス期のイタリアの建築家が、フィレンツェの別荘で使うようになり、その後、あのミケランジェロが階段のデザインに使ったことで、建築美の象徴として大流行!
バラスターは一気にヨーロッパ中に広まっていきます。
イギリスでは17世紀初めのジャコビアン様式で家具の脚として「バラスターレッグ」が誕生。テーブルや椅子、キャビネットなどに手彫りやろくろ挽きで作られたバラスターが使われるようになりました。
貴族たちの間で「格式高いあるデザイン」として広まり、ステータスシンボルになったバラスター。
現在は重厚感とエレガントさを兼ね備えた、伝統的なアンティーク家具のデザインとして人気です。
バラスターレッグコレクション
ゲートレッグテーブル

艶のあるバラスターレッグが美しいアンティークのゲートレッグテーブル。
芸術的で美しいバラスターレッグが全ての脚に装飾されているので、とても華やかです。
見ているだけでうっとりする、お部屋の主役になるテーブルです。
サザーランドテーブル

とても細くて美しいバラスターレッグが印象的な、アンティークのサザーランドテーブル。
まるでフラミンゴみたいに細くて長くて美しい脚に近づいてみると、一本一本が美しいバラスターレッグの挽き物細工になっていて、とっても上品。
凛とした雰囲気で立っている姿が美しいテーブルです。
ダムウェーター

バラスター支柱のダムウェーター。3枚のトレイをつないでいるバラスターのやわらかい曲線が魅力的です。
もともとは貴族のお家で、アフタヌーンティーを楽しむゲストに、スムーズにサービスが出来るように造られダムウェイター。
英国貴族気分が楽しめる贅沢なアンティーク家具です。
スタンドライト

さりげなく支柱の部分にバラスターの挽物細工が入っているフロアスタンドは、デザインがシンプルなのに品があっておしゃれ!
バラスターの木製の支柱はどんなインテリアにも合わせやすく落ち着いた雰囲気なので、どんなお部屋に置いても気軽に楽しんで頂けます。

-
水野 友紀子
空間スタイリスト。
アンティークショップHandleバイヤー。大学で小さい頃から好きだった化学実験が出来る薬学を専攻。薬剤師となり、製薬会社で研究職に就く。 結婚を機に、休日は嫁ぎ先の老舗家具屋の手伝いをすることに。
家具のことを学びながら、そこで得た知識と固定観念にとらわれない主婦目線での女性らしい提案が、お客様に喜んでもらえることが嬉しくなり、薬の研究を辞め、インテリアの研究に没頭することを決める。
アンティーク家具に出会い、それまで知らなかった世界に感動。 家具やインテリアに対して伝えたいことや、自らが買い付けてきたアンティークに対する想いを「買い付けうらばなし」や「まいにちハンドル」に綴り、日々配信中。
-
アンティーク家具Handle
(水野商品館 株式会社)1903年創業
【店舗&倉庫】
〒910-0019 福井市春山2-9-13
【南青山オフィス】
〒107-0062 東京都港区南青山5-4-41
古物商 福井県公安委員会許可
第521010008980号
記事をシェアする




























