ビーチ材
- 水野 友紀子
ビーチ材とは日本名でブナの木のことをいい、ヨーロッパや北アメリカなど世界中に生育し、ヨーロッパでは「森の女王」と呼ばれていました。
現代でも家具や床材、内装材などで使われていて親しみのある木材です。
ハンス・ウェグナー氏がデザインして日本でも人気の「Yチェア」にもビーチ材が使われています。
また、アーコール社製の家具にもビーチ材が多用されていることでも有名で、現代でもなじみがあります。
もともとは薄いピンクベージュのような優しい色合いで細かい斑点があるのが特徴的です。
木目は細かく、硬く滑らかで、塗装をかけるとローズウッドのような高級木材のように見えるため、アンティーク家具では、濃い色合いのものも多く見られます。
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水野 友紀子
空間スタイリスト。
アンティークショップHandleバイヤー。大学で小さい頃から好きだった化学実験が出来る薬学を専攻。薬剤師となり、製薬会社で研究職に就く。 結婚を機に、休日は嫁ぎ先の老舗家具屋の手伝いをすることに。
家具のことを学びながら、そこで得た知識と固定観念にとらわれない主婦目線での女性らしい提案が、お客様に喜んでもらえることが嬉しくなり、薬の研究を辞め、インテリアの研究に没頭することを決める。
アンティーク家具に出会い、それまで知らなかった世界に感動。 家具やインテリアに対して伝えたいことや、自らが買い付けてきたアンティークに対する想いを「買い付けうらばなし」や「まいにちハンドル」に綴り、日々配信中。
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アンティーク家具Handle
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