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涼しい色で作るフレンチシックな寝室
- 水野 友紀子
涼しい色で作るフレンチシックな寝室
お盆休みも終わって、夏休みも残りわずか。
まだまだ終わらない夏休みの宿題と夏の暑さでだんだん疲れがたまってくる頃なので、見た目が涼し気な色を使ったフレンチシックなお部屋をコーディネートしてみました。
白を基調に爽やかな色をプラスした、目に涼し気な可愛い寝室をご提案します。
白いラウンドテーブルとロイドルームチェア
今月は白をベースに涼し気な挿し色をプラスしたお部屋をコーディネートしてみました。
ポイントは、涼し気な中にあたたかみが感じられる、柔らかい寒色を使うこと。
夏の時期にパキッとした寒色を使いすぎると、寒々しくなりすぎるのでご注意です(笑)
ただし、柔らかい色ばかりを使うと、こんどはお部屋全体がぼんやりして見えてしまうので、ロイドルームチェアはリゾートホワイトとドリーマーズティーの2色を使ってメリハリをつけてみました。
テーブルの上にビビットなピンク色のお花を置いて。お花1つでもアクセントカラーになるので、空間にアクセントをつけたい方は目を惹く色のお花を飾ってみましょう。
ほんのりあたたかいブルーグレイ色のロイドルーム
挿し色に選んだのはブルーグレイ色のロイドルームチェア。
涼しげな中にあたたかみが感じられるブルーなので、白い家具との相性もとてもいいんです。
お部屋に色を足したいときには、こんな風にいろんな色のロイドルームをプラスするのもおススメ。好みの色を足すことで、お部屋が華やかでおしゃれな雰囲気になります。
気軽に色が足せるクッション
白いロイドルームには、鮮やかな色のクッションをプラスするのもおススメです。
今回は、ちょっと奇抜なピンクがベースになったリバティ柄を選んでクッションにしました。
気軽に色を変えたいときは、クッションの色を変えて模様替えが楽しめます。
夏にピッタリの風通しの良い椅子
紙とワイヤーで編み込まれたロイドルームは、風通しもよく夏に座る椅子にピッタリなんです。
包み込まれるような、しなやかな掛け心地で、一日の疲れも癒されるロイドルームチェアにクッションを合わせるだけで、まるでソファのような掛け心地になるので、ソファを置けるスペースがないお部屋におススメです。
さわやかなホワイトカラーの陶磁器
今回のティータイムのお供に選んだ食器も全部、白!
フランスの老舗食器ブランドのPILLIVUYTの食器は、白は白でも、特別な白!
三ツ星レストランでも使われている高品質の食器は、何を盛り付けても美味しそうに見えると人気なんです。
自分のためだけにお気に入りの紅茶を淹れて、自分のためだけにスイーツを用意してテーブルセッティングをして、とことん自分をあまやかすそんな贅沢な時間を過ごしてみませんか?
大人可愛いペイントのカップボード
フレンチスタイルの可愛いお部屋にかかせないのが、ペイントのキャビネット。
ここでも淡いブルーグレー色のカップボードをチョイスしました。
現代の新しい家具では出せないこの絶妙な色合いがアンティークらしさ。
フランスのアンティーク家具らしい色のキャビネットは、白い家具との相性もバツグンです。
細部まで可愛いフランス家具
フランスの家具は、いろんな部分がトコトン可愛い!
ガラス扉にさりげなく入った模様といい、支柱の挽き物細工といい、取っ手といい、フランスらしくとにかくこだわりがギュッと詰まっています。
1台置くだけで、一気にお部屋の中が華やかになるので、フレンチシックなお部屋作りを楽しみたい方にオススメです。
憧れのプリセンスドレッサー
猫脚のフレンチスタイルのドレッサーは、女性にとって永遠の憧れ的存在(笑)
ダイニングやリビングのように、家族や来客のおもてなしに使うパブリックなお部屋じゃない、個室には、自分の好きなものを置いて、自分だけの憧れのお城を作ってみましょう!
挿し色ブルーで夏のコーディネート
ドレッサーとお揃いの猫足のスツールをセレクトしてみました。
鮮やかなブルー色のストライプの貼り地。
なかなか色に挑戦できない方は、こんな風に椅子の座面から取り入れるのもおススメです。
女子力をアップさせてくれる三面鏡
おとぎ話に出てくるお姫様が本当に使っていたような三面鏡のドレッサーは、座るだけでまるで自分がお姫様になったような気分(笑)
日本人には慣れ親しんだ三面鏡は、実はアンティーク家具ではめずらしい鏡なんです。
三面鏡のミラーが光を反射して、お部屋の中も明るく☆女子力もアップ↑
デスクとしても使える便利なドレッサー
アンティークのドレッサーは天板が広いので、デスクやテーブルとしても使えるものが多いんです。
リモートワーク用のデスクとして使ったり、寝る前の時間に本を読んだり、いろんな使い方で楽しみましょう。
ドレッサーとお揃いのベッドサイドチェスト
ベッドの横には、ドレッサーとお揃いのベッドサイドチェストを置いて、テーブルランプを灯せば心地よい眠りへの準備はOK。
透明感のあるブルーのシェードは、それだけで夏の暑さも忘れそうなさわやかさです。
とびきり可愛いクッションに、大きなリボンのついた丸型のボックスはダストボックスや小物入れとして。
お気に入りの小物たちを集めた空間は、それだけで夢心地です。
仕上げはキラッキラのシャンデリア
キラッキラのガラスパーツが輝くシャンデリアをつけて完成。
一日を通してキラキラに輝くシャンデリアはお部屋の雰囲気も格上げしてくれます。
4灯タイプのシャンデリアは明るすぎず、寝室の照明におすすめ。
寝る前は、少しずつ部屋の明かりを落としていって、眠り準備を整えていきましょう。
シャンデリアのあたたかい灯りが、一日の疲れも癒してくれます。
今回のコーディネートのまとめ・・・
寝室は、お家のお部屋の中でも「自分だけの特別な場所」というイメージ。
なので、今回は思いっきり可愛いフレンチスタイルの寝室をコーディネートしてみました。
優しい寒色カラーを使うことで、さわやかで女性らしい空間を作ることができます。
自分の好きをたっぷり詰め込んで自分だけのお城を作ってみてください。
【コーディネート実例】
寝室
フレンチスタイル
▼今回、使ったアイテムはコチラ
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水野 友紀子
空間スタイリスト。
アンティークショップHandleバイヤー。大学で小さい頃から好きだった化学実験が出来る薬学を専攻。薬剤師となり、製薬会社で研究職に就く。 結婚を機に、休日は嫁ぎ先の老舗家具屋の手伝いをすることに。
家具のことを学びながら、そこで得た知識と固定観念にとらわれない主婦目線での女性らしい提案が、お客様に喜んでもらえることが嬉しくなり、薬の研究を辞め、インテリアの研究に没頭することを決める。
アンティーク家具に出会い、それまで知らなかった世界に感動。 家具やインテリアに対して伝えたいことや、自らが買い付けてきたアンティークに対する想いを「買い付けうらばなし」や「まいにちハンドル」に綴り、日々配信中。
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アンティーク家具Handle
(水野商品館 株式会社)1903年創業
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