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ペルシャ絨毯の花が咲く チョコレート色の書斎
- 冨田 文代
ペルシャ絨毯の花が咲く
チョコレート色の書斎

雪が舞い、まだ冷え込む今月。
でも、お部屋の中はひと足早く春の気配を感じる華やかな書斎をコーディネートしました!
重厚感のあるオーク材の家具に、アンティーク調のチェアを組み合わせ、そこに花柄のラグをプラス。
クラシックな雰囲気を大切にしながらも、重くなりすぎない絶妙なバランスの書斎が完成しました。
今回のポイントは、デスクの代わりにドローリーフテーブルを取り入れたこと。
機能性も抜群なこのアレンジで、いつもとは一味違う英国書斎をご紹介します!
ふんわりと春の気配を感じながら、心落ち着く時間をお楽しみくださいね。
主役級ソファ

お部屋のど真ん中で堂々と鎮座するのは、このアンティーク調の一人掛けソファを。
まるで「私が主役よ!」と言わんばかりの存在感です。
アンティーク調ながら、本物のアンティークにも負けない気品たっぷり。
上品な草花模様の生地が高級感をプラスし、繊細な猫脚と丁寧な彫刻が「これでもか!」というほどエレガントで、まさに主役級の一脚です!
優雅にくつろぐ贅沢時間

アンティーク調のチェアにゆったり腰を掛けて、至福のひととき。
広々とした座面は、まるで優しく包み込んでくれるような心地よさ。
気がつけば、時間を忘れてずっとここに座ってしまいそう…。
エレガントな一本足のコーヒーテーブル

一人掛けソファの前には、オシャレな丸いコーヒーテーブルをセット。
ここにお茶を置いて、優雅なティータイムを楽しみたくなります。
このテーブル、なんといっても一本足のデザインが魅力!
繊細な彫刻が施されていて、思わず見惚れてしまう美しさ。
さらに、天板のなめらかな丸いフォルムが、空間にやわらかな印象をプラスしてくれます。
洗練されたクラシックな雰囲気が漂う、まさに特別なティータイムにぴったりの一台です。
Mash'hadのペルシャ絨毯

チェアとテーブルの足元をふんわり彩るのは、華やかなオールド絨毯。
クリーム色のベースに、落ち着いた赤のメダリオン、さらに縁取りまでしっかりデザインされていて、まるでお部屋に花が咲いたみたい。
この一枚があるだけで、ぐっと雰囲気が華やかに!
気品たっぷりなのに、どこか温かみも感じる、まさに魔法のような絨毯です。
チューダー様式のリネンフォールドベンチ

一人掛けのソファの対面には、重厚感たっぷりのオーク材のベンチをセレクト。
実は、ベンチってすごく人気があるのに、英国アンティークではなかなか見つからないんです!
だから、この子を見つけたときは感動の嵐☆
しかも、背もたれには美しいリネンフォールドの浅浮き彫りが!
どこに置いてもサマになり、どんな使い方をしてもお部屋をカッコよく演出してくれる、まさに奇跡のベンチです。
オーク材のサイドテーブル

ベンチの横にさりげなく置いたのは、オーク材のサイドテーブル。
シンプルながら、しっかりとした存在感があります。
引き出し付きだから、こまごまとした物を収納するのに便利。
さらに下棚もあるので、お気に入りの本や雑貨を置くのにもぴったり!
おしゃれで実用的、どんな空間にもスッと馴染む万能テーブルです♪
デスクとしてのドローリーフテーブル

通常なら書斎にはデスクを置くところですが、今回はあえてドローリーフテーブルをデスクとして活用!
シンプルながらも威厳のあるデザインが、仕事の空間を一気に格上げしてくれます。
特に目を引くのが、しっかりとしたバルボスレッグ。力強さを感じる脚のデザインは、まさに重厚感の極み。
このテーブルに向かうだけで、気持ちが引き締まり、仕事もはかどりそう!
広げて便利な天板

テーブルを広く使いたい時は、天板をサッと引き出すだけで簡単に拡張!
デスクワークに必要な書類やパソコンをゆったり広げられて、作業効率もアップします。
デスクに合わせたのは…

デスクにぴったりの椅子は、テーブルと同じバルボスレッグが魅力のオークチェア。
深みのあるブラウンカラーと、なめらかなオークの木目が絶妙なバランス。
どこか懐かしさを感じさせるそのデザインは、思わず腰掛けてみたくなるような温かみがあります。
ぜひおすすめしたい組み合わせです。
ERCOL社のオープンシェルフ

書斎には欠かせない本棚として選んだのは、アーコール(ERCOL)社のスタイリッシュなキャビネット。
北欧デザインらしい洗練されたフォルムながら、深みのあるチョコレートブラウンが英国アンティークとも相性抜群!
しかも、比較的新しい時代のものなのでコンディションもよくって、実用性もしっかり備えた優れモノです。
ブラックで締めるシャンデリア

お部屋の中心には、アイアン製のシャンデリアを。
ブラックの曲線のデザインは、クラシカルでありながら程よいモダンさも感じられます。
ブラックはお部屋の印象をグッと引き締めるカラー。
特に、オークの重厚感のある家具が多い空間では、ブラックアイアンのシャンデリアを取り入れることで、コーディネート全体がグッと洗練された雰囲気になります。
まとめ

外はしんしんと雪が降る冬の景色。でも、お部屋の中は春の訪れを待ちわびるような、あたたかみのある英国書斎に仕上げました。
重厚なオーク家具に、アンティーク調のチェアを組み合わせ、華やかな絨毯を添えて、落ち着きの中にも洗練された空気が漂います。
さらに、ドローリーフテーブルをデスクとして活用することで、実用性と美しさを兼ね備えた書斎が完成しました。
静かな雪の夜、深く腰掛けてお気に入りの本を手に取る。そんな贅沢なひとときを、この英国書斎で楽しんでみませんか?
▼今回、使ったアイテムはコチラ
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冨田 文代
アンティークショップHandle コーディネーター
カラーコーディネーター2級(東京商工会議所主催)
ファッション販売能力検定2級
高校・中学校教諭1種免許(家庭)服飾デザインが好きで、大学では服飾美術を専攻。アパレル会社に勤務していたが、地元に戻ることになりHandleへ。
アパレルでの経験を活かし、洋服をコーディネートするように、おしゃれなお部屋のコーディネート方法を分かりやすく記事にし配信している。
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アンティーク家具Handle
(水野商品館 株式会社)1903年創業
【店舗&倉庫】
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〒107-0062 東京都港区南青山5-4-41
古物商 福井県公安委員会許可
第521010008980号
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