カンタンにお部屋の雰囲気をおしゃれにするスタンドライトを使ってみましょう！

長い間、お話ししてきた家づくりコラムも、いよいよ終盤！

前回、壁付けシャンデリアの話をした際、「次回、お話しします！」と約束した通り、フロアランプの話をしようと思います。

私は今まで「新築やリフォームする際、図面の段階で、必ず照明器具を設置する場所を決めておいてください！」と、何度も何度もお話してきましたが、唯一、完成してからでも間に合う照明器具があります。

それが、スタンドライト。

スタンドライトとは、デスクランプやフロアランプ、テーブルランプなど、コンセントを差しこんでスイッチを入れて点灯させる自立式の照明器具のことです。

具体的には、勉強机で勉強する際、誰もが一度は使ったことがある、デスクの上に置いて、手元を明るく照らすための照明器具もスタンドライトの一つ。

下向きで使う、明るさをとるための機能的な照明器具なので、日本の方にとっては特に使いやすく、慣れ親しんだ照明器具だと思いますが、逆に、フロアランプと呼ばれる背が高い上向きタイプの照明器具は、直接、明るくするための灯りではないため、実際に使っているお家をあまり見かけることがありません。

でも、実は、お部屋の中の雰囲気を変えたくなったら、一番、手っ取り早いのが、フロアランプ！と私は思っています。

と言うのも、私が照明に目覚めたのも、フロアランプだったから！

とは言え、最初からフロアランプを使い始めたわけではなく、小さなテーブルランプが始まりでした。

買い付けに行った際、主人が気に入って連れて帰ってきた上向きのテーブルランプを寝室に置いて、なんとなく他の照明を点けずに、テーブルランプだけ点灯させたとき、暗い中からふわっと広がるテーブルランプの優しい灯りにビックリした私。

こんなに雰囲気がいいんだと、その時、初めて間接照明の心地よさを感じて、フロアスタンドにチャレンジすることに！

フロアスタンドは高さもあるので、灯りをとるのはもちろん、見た目もおしゃれ。お部屋のおしゃれ度も一気に上がるので、ぜひチャレンジしてもらいたい照明器具です。

しかも、工事の必要がなく、コンセントさえあれば点灯できるという所もポイント☆ただ、置きたいと思う場所にコンセントがないことも多いので、大体、置くかな？と思う場所にコンセントを設置しておくことをおススメします。

オススメはベッドの脇とソファの脇。そしてテレビボードの横です。ココにあれば、フロアスタンドを置かなくても、携帯を置いたり掃除機をかけたりする際、便利。

フロアスタンドにいきなりチャレンジできない方は、私のようにテーブルランプをサイドテーブルなどの上に置いて、高さを出してみることでフロアスタンドのようにつかってみましょう。驚くほどお部屋の雰囲気が変化するので、満足して頂けると思います！