【イギリスさんぽ】カントリーハウス「Capesthorne Hall」

水野友紀子
水野 友紀子
美しい赤レンガが印象的なカントリーハウス、ケープスソーン・ホール

今回は、買い付けが終わって、マンチェスター空港に戻るまでの空いた時間で、前から行ってみたかったカントリーハウスを訪れてみました。

ここは、マンチェスターから20マイルほど南に下ったチェシャー州にあるケープスソーン・ホール(Capesthorne Hall)。約300年ほどの歴史があるカントリーハウスです。さぁ、歩いてみましょう!


英国の田園に佇むカントリーハウスとは?

ケープスソーン・ホールへと続く美しい並木道

建物に到着するまでの道のりは長~い!まずは、今回は外の写真と一緒に、カントリーハウスについてのお話しをします。


広大な敷地が広がるカントリーハウスの田園地帯

そもそも、カントリーハウスとは、中世以降、16世紀~20世紀初頭に、英国の田園地帯に貴族が建てたお城のような館のことを言います。


19世紀以前はカントリーハウスには1000エーカーの土地が必要とされていました。1エーカーが約4000平米なので、1000エーカーとは400万平米!!!・・・と言っても、全然ピンッとこないのですが(笑)具体的に表現すると、東京ドームが約87個分!!!

驚くことに、これが最小値で、この数百倍もの広大な土地を所有する貴族も存在したそうナンです。

お屋敷を守るナショナル・トラストの活動

どこまでも続く広大なカントリーハウスの緑の庭園

いろんな規模のカントリーハウスがあるそうですが、とにかく広い!広い!!広すぎる~!!!比べる事が出来ないくらいの広さです。


英国内には現在でも、1500~2000棟の貴族屋敷が残存していると言われていますが、現代、この広大なお屋敷を維持管理するのはさすがに難しいもの。

なので、約300ほどのカントリーハウスはナショナル・トラストが管理し、一般公開されています。


歴史的建造物を美しく保つナショナル・トラストの案内

参考までに、ナショナル・トラストとは、約360万人の会員を持つ英国最大の環境保護を目的とした市民による組織のことです。


英国でカントリーハウスを含む、350以上の歴史的建造物やイングリッシュガーデンなど、自然景観を次世代に残すことを目的にしています。


ボランティアの手によって丁寧に手入れされた庭の植物

会員料や寄付、ギフトショップやレストランなどの施設利用料などの収入で運営されているんですが・・・この広さ。一体、どれくらい管理費が必要なんだろう??


ちなみに、こんなに広大な建物たちは、5万5千人以上のボランティアスタッフによって守られています。

シャーロック・ホームズのロケ地としての魅力

ウォーキングやピクニックが楽しめる広大なイングリッシュガーデン

カントリーハウスにはとても広い庭園があるところが多いので、季節のお花を楽しんだり、ウォーキングやピクニックをしたりと、休日に家族で遊びに行くような気軽に楽しめる場所です。


名探偵シャーロック・ホームズのドラマ撮影舞台となった館

また、カントリーハウスを舞台とした映画やドラマのロケ地となっているものも多いんです。


このケープスソーン・ホールは名探偵シャーロック・ホームズ「ソア橋 of 謎」のロケ地となっています。

赤レンガが美しい広大なお屋敷の外観

正面から見上げるケープスソーン・ホールの重厚な赤レンガ外観

さぁ、到着!もの凄く美しい赤レンガの建物です。広すぎてカメラに建物全体が入らないくらい・・・


別アングルから見た精巧な建築デザイン

角度を変えて見てみると、こんな感じの建物です。美しいでしょう~


歴史的な絵画やアンティークが並ぶお屋敷の案内看板

中には、歴史的な絵画、大理石の彫刻、アンティーク家具と16世紀のステンドグラスの窓などなど、いろんなものが展示してあります。


美しく手入れされたバラが伝うお屋敷の入り口

こんな入り口を見ていると、憧れちゃう!さすが、イングリッシュガーデンの国って感じですよね。


さぁ!建物の中へ!・・・と言いたいところですが、ここは、残念ながら中は撮影禁止のカントリーハウス(涙)外観をいろいろご紹介します。

結婚式場やキャラバンパークとしての現代の姿

ウエディング会場としても人気を誇る美しい大広間

ここは、結婚式場として使われることが多いようで、HPでも募集をしています。こんなところを貸し切って結婚式だなんて、なんだか優雅だな~


優美な装飾の施された写真撮影可能な室内フロア

おそらく式場として使われる場所。ここだけは写真撮影OKでした。


キャンピングカーなどが並ぶのどかなキャラバンパークエリア

ケープスソーン・ホールは、キャラバンパークとしても使われているようです。私もキャンピングカーで泊まってみたい・・・


ちなみに、カントリーハウスは持ち主が住みながらお屋敷を公開している事も珍しくないので、撮影禁止の場所も多いです。


夕暮れ時の湖面に美しく映り込むお屋敷のシルエット

知れば知るほど、沢山のカントリーハウスに行ってみたくなる魅力が沢山あります。もし、機会があれば、ぜひ訪れてみてください。

【ケープスソーン・ホール(Capesthorne Hall) スポット情報】
・住所:Congleton Rd, Siddington, Macclesfield SK11 9JY イギリス






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水野友紀子

水野 友紀子

空間スタイリスト。
アンティークショップHandleバイヤー。

大学で小さい頃から好きだった化学実験が出来る薬学を専攻。薬剤師となり、製薬会社で研究職に就く。 結婚を機に、休日は嫁ぎ先の老舗家具屋の手伝いをすることに。
家具のことを学びながら、そこで得た知識と固定観念にとらわれない主婦目線での女性らしい提案が、お客様に喜んでもらえることが嬉しくなり、薬の研究を辞め、インテリアの研究に没頭することを決める。
アンティーク家具に出会い、それまで知らなかった世界に感動。 家具やインテリアに対して伝えたいことや、自らが買い付けてきたアンティークに対する想いを「買い付けうらばなし」や「まいにちハンドル」に綴り、日々配信中。

アンティーク家具Handle
(水野商品館 株式会社)

1903年創業

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