WAXを使ったアンティーク家具のお手入れ方法について

酒井有紀子
酒井 有紀子
アンティーク家具用ワックス

アンティーク家具をご購入頂いたお客様から
「購入した家具にワックスを塗ったほうがいいですか?」
とご質問を頂くのですが、答えは・・・

Handleスタッフ酒井さん

YES!

ワックスを塗って頂くと、艶が出て美しく使えます。

今回は、私、酒井がアンティークのテーブルのお手入れ方法&修復方法についてお話しします。

Handleスタッフ酒井さん

自然塗料の家具には、ワックスを塗ることをオススメします。

アンティーク家具の塗装方法は、販売されるお店の考え方によっていろいろありますが、Handleでは、昔から家具に使われている自然由来の「シュラックニス」で塗装しています。


「写真●●●」

アンティークの家具は、シュラックニスを何度も塗り重って塗膜を作るので、とても風合いがよく、天板にキズがついても何度でも修復が可能です。

自然素材なので、耐水性や耐熱性がそれほどよくないため、シュラックニスの塗膜の上にワックスを塗ることで、さらにワックスの塗膜を作り、水や熱から保護してあげると、長い間キレイに使うことが出来ます。

チェストやキャビネットなどの箱もの家具にワックスを塗る必要はそれほどありませんが、テーブルデスクのように、毎日のように天板を使う家具は、定期的にワックスを塗ると安心です。

→家具の塗装について詳しくはコチラ


誰でもカンタン!ワックスを使ったお手入れ方法

ワックスを塗った方がいい理由がわかったところで、実際にワックスを塗ってみましょう!
まずは、ワックスとウエスを準備します。

Handleで使っているワックスの主成分は、蜜蝋と呼ばれる、蜂蜜がベースになっているものです。

今回のように、シュラックニスで塗装されたアンティークの家具にはもちろん、天然木のオイル仕上げの家具にも使えます。

ワックスは大きな缶に入っていますが、一般の家庭で使いきるには、なかなか時間がかかり、また、自然素材のものなので、そのまま放置しておくと、堅くなってしまうため、Handleでは、 「1回分に小分けしたワックス」をご準備しています。

oza-wax6

まずは、1回分のワックスを使ってみて、必要であれば、 「大きな缶」をご購入下さい。

また、ウエスは毛羽立ちのない布のことです。もし、ご自宅に使わなくなった布があれば、そちらをお使い頂いて大丈夫です。

【ご注意】
他店でご購入いただいたアンティーク家具にHandleのワックスうが使えるかをお問い合わせ頂くことが多いのですが、修復方法が分からないため、Handleと同じワックスが適用できるかどうかは判断できません。

お客様の大切な家具に使って頂いても大丈夫かの保証は出来かねますので、お客様の責任でご購入いただくようお願いします。

さぁ!ワックスを塗ります。

まずは、ワックスを塗る前に乾拭きしてホコリを取り除きます

次に、ウエスにワックスを取ります。
この時ドキドキして少しずつ・・・と思いがちですが、ワックスをお肌に塗る美容液だと思って、自分の肌をお手入れする時と同じように、たっぷり取りましょう!(笑)

少し強めの力で、木に潤いを補充していく感覚でワックスを塗りこんでいきます。

潤いをしみ込ませていくイメージで木の目に沿って塗りこんでいきましょう。

全体的にワックスを塗ったら、最後に、塗りムラをなくして均一にするため、キレイなウエスや柔らかい布で拭き上げて終了です!

特に、毎日使うテーブルの天板は、使っているうちに、キズや汚れも気になってくるものです。
テーブルを普段からキレイに使うための簡単なポイントは 「家具の基礎知識!アンティークのテーブルのお手入れ方法について」でもお話しているので、こちらも合わせてチェックしてみてください。

同じように、チェストやキャビネットなど、箱物家具もたまにワックスを塗ってあげましょう。

oza-wax3

とても伸びがいいワックスを使っていますので、誰でも気軽に塗ることが出来て、初めての方でもカンタンです。

oza-wax4

チェストやキャビネットの場合、ワックスを塗る部分は、天板と前板くらいで十分です。引き出しの中や裏面は必要ありません。

ワックスを何回も塗り重ねていくにつれて、輪ジミが出来にくくなり、水の弾きもよくなってきます。試しに水を垂らしてみると・・・

こんな感じで水を弾きます!

ワックスを分かりやすく例えると、ハンドクリーム!手が荒れている時、ハンドクリームを塗ると、しっとりとした手触りになり、水を弾きますよね。

ワックスは、家具に対してハンドクリームのような感じなので、ワックスを塗ってあげると、手と同じように水を弾いて、表面がしっとりした手触りになり、艶が出ます。

乾燥やシミの防止になるので、アンティークの家具に限らず、天然木で自然塗装の家具の場合、時間のある時に、ワックスを塗ることをオススメします。

Handleスタッフ酒井さん

アンティークにワックスを塗るタイミングは、いつでもOKです。

もちろん、毎日でもいいんですが、そこまで必要はないので、気になることあった時に塗りましょう。

家具も人間の肌と同じなので、手を掛けてあげればあげるほどキレイになります。

無理なく楽しくメンテナンスしてみて下さい。
きっと家具も喜んでくれると思います!

Handleスタッフ酒井さん





酒井有紀子

酒井 有紀子

アンティークショップHandle お客様担当主任

インテリアや家具に対する疑問や質問、不安に思うことなど、毎日、全国からかかってくるお客様の電話の生の声に対し、回答するため得た知識を、そのまま情報として発信している。
30年の主婦歴と、5歳の孫と過ごす日々で気付いた、インテリアのことを分かりやすく書くことをモットーに執筆中。

アンティーク家具Handle
(水野商品館 株式会社)
1903年創業

【店舗&倉庫】
〒910-0019 福井市春山2-9-13

【南青山オフィス】
〒107-0062 東京都港区南青山5-4-41

古物商 福井県公安委員会許可
第521010008980号

関連商品はこちら



記事をシェアする

この記事に関連するカテゴリ