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椅子の梱包方法を、準備から詰め方、配送時の注意点までご紹介
- 酒井 有紀子
Handleからお届けしているお荷物。どんな風に届くのかな?って気になりますよね。
せっかくキレイに修復したアンティーク。
私たちの手を離れてから無事にお客様のお家に届くよう、Handleではスタッフ一人一人が責任を持って丁寧に梱包をしています。
今日は、普段はお見せする事がない、アンティークのチェアの梱包方法を、私、酒井がご紹介します。
まずは梱包に必要な準備物です。
今回、お客様にお送りするキッチンチェア。
椅子を包むダンボール、梱包材のエアキャップ(通称プチプチ)、透明テープとHandleのオリジナルテープ、椅子の脚先に貼るフェルトキーパーとはさみを用意します。
まずは、チェアの脚先にフェルトキーパーを貼ります。
Handleからお送りするチェアの足先には、お客様のお家の大切な床を傷つけないように、フェルトキーパーを貼ってお送りしています。
フェルトキーパーを貼ると滑りがよくなるため、移動もラクラクです。
はさみでチェアの脚に合わせて1枚1枚カットして貼っていきます。
キレイに貼れました!
もともとフェルトキーパーはシールになっているのですが、接着力が弱いのでボンドを付けて貼ります。
このままボンドが乾くまで1日置いておきます。
エアクッション(通称プチプチ)を巻いていきましょう。
指でプチプチと潰すと止まらなくなっちゃう経験、ありませんか??(笑)
空気をたっぷり含んだエアクッション(プチプチ)はクッション性に優れているので、チェアを配送時の衝撃から守ってくれます。
たっぷり包んでぐるぐる巻き。
脚の裏と脚先はもっとも破損の可能性のある部分なので、より頑丈に巻き込んでいきます。
こんなに巻き込んでも、輸送中、移動用のローラーに載せられちゃうと、どうしてもフェルトキーパーが取れてしまうことがあります。
もし、到着したお荷物のフェルトキーパーが取れていた場合は、大変お手数をお掛けしますが、木工用のボンドで貼り付けて下さい。
サイドを巻き込んで透明テープで止めれば、準備完了です。
横側もしっかり留めて、梱包前の準備完了です!
さぁ、ダンボールに入れていきます。
さぁ、ダンボールの中にチェアを入れましょう
ダンボールにアンティークチェアを丁寧に入れ、段ポールとチェアの隙間をきっちりと埋めて、配送中にダンボールの中で椅子が動かないようにします。
カッターとはさみを使って、ダンボールをちょきちょき切ってテープで留めます。
椅子の形に合わせて、ダンボールをカットします
ダンボールを椅子の形に合わせてカットしていきます。
出来るだけ隙間が出来ないように、小さくカット!
ちなみに、ダンボールも衝撃を吸収してくれる、分厚めのダブルのダンボールを使っているので、手を切らないように気をつけながらカットしていきます。
ちなみに、椅子の真ん中の水玉はHandleオリジナルファイルです。
柄違いがいろいろあるので、どれが届くかお楽しみに~
梱包完了です
出来上がりました!横から見ると、こんな感じです。
この状態で、お客様のお家に到着します。
日々、試行錯誤を繰り返しています。
配送だけは、私達が直接行う事が出来ないため、どんなにきちんと修復しても、配送中に破損するドラブルは避けられません。
破損したアンティークは、また修復してもとに戻す事が出来ますが、出来る限りお客様のもとに破損させないように到着するよう、破損があった場合、何が原因だったかを考え、輸送中の衝撃に対してどうすれば耐えれるか、スタッフみんなで試行錯誤を繰り返しています。
何より、お客様の大切なお荷物が、無事に到着するように梱包していますので、少々開けにくい場合や梱包材の処分にお手間を取らせてしまうこともあるかもしれませんが、ご理解頂ければ嬉しいです。
それでは、商品の到着までお待ち下さい!
今回使用したアイテム
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酒井 有紀子
アンティークショップHandle お客様担当主任
インテリアや家具に対する疑問や質問、不安に思うことなど、毎日、全国からかかってくるお客様の電話の生の声に対し、回答するため得た知識を、そのまま情報として発信している。
30年の主婦歴と、5歳の孫と過ごす日々で気付いた、インテリアのことを分かりやすく書くことをモットーに執筆中。
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アンティーク家具Handle
(水野商品館 株式会社)1903年創業
【店舗&倉庫】
〒910-0019 福井市春山2-9-13
【南青山オフィス】
〒107-0062 東京都港区南青山5-4-41
古物商 福井県公安委員会許可
第521010008980号
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