今回は具体的に「テーブルの選び方」についてお話ししたいと思います。
テーブルと言ってもいろんなテーブルがありますが、今回お話しするのはゴハンを食べるための「ダイニングテーブル」の選び方。
新築やリフォームするとき、一番最初に選ぶ家具じゃないかな?と思います。
実はダイニングテーブル選びに失敗した人が身近にいて・・・
それは、実家の父!(笑)
私が就職した年に家を新築したのですが、普段はそれまで住んでいた家で暮らしていたので、アセる事もなく・・・
「じっくりと何件も家具屋さんを回って納得するまで探す!」と父はガンバってダイニングテーブルを探していました。
いろんな家具を見て、ドンドン目が肥えてしまった父。
最後には「広い家だから、どんな大きなテーブルでも大丈夫!」と大きなことを言い放ち(笑)国内超一流メーカーの大きな大きな、しかも目が飛び出るくらいの価格のダイニングに決めてきました!!
配送の日に、到着したテーブルを見てさらにビックリ!
椅子を引くスペースが足りない・・・(苦笑)
家の広さとダイニングの大きさしか伝えていなかった父。
確かにテーブルが入るスペースは十分あるのですが、椅子を引くスペースがないんです!
椅子に座りたくても椅子の後ろを人が通るスペースがなく、しかもアーム付きの椅子なので、テーブルの下に収納することも出来ず・・・(汗)
結局、大きなテーブルの席に付くには、椅子の上を乗り越えて座らなければいけない状態・・・(大汗)
しかも、普段は4人しか使わないのに8脚もある椅子がジャマになって、使わない4脚は倉庫の中に入れっぱなしでした(苦笑)
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新築する方に教えたい失敗しないダイニングテーブルの選び方
- 水野 友紀子
失敗した父のおかげ?で、家具屋に嫁いだ私は、お客様にダイニングテーブルを選ぶポイントをお知らせする事が出来るようになりました!(笑)
ダイニングテーブルを選ぶ時のポイントは
・何人で使うか?
・動線を考えると、どの向きに置くと効率がいいか
・椅子をひくスペースはあるか?
椅子をひくスペースは、さらに、その後ろを人が通るかどうか、間取りや使い方も一緒に考えるべきなんです。
いずれにしても、ダイニングテーブルを決める時は、図面を見ながらサイズを決めることが必要。
さらに言うと、図面を決める時に、テーブルのサイズを一緒に決ることが、新築の際に失敗しないテーブルの選び方です。
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水野 友紀子
空間スタイリスト。
アンティークショップHandleバイヤー。大学で小さい頃から好きだった化学実験が出来る薬学を専攻。薬剤師となり、製薬会社で研究職に就く。 結婚を機に、休日は嫁ぎ先の老舗家具屋の手伝いをすることに。
家具のことを学びながら、そこで得た知識と固定観念にとらわれない主婦目線での女性らしい提案が、お客様に喜んでもらえることが嬉しくなり、薬の研究を辞め、インテリアの研究に没頭することを決める。
アンティーク家具に出会い、それまで知らなかった世界に感動。 家具やインテリアに対して伝えたいことや、自らが買い付けてきたアンティークに対する想いを「買い付けうらばなし」や「まいにちハンドル」に綴り、日々配信中。
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アンティーク家具Handle
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