ウォールシェルフやウォールキャビネットの取り付け方
- 冨田 文代

「小ぶりなのに優雅なフォルムが素敵!」と、多くのお客様が待ち望んでいるのがフランスからやってきたアンティークの壁付けキャビネットとハンガーフック。
だけど、「取り付けがなんだか難しそう・・・」と言われることが多いので、カンタンに取り付けるところを実際にご紹介します!
まず始めに、取り付けに必要な道具をご紹介します。
(1)電動ドライバー(なければ普通のドライバー)
(2)シャープペン または、 鉛筆
(3)メジャー
(4)下地探し「どこ太くん」
(5)下地センサー
(6)ビス
(7)お好みのキャビネット
特に重要なのは、④と⑤の下地を探す道具です。

下地材を探せば、どんなものでも取り付けられます!
キャビネットを壁に取り付ける場合、キャビネットの重さよりも重要なのは、壁の中にある下地材を探して、そこにビスを打つことです。
これさえ守っていれば、重量のあるものも、きちんと固定できます。
下地材の探し方は、ココに詳しく書いてあります。

④のどこ太くんを使って、取り付けたい場所に下地材があるかと確認し、鉛筆などで目印を付けておきましょう。
さぁ、キャビネットが登場です!
フランスらしいデザインが魅力のコンパクトなキャビネットが登場です。今日は、これを壁に取り付けてみましょう。

ビスを引っ掛ける穴と穴の間を正確に測ります
キャビネットの裏に付いているビスを引っ掛ける穴。この穴と穴の間隔を測ります。

測ったビス間隔を、下地材の入っている壁に当てはめて、目印を付けます。

目印がある場所に、ドライバーを使ってビスを打ち込みます。

あとは、キャビネットのビス穴に引っ掛けるだけ。

完成です!
女性ひとりでも軽々と持ち上げられるくらい小さなキャビネットなので、卓上でも使えますが、こんな風に壁に付けて楽しんでみてください。

ちなみに、地震が怖い方は、キャビネットの背板に直接ビスを打ち込んでもOK。ビスの長ささえ間違いなければ、絶対に壁から落ちる事はありません。出来るだけ長めのビスをお使い下さい。
ウォールハンガーの取り付けも同じようにやってみればできちゃう!
次にウォールハンガーを付けてみましょう。

ウォールキャビネットは、ビス間隔を測ってつけてもいいですが、面倒な方は、付いているワイヤーを使って1点留めでも使うことが出来ます。

取り付けたいところに目印を付けて、ビスを打ち込んだら、ワイヤーを引っ掛けるだけ。水平を調整したら完成です。


おわりに・・・
壁に付ける家具って、どうしても「ムズカシイ」という印象を持ってしまいがちですが、チャレンジしてみると思っているよりカンタンなので、ぜひ皆さんもやってみてくださいね。