象嵌(インレイ)

象嵌(インレイ)

象嵌(ぞうがん)とは、「インレイ」と呼ばれ、一つの素材に異なった素材を嵌め込む技法のことを言います。 もともと象は「かたどる」嵌は「はめる」という意味があり、象嵌にも金工象嵌、木工象嵌、陶象嵌等などがあります。

アンティーク家具においては、木工象嵌が多く、家具の表面に模様を彫り、その模様にそって切り取った異なる木片をはめ込み、家具の表面を飾る技法です。 アンティーク家具でも、象嵌はとても繊細で美しい装飾のものが多く、まるで芸術品のそのもののようです。

ヨーロッパでは、15世紀頃に大理石に色違いの石を組み合わせたインレイのフローリングや壁のデザインが流行し、それらが家具にも使われるようになったといわれています。 17世紀中頃に、ウォールナット材のような堅い木材を薄くスライスする技術が発達したことで、象嵌のように繊細で美しい装飾がつくられるようになりました。 木を薄くカットして細工を行うため、収縮のしないウォールナット材などの上質な素材の家具にのみこの技法が使われてきました。 そのため、象嵌が装飾されたアンティーク家具は貴重で高価なものが多くみられます。




キャビネットの各所に象嵌が施された、高級感のあるガラスキャビネットです。
蓮の花のような繊細なお花がデザインされて、どこかオリエンタルな雰囲気もあります。




一見、シンプルでスタイリッシュな佇まいですが、天板に繊細で細やかで美しい象嵌の装飾が入っています。
高級材で知られるマホガニー材に美しい象嵌が入ることで、より一層華やかで上質な雰囲気もあるオケージョナルテーブルです。




繊細なカッティングの背もたれに施された象嵌が美しいアンティークチェアです。 曲線を描いた脚も美しく、アンティークならではの細やかな装飾が高級感たっぷりです。
当時の高い技術を見ることができ、多くの人を魅了してきた“イングリッシュ・アールヌーボー”の世界へ酔いしれる一脚です。




当時の職人の製作技術の高さを感じることができる象嵌の家具は、まるで美術品や芸術品のような美しさがあり、 その細工のデザインもシンプルなものから、繊細で細かなものまで様々です。
高級で上質なアンティークとして人気も高い家具です。

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