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玄関などに人気のテラコッタタイルとは、素焼きのタイルの事
- 水野 友紀子
お家を作る時に人気のテラコッタタイル。
最近はテラコッタ風のものが多いですが、本物には、独特のやさしい質感が感じられるんです。
本当の質感が感じられるお部屋作りをご提案します。
テラコッタタイルってカワイイので、「お家を建てた時には!」と思う方も多いですよね。
「テラコッタ」とはイタリア語で「焼いた土」の意味。 名前の通り、「テラコッタタイル」とは、素焼きのタイルの事です。
フランスやイタリア、スペインなどでは最も多く使われているタイルなんですが、
日本のお家では本物のテラコッタではなく、セラミックで出来た"テラコッタ「風」タイル"もしくは、クッションフロアーのテラコッタ柄を使うことが多いようです。
これは、素材感を大切にする欧米と比べて、均一性や汚れることを最も気にする日本人特有のものだな...と感じています。
本物のテラコッタは自然の色むら(焼きムラ)が出るので、一枚一枚、微妙に表情が違ってきます。
磁器タイルより厚みがあって、空気孔がたくさんあるのも特徴。
そのため、吸水性があるので、汚れを気にする方は水周りを避けられますが、私は逆にその吸水性を利用してキッチンに使っています。
実際使ってみると汚れもそれほど気にならないし、その変化も「味が出てきたな・・・」と楽しむようにしています。
それよりも「本物の素材感」の方を大切にしたいな・・・と思っています。
空気孔がたくさんあることで、逆に冬でも冷たくなりすぎず、夏はサラサラの肌触り。
使っていくほどに、どんどん色や風合いが増していくテラコッタ。
もっとたくさんの方に、本物だけが持つ素材感をオススメしていきたいな・・・と思っています。
18世紀から19世紀に使用されていた、本物のアンティークのテラコッタです。
フランスの質のいい粘土を使って、作られたテラコッタはもちろんハンドメイド!
当時の職人さんが一枚一枚、丁寧に手作業により仕上げたものです。
形を整えたのも手作業なので、サイズにもバラつきがあります。
またそれがいい感じに魅せてくれるのも魅力です。
このテラコッタ、実は、古いお城などに使われていたもの!
それを解体する時に採取しているので、現地の採取状況によって入荷状況が変わります。
在庫切れのことも多いので、気になる方は出来る限りお早めにお問い合わせ下さい。
本当の意味でアンティークの風合いをもったテラコッタです。
スペイン製のハンドメイドのテラコッタです。
温暖な雨の少ない地中海沿岸で広く分布する赤い色の土と、石灰岩を使った質のいい粘土を使って焼いています。
一枚一枚、職人さんによる手作り。
なので、形、焼きムラなどで表情が全て微妙に違っています。
貼っていくと均一でありながらそれぞれ微妙な凹凸や表情の違いが出て、 とても豊かな表情の床が出来上がります。
表と裏で仕上がりが違います。 お好きな方を貼って下さい。
スペイン製のテラコッタです。
ハンドメイドと同じく、温暖な雨の少ない地中海沿岸で広く分布する赤い色の土と、石灰岩を使った質のいい粘土を使って焼いています。
なので、色が赤めなのも特徴。
機械焼きなので、ハンドメイドと比べて、表面も凹凸がなく表情も均一です。
機械で焼いているため、サイズも均等なので、目地を入れなくても施工が出来ます。
シンプル系のお部屋を好まれる方や、スッキリしたスタイルが好きな方、またハンドメイドを貼るほどではないかも・・・
と思う場所には、機械焼きがオススメです。
赤茶色の色がとてもキレイなテラコッタです。目地をいれなかったり、目地を太く入れたりで表情が変わります。表面がそれほど凸凹していません。
赤茶色の色がとてもキレイなテラコッタです。目地をいれなかったり、目地を太く入れたりで表情が変わります。表面がそれほど凸凹していません。
素焼きのタイルのことです。 自然の土を焼いたタイルで厚みが2cmほどあります。簡単に言うと植木鉢と同じ素肌のようなものです。
テラコッタ風タイルとは、セラミック(陶器)に釉薬を塗って、テラコッタの模様を付けて焼いているものです。
最近は、テラコッタによく似た模様のものも多くなりましたが、基本的に模様付きのタイルなので、手触り、見た目は本物のテラコッタと違います。
呼吸する自然素材で空気孔が多いので、水もしみこみますし、セラミックのように釉薬を塗っていないので汚れも付きます。汚れが気になる方は表面に塗布するワックスを塗ってください。
>>テラコッタ専用ワックスはこちら
普通の目地で大丈夫です。施工業者さんやタイル屋さんが使っているものを使って下さい。
室内でも屋外でも、どちらでも使えます。
室内だとキッチンや洗面、トイレやお風呂などの水周り、
屋外だと玄関や玄関前のアプローチ、お庭でよく使われます。
空気孔が多いので、床暖にはとても適しています。
熱効率もよく、すぐに温まりなかなか冷えないという蓄暖効果が高いので、キッチンの床暖などに使われるにはオススメです。
室内で使われる時には、普通のお掃除と同じように水拭きしてお掃除してください。
気になる時に、専用のワックスを塗ってあげて下さい。
コンパクトな場所に貼るときにオススメするサイズです。
ほんのちょっと使いたい時、例えば、キッチン部分だけとか、薪ストーブの下だけ使う時にオススメしています。
機械焼きの場合、目地を入れなかったり、逆に太く入れたりすることで、表情が変わってくるのでコンパクトな分、いろんな使い方が出来ます。
お部屋を広く見せたい時には、Mサイズ位の小さめのものをオススメします。
コンパクトなスペースでも、広く見せてくれる効果があります。キッチンの下を床暖にしてテラコッタを貼られると、蓄暖効果があるので、冬はとても暖かく、持続性もあるので、オススメの使い方です。そんなに広くない玄関に使って頂くことで、広く見せてくれます。
広い場所に使われる時にオススメです。広めの玄関や大き目のキッチンの下などにオススメです。
目地の汚れを気にされる方も、大き目のものを貼られた方が目地が少なくなるので向いています。
玄関から玄関アプローチまで広い面などに貼られると、お家の顔にもなるので、カワイイお家が出来上がります。
お部屋の広さ、貼りたい場所の大きさを計って下さい。
わからなければ、図面をお送り下さい。
目地は必要かどうかをお知らせ下さい。
(目地幅など、ご希望があれば、アドバイスいたします。
お気軽にお問い合わせ下さい)
カートへ必要な数を入れてください。
※平米単位でのご注文になります。
目地幅によって平米が変わりますので、分からない場合お問い合わせ下さい。
輸入物になりますので、国内在庫がない場合、入荷するまでお待ち頂くか、別のものに変更して頂くことがあります。
→ 本物はちょっと違うんです。テラコッタタイルの貼り方
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水野 友紀子
空間スタイリスト。
アンティークショップHandleバイヤー。大学で小さい頃から好きだった化学実験が出来る薬学を専攻。薬剤師となり、製薬会社で研究職に就く。 結婚を機に、休日は嫁ぎ先の老舗家具屋の手伝いをすることに。
家具のことを学びながら、そこで得た知識と固定観念にとらわれない主婦目線での女性らしい提案が、お客様に喜んでもらえることが嬉しくなり、薬の研究を辞め、インテリアの研究に没頭することを決める。
アンティーク家具に出会い、それまで知らなかった世界に感動。 家具やインテリアに対して伝えたいことや、自らが買い付けてきたアンティークに対する想いを「買い付けうらばなし」や「まいにちハンドル」に綴り、日々配信中。
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アンティーク家具Handle
(水野商品館 株式会社)1903年創業
【店舗&倉庫】
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