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シャンデリアを使って、おしゃれ生活、始めてみませんか?
- 水野 友紀子
いろんな照明がある中で、女性が憧れる照明器具No.1と言えば、やはりシャンデリア。
とても優雅なフォルムは、明るさをとるためだけではなく、お部屋を彩るインテリアの一つとして輝く存在です。
ただ、日本の方は使い慣れていないので、なんとなく近寄りがたい感じがして、使うことをあきらめてしまう方も多いのですが、意外に気軽に取り付けることができ、それでいてカンタンにお部屋の雰囲気をワンランク・・・いや、10ランクくらいUPさせてくれます!
点けるだけで、まるで違うお部屋になったような気分になっちゃうシャンデリア。いろんなシャンデリアがあるので、自分にピッタリのシャンデリアと一緒に、新しい暮らしにチャレンジしてみませんか?
Handle 水野 友紀子
~ シャンデリアの目次 ~
「シャンデリア」とは、天井から吊り下げる華やかな装飾の照明器具のことを言います。
もともとは、電気がなかった中世ヨーロッパで、ロウソクを立てて、教会や修道院などの大きなホールを明るく照らすために天井から吊り下げられた器具でした。
その後、電気の発展とともに、ロウソクの代わりに電気が配線され、スイッチを入れて電球が点灯する、現代のシャンデリアが誕生しました。
ロウソクを使っていた名残から、現代のシャンデリアのデザインは、キャンドルが灯っているような、昔の面影を残すデザインのものを一番多く見かけます。
まだまだ一般のお家で見かけることが少ないシャンデリアですが、実際に、自分のお部屋に付けてみると、考え方が変わります。
一度、チャレンジしてみた方が大満足するシャンデリアの3つの魅力は以下の通りです。
いろんな素材、形のシャンデリアがありますが、どれも見た目が華やかな吊り下げタイプの照明器具です。
お部屋の中で、何もない空間に浮かび上がって見える美しいシルエットがシャンデリアの一番の魅力!大人の女性が憧れる理由です。
シャンデリアは照明器具なので、まずは明るさを重視して考えてしまいますが、単に明るさを得るためだけの照明器具ではありません。
天井から吊り下げることでお部屋のインテリアの一つとして目立つ存在。なので、お部屋を明るくする機能面だけではなく、華やかな装飾を「見せる」ことで、お部屋の雰囲気作りを楽しむ照明器具です。
美しく華やかなシルエットのシャンデリアは、取り付けるだけでゴージャスな雰囲気が漂うので、まるでお部屋がワンランク格上げされた気分になります。
シャンデリアは主照明ではなく、補助照明として使われる照明器具。
特に直接、目に光が飛び込んでこない上向きのシャンデリアの灯りは、周りを包み込んでくれるように柔らかく照らしてリラックス出来る空間を作ってくれます。
夜、やさしい灯りの中で、一日の疲れを癒してください。
日本のお家で、シャンデリアはまだまだ使い慣れない照明器具。なので、舞踏会を開くような特別な場所にしか取り付けられないと思っている方も多いようですが、ムズカシく考えず、いろんなお部屋で気軽に普段使いを楽しみましょう!
シャンデリアを設置する一番人気の場所がリビング。
家族はもちろん、お客様が遊びに来た時も、みんなが使う場所なので、華やかな照明器具で、お部屋を素敵に見せましょう。
夜は、直接照明を消して、シャンデリアの灯りでムーディーな夜の時間を雰囲気を楽しみましょう。
昔、修道院で使われていたように、ダイニングテーブルの上にシャンデリアを設置して、ご飯の時間を優雅に過ごしましょう。
見た目の華やかさはもちろん、シャンデリアの灯りに照らされたテーブルの上の食事が、より美味しく見えてきます。
家族みんなでシャンデリアの灯りとともに過ごす食事の時間は、会話にも花が咲きます。
シャンデリアをキッチンで使うって、意外かもしれませんが、私は一人でいる時間が長いキッチンこそ、シャンデリア!と決めました(笑)
キッチンに付けて以来、ゴハンを作るのが楽しい~!「リビングでテレビが見たい~」と思っていた片づけも、お気に入りのシャンデリアの灯りの下だと、リラックス出来るんです。
やっぱり女子心をつかんで話さない魔法の照明器具。女性の場所、キッチンにおススメです!
シャンデリアは間接照明なので、直接照明とは違って優しく照らしてくれます。
夜、就寝前は、少し暗い照明で過ごす方がよく眠れるので、寝室の照明にシャンデリアは最適です。
また、書斎でバリバリ仕事をする方には真っ白な蛍光灯がおススメですが、心が休まらないので、仕事を終えた後、蛍光灯を消して、優しいシャンデリアの灯りでゆっくり過ごしましょう。
せっかく素敵なシャンデリアを付けるのであれば、お家に来た人、みんなに自慢したい!と思ってしまう私(笑)
そんな私がおススメするシャンデリアの取り付け場所が玄関です。
家に入った瞬間、目に飛び込んでくるシャンデリアの灯りは、「ステキなお家」の印象が強い!せっかくだから、これくらいの自慢はいいかなって思います(笑)
シャンデリアと言っても、形や素材、照らし方や灯数などなど、いろんなものがあります。
使う方の好みや、使うお部屋、場所によって、最適なシャンデリアがあるので、いろんな選び方の中から自分にあったシャンデリアを選んでみましょう。
シャンデリアは、キャンドルを使っていた時のように、電球が上を向いている上向きタイプと電球が下を向いている下向きタイプの2通りの形があります。
上向きは天井の方を照らし、下向きは床の方を照らすので、同じ明るさの電球を使った場合は下向きの方が明るく感じます。
見た目を重視し、柔らかい灯りを好む方には上向き、明るさにこだわる方には下向きをおススメします。
シャンデリアは素材によって雰囲気が大きく変わります。
自分好みのスタイルのお部屋が作れる素材のシャンデリアを選んでみましょう。
キラッと輝くゴージャスな真鍮製のシャンデリアは、落ち着いたお部屋のインテリアを彩ってくれます。
出来あがったばかりの真鍮もいいんだけれど、時間を経て少しずつ大人色に変化した真鍮は上品なお部屋に彩ってくれます。
→「真鍮」のシャンデリアを見る
誰でも、どこでも使いやすいと人気のアイアン製のシャンデリア。
普通の照明をちょっとだけゴージャスにした雰囲気なので、どんなお部屋にも取り入れやすいく、和室との相性もバツグンです。
→「アイアン」のシャンデリアを見る
木のぬくもりが感じられる木製のシャンデリアは、まるで木製の家具のように、お部屋になじみます。
木とシャンデリアの灯り。両方のあたたかさが感じられる人気のシャンデリアです。
→「木製」のシャンデリアを見る
やっぱりシャンデリアといえば、キラキラなイメージ。そんなイメージに一番近い、キラキラ光るガラスのビーズがたっぷり付いたシャンデリア。
本物のガラスを使ったシャンデリアは、光り方が派手じゃなく、キラっと上品な輝きで毎日を楽しませてくれます。
→「ガラスビーズ」のシャンデリアを見る
アンティークのシャンデリアとアンティークを模ったアンティーク風のシャンデリア。
配線をしっかり日本仕様の新しいものに換えてあれば、普通の照明器具と変わらないので、本物志向の方にはアンティークがおススメです。
ただ、数も限られていて、価格も高額なものが多いので、アンティークを模ったもので気になるデザインが見つかった場合は、アンティーク風のシャンデリアを使って下さい。
シャンデリアを選ぶ方が、一番気にするのが明るさ。もちろん、電球の数が多い方が明るいのですが、明るすぎてしまう場合もあります。
また、電球の数が偶数だとシャンデリアのデザインがシンメトリー(線対称)に、奇数だとアンシンメトリー(非線対称)になるので、明るさとデザインを一緒に考えながら、ピッタリのシャンデリアを選んでみましょう。
シャンデリアを選ぶ時、まず日本の方が気にするのが「明るさ」です。日本の人は暗いお部屋を嫌がるので「このシャンデリアでお部屋は暗くないですか?」と必ず質問を受けますが、日本で一般的に使われている天井付けのシーリングライトと比べると絶対に暗いです。
と言うのも、シャンデリアはお部屋全体を明るく照らす「主照明」ではなく、お部屋をおしゃれに見せるための「補助照明」だからです。
「主照明」とは、お部屋全体のメインになる明るさを作り出す照明器具のことです。
例えば、天井付けのシーリングライトやダウンライトのことを言い、一灯だけでお部屋全体を明るくする効果があります。
「補助照明」とは、限られた場所だけを部分的に照らす照明器具のことです。
主照明の灯りを補助するための照明器具のことで、例えば、壁付けのブラケットライト、フロアスタンド、小さなペンダントライトなどのことを言います。
日本の方は基本的に明るい照明器具が好きなので、シャンデリアを主照明として考えると暗く感じてしまいます。
また、シャンデリアは天井から吊るす照明器具なので、取り付ける位置(高さ)によっても明るさの感じ方が違うため、シャンデリアを主照明として考えるのはムズカシイです。
まずは、シーリングライトやダウンライトなどの主照明を付け十分な明るさにした後で、シャンデリアを補助照明として効果的にポイントで組み合わせて使うようにしましょう。
そうすれば、お部屋が暗くなることを気にすることがなくなるので、見た目の美しさを優先させてシャンデリアを選ぶことが出来ます。主照明と組み合わせることで、効果的にポイントで使うようにしましょう。
お部屋の明るさは、以下の表を参考にして下さい。
明るさの大まかな目安は、1畳分=白熱灯40W。
これを目安にすれば、取り付けたい場所に必要な明るさが決めやすくなります。
具体的に6畳間でいろんなシャンデリアを点けて、明るさを比べてみましょう。
白熱球60Wを1個のシャンデリアを点灯した場合、本を読める明るさには足りませんが、壁にシャンデリアのガラスパーツが美しく映し出され、リラックスした時間が過ごせます。
40Wの白熱球を3灯=120Wのシャンデリアを点灯した場合。3灯だけでもスタッフの表情が分かるくらいの明るさはあるので、主照明があれば十分の明るさです。
40Wの白熱球を5灯=200Wのシャンデリアを点灯した場合は、お部屋全体が明るい雰囲気に。上向きの灯りなので、シーリングライトよりは暗く感じます。
シャンデリアを選ぶ際、暗くならないことを気にしすぎる方が多いのですが、お部屋全体を明るくする「主照明」として考えず、シーリングやダウンライトなどの主照明が付いているお部屋の「補助照明」として使えば、明るさを気にする必要はありません。
シャンデリアを使う場合、明るさのことは考えず、見た目の美しさを優先させて、主照明と組み合わせて、お部屋のアクセサリーとして効果的に使うようにしましょう!
シャンデリアを選ぶとき、天井への取り付け方も重要なポイントです。シャンデリアの取り付け方の基本は重量によって「引っ掛け」タイプと「直付け」タイプの2つに分かれます。
引っ掛けの場合は、ご自身で取り付けが出来ますが、直結の場合は電気屋さんの電気工事が必要です。
一般的には、重さが5kgまでの照明器具は、「引っ掛け」タイプで取り付けが出来ます。
天井に引っ掛けシーリング用のボディが付いていれば、にカチッと回すだけで簡単に取り付けできます。
ご新築やリフォーム中で、引っ掛けタイプをお考えの方は、電気屋さんに引っ掛けシーリングボディを付けてもらいましょう。
Handleで配線加工を行っているシャンデリアは、~3.5kgまでは引っ掛けシーリングで加工しています。
ご希望の方には、直結タイプでの加工も可能です。
重量があるシャンデリアの場合、重さに耐えれる「引っ掛けローゼット」で取り付けます。
ローゼットには、引っ掛けボディ以外に、シャンデリアを固定するためのネジ穴が付いているので、引っ掛け部分をカチッと回して取り付けた後、ネジで固定します。
引っ掛けローゼットが付いている場合、一般的には10kgまでの照明器具が取り付け可能ですが、Handleでは、3.5kg~7kgまでの照明器具は引っ掛けローゼットで加工しています。
1.天井に付いているローゼットには、引っ掛けプラグの横にネジ穴が2個付いています。
2.引っ掛けシーリングのプラグ部分をはめ込み、カチッと言うまで回します。
3.ローゼットのネジ穴にシャンデリアのカバーのネジをはめ込んで固定します
4.出来上がりです!
天井から出ている配線に直接配線して取り付ける方法が「直付け」タイプです。
有資格者による電気工事が必要なので、ご新築やリフォーム中、もしくは電気屋さんに工事依頼をする方がご利用頂けます。
7kg以上のシャンデリアや、地震が気になる方におススメです。
天井にシーリングライトが付いている場合、簡単に取り外してシャンデリアと取り替えることが出来ます。
賃貸のアパートやマンションの方も、お部屋を解約する時にもカンタンに元に戻せるので、憧れのシャンデリア生活を始めてみましょう。
1.シーリングライトのカバーを外します。
2.蛍光灯の付いている本体部分を外します。
3.引っ掛けシーリング部分が登場!
4.カチッとはめ込むだけでカンタンに取り替えできます。
Handleでは、イギリスやフランスで直接、買い付けてきたアンティークのシャンデリアや、アンティークのデザインを模ったアンティーク風デザインのおしゃれなシャンデリアを取り扱っています。
全て、アンティークの照明器具を専門に扱ってきた職人が、専門の知識で修復作業を行い、一つ一つ手作業で日本仕様の新しい配線で加工を行ったものなので、おしゃれな見た目だけじゃなく、新しい照明器具と同じように、安心してお使い頂けます。
アンティークの照明器具は、古いコードやソケットは腐っている可能性があり、さらに、熱さでシャンデリアが変形していることが多いため、そのまま使うことが出来ません。
Handleでは、アンティークの照明専門の職人が、まず熟練の感覚で変形したシャンデリアの形を整え、日本仕様の新しいコードで全て新たに配線しています。
なので、アンティークと言っても、新しい照明器具と同じように、安心してお使い頂けます。
アンティークのシャンデリアは一点もの。なので、同じデザインのものを複数個、準備することが出来ません。
なので、Handleではアンティークのシャンデリアをモチーフにしてデザインした、おしゃれなオリジナルシャンデリアをご準備しています。
アンティークの照明器具を熟知したアンティーク屋が作り出すシャンデリア。デザイン&クオリティに自信があります!
お客様のご希望に合わせて、ピッタリの長さに調整したシャンデリアをお届けします。
Handleオリジナルのシャンデリアは、ご注文を頂いてから配線を行いますので、取り付ける位置、天井高に合わせて、ピッタリの長さに仕上げます。
また、アンティークのシャンデリアは、修復する時点で一番使いやすい長さに加工していますが、ご希望があれば、再度、配線加工を行いご希望の長さに調整してからお届けします。
シャンデリアのちょうどいい長さは、取り付けるお部屋の天井高や家族の身長、また、取り付ける位置などによって違います。
せっかくなので、ちょうどいい位置にくるように、シャンデリアの長さを調整しましょう。
シャンデリアのちょうどいい長さ(全長)を求める時、まず必要なのが、取り付けたい場所の天井高です。
日本の一般的な住宅の天井高は2m40cm~2m50cmが標準ですが、吹き抜けに付けたい方や、標準より天井高が高いお家の方も最近は多いので、まずは天井高を確認しましょう。
次に、取り付けたい位置(シャンデリアまでの高さ)を決めて、天井高から差し引けば、ちょうどいいシャンデリアの全長になります。
シャンデリアまでの高さは、下に家具がある場合とない場合で違います。
ダイニングテーブルの上などに設置する場合、ジャマにならない高さで、出来るだけ低い位置がおススメです。
標準のダイニングテーブルは70cm~75cm、さらに、テーブルから80~95cmの位置だと、ちょうどいい高さになるので、シャンデリアの一番下が、床から1m50cm~70cm位置になる長さがおススメです。
天井高が一般的な2m50cmの場合、2m50cmから1m50cm~70cmを差し引いた全長80cm~1mがおススメです。
下に人が通る場所だと頭が当たってしまいますが、テーブルやコーヒーテーブル、ベッドなど、家具の上に設置する場合であればジャマにならず、シャンデリアの美しい姿も視界に入りやすいのでおススメです。
玄関やリビングなど、シャンデリアの下を人が通る場所に設置する場合、頭が当たらない高さで、出来るだけ視界に入る低めの位置がおススメです。
まず、家族で一番、身長の高い方を基準に、頭に当たらない高さを考えます。
例えば、背が高いダンナサマの場合は床から1m90cm、それほど高くない場合は1m80cmの位置がシャンデリアの一番下の高さになるように考えます。
天井高が2m50cmの場合、床から1m90cmの位置がシャンデリアの一番下だと考えると、全長は60cmくらいの長さがおススメです。
分からなかったらご相談下さい
Handleで配線加工を行っているアンティークおよびオリジナルシャンデリアは、お客様のご希望の長さに加工してお届けします。
せっかく美しいシャンデリアをお部屋に取り付けるのであれば、ピッタリの長さでお作りしますので、分からない時はお気軽にご相談下さい。
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水野 友紀子
空間スタイリスト。
アンティークショップHandleバイヤー。大学で小さい頃から好きだった化学実験が出来る薬学を専攻。薬剤師となり、製薬会社で研究職に就く。 結婚を機に、休日は嫁ぎ先の老舗家具屋の手伝いをすることに。
家具のことを学びながら、そこで得た知識と固定観念にとらわれない主婦目線での女性らしい提案が、お客様に喜んでもらえることが嬉しくなり、薬の研究を辞め、インテリアの研究に没頭することを決める。
アンティーク家具に出会い、それまで知らなかった世界に感動。 家具やインテリアに対して伝えたいことや、自らが買い付けてきたアンティークに対する想いを「買い付けうらばなし」や「まいにちハンドル」に綴り、日々配信中。
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