【イギリスさんぽ】「Lyme Park」ライムパーク

水野友紀子
水野 友紀子
イギリスのチェシャー州、ライムパーク(Lyme Park)

ここは、チェシャー州。ピークディストリクト国立公園の中にあるカントリーハウス、ライムパーク(Lyme Park)です。

今回は、ナショナルトラストが管理する建物の中で、訪問者数が一番多い、人気のライムパークをお散歩してみましょう。

イギリスのライムパーク、カントリーハウス

まずは、敷地の入り口の門(estate entrance)。ライムパークまではとにかく遠い・・・(汗)

この門からライムパークの建物まで、なんと3.4km!

私達は、買い付けの途中なので、車で行きましたが、歩くと20分くらいはかかると思います(大汗)

ちなみにライムパークのゲートまでは、電車だと、ロンドンから2時間ほどのマンチェスター近くにあるDisley駅で下車。そこから無料シャトルバスが出ています。

マンチェスター空港やストックポートからだと、199番の路線バスに乗れば、ゲートまで来る事が出来るようです。

ライムパーク(Lyme Park)、ピークディストリクト国立公園

駐車場に到着!ライムパークのまわりには、池があったり、鹿がいたり・・・と自然が豊富。

子どもたちが遊べるスポットもあるので、休日になるとピクニックに訪れる家族も多いようで、この日もたくさんの人が楽しんでいました。

イギリスチェシャー州、ライムパーク

PARKマップを発見!とにかく広い~。
チェシャー州で最も大きいライムパークは、なんと!敷地面積が約520万㎡。東京ドーム110個分?!

イギリスのライムパーク、カントリーハウス

この日は、とっても良いお天気。 大きな木の下の木陰で休憩しながら、気持ちよく散策しながらライムパークについてお話しします。

1346年にエドワード3世からトーマス・ダイニアーズ卿へ譲渡されたライムパークは、孫娘のマーガレットが跡を継ぎ、彼女が1388年にピアース・リー1世と結婚してから、1946年までの約600年もの長い年月、リー一族が所有していました。

パラディアン様式、ライムパーク

1946年に第3代ニュートン男爵リチャード・リーがナショナルトラストに寄付し、一般公開されるようになりました。

ライムパークが、やっと見えてきました!

イギリスの観光、ナショナルトラスト

到着!!現在の建物になったのは、1720年代。

当時人気だったイタリア、ヴェネツィアの建築家、ジャコモ・レオーニがパラディアン様式(イタリア様式)に改装しました。

高慢と偏見のお屋敷ペンバリー

エリザベス様式を残しながら、バロック様式と、当時のイタリアで人気のパラディアン様式が融合された建物です。

それでは、中央にあるアーチをくぐって、コートヤード(中庭)へ入ってみましょう。

高慢と偏見(Pride and Prejudice)ライムパーク

観光案内のパンフレットでも見かけるライムパークの正面がコチラ。

ここが有名になった理由は・・・1995年にBBCが製作したドラマ「Pride and Prejudice (高慢と偏見)」

ドラマの中で、ミスター・ダーシーのお屋敷、ペンバリーとしてこの建物が使われたことで、大人気の観光スポットになりました。

イギリスのロケ地巡り人気スポット

ジェーン・オースティンの「高慢と偏見(Pride and Prejudice)」をドラマ化したのですが、放送時には、英国中の通りから人がいなくなった!と言われていたくらい、大人気のドラマだったそうで・・・

私は見たことがないんですが、ハマる人は超ハマる恋愛ドラマ!

建物の内部は違うお屋敷での撮影だったので、ペンバリーとして使われたのは外観のみなんですが、大人気だったラブストーリーに使われたお屋敷は、今でもたくさんのファンの方が訪れる、人気のロケ地巡りスポットです。私も機会があったらドラマを見てみたいな・・・

イギリスのマナーハウス、ライムパーク

3つ並んだアーチの真ん中を通ると向こう側が庭園です。
ここで入園料を払います。

House & Gardens の入場料は大人が£13.8、子どもが£6.75、ファミリーチケットが£34.5です。

ライムパークのミラープール、ダーシーとエリザベス

ドラマの中で、ずぶ濡れになったダーシーがエリザベスと再会するのが、この湖。

一時は、あまりの人気ぶりに、(全く似ていない)ダーシーのシュールな人形がこの湖の中に置いてあったことも(笑)

湖の向こう側からお屋敷を見ると、お屋敷が水面に写ってとても美しく見える事からミラープールとも呼ばれています。

イングリッシュガーデン、ライムパーク

お庭も美しいので、お散歩してみましょう!

ちょっと下をのぞいてみると・・・

イギリスのイングリッシュガーデン

ライムパークは山の中にあって、海抜245メートル。

雨も多く、あまりガーデニングには向いていない土地なのですが、それでも美しく見ごたえのある手入れが行き届いたお庭です。

ライムパークのローズガーデン

まずはローズガーデンから。

Lyme Parkのローズガーデン

ここに座ってお庭を眺めるなんて贅沢です。

ライムパーク、フォーマルガーデンのオランジェリー

ここはフォーマルガーデンです。
正面に見えるのがお屋敷。右側に見えるのがオランジェリー(温室)です。

イギリスのチェシャー州、ライムパーク

オランジェリーがあると、いかにもお金持ちの家って感じがするんですよね・・・

中には小さな噴水もある素敵な温室です。

ライムパーク、イタリア式庭園 Italian Garden

お屋敷前の下は、壁際に沿って歩けるようになっています。

向かっているのは・・・楽しみにしていたイタリア式庭園 Italian Garden!

イギリスのイタリア式ガーデン

まずはイタリア式庭園 Italian Gardenからお屋敷を眺めるとこんな感じ。

ここから上を見上げて見えるお屋敷はとても美しくて絵になる~!

実は、このお庭は、上から眺めて楽しむためのお庭。なので、中には入れないんです。仕方がないので、上からお庭を眺めてみましょう!

上から見ると・・・

ライムパークのダッチガーデン

こんな感じ☆とっても美しいイタリア式庭園は、上から見て楽しむ壁に囲われた庭園という意味を表す、「ダッチガーデン(Dutch Garden)」(オランダ式庭園)とも呼ばれています。

季節によって、植えてある花の色が違うので、訪れる時期によって、お庭の雰囲気も全く違って見えるそうです。

イギリスライムパーク、ハンティング・ロッジ

丘の上にある、建物、見えますか?

さすがに歩き過ぎて、近くまで行くことを断念したのですが、ライムパークのHPで写真を見ると・・・

ライムパークの塔、ハンティング・ロッジ

この建物は、鹿狩りに招待された貴族たちが、宿泊するための施設(ハンティング・ロッジ)「ケージ(The Cage)」と呼ばれる建物です。

食事をしたり、狩りに行かない女性が、狩りの様子を見るために使われた建物です。

ちなみに・・・現在、この地域はシカの保護区になっています(笑)

イギリスLyme Park、カントリーハウス

さぁ、建物の中に入ってみましょう!

ここで、撮影した写真をご紹介したいところですが、残念ながら、当時、建物の中は撮影禁止。

どうやら、現在は建物内も撮影できるようになっているようですが、写真がないので、HPの写真でご紹介します。

エリザベス朝様式の応接室

ここは1580年頃のエリザベス朝様式の応接室です。

暖炉の上にあるエリザベス1世の紋章も豪華。壁のダークオークのパネルや、石膏細工の天井もスゴイ~!

ライムパークダイニングルーム

肖像画が沢山掛けられている、立派なダイニングルーム。ここでどんな会話をしながら、食事を楽しんだのかな??

もっと紹介したいお部屋がたくさんあるので、撮影が可能になったのであれば、また行って、写真を撮ってきたいな・・・と思っています。

イギリスのアンティーク家具、英国のリビング

今回、ご紹介したライムパークの応接室をイメージしてコーディネートしてみました。

ナーシングチェアとパーラーキャビネットが似合う、英国クラシックスタイルの応接室は→コチラからご紹介しています。

イギリスのアンティーク家具、ダイニングテーブルセット

ダイニングルームのイメージで、スッキリとしたシンプルな背もたれのクイーンアンチェアが似合う食卓をコーディネートしてみました。

同じような雰囲気のダイニングを他にも→コチラからご紹介しています。

イギリスのチェシャー州、ライムパーク(Lyme Park)

Lyme Park ライムパーク
住所:Disley, Stockport, SK12 2NR, UK
電話:01663-762023
HP: http://www.nationaltrust.org.uk/lyme-park/



水野友紀子

水野 友紀子

空間スタイリスト。
アンティークショップHandleバイヤー。

大学で小さい頃から好きだった化学実験が出来る薬学を専攻。薬剤師となり、製薬会社で研究職に就く。 結婚を機に、休日は嫁ぎ先の老舗家具屋の手伝いをすることに。
家具のことを学びながら、そこで得た知識と固定観念にとらわれない主婦目線での女性らしい提案が、お客様に喜んでもらえることが嬉しくなり、薬の研究を辞め、インテリアの研究に没頭することを決める。
アンティーク家具に出会い、それまで知らなかった世界に感動。 家具やインテリアに対して伝えたいことや、自らが買い付けてきたアンティークに対する想いを「買い付けうらばなし」や「まいにちハンドル」に綴り、日々配信中。

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