家具の塗装

木製の家具は、樹種や材の種類だけでなく、仕上げの塗装によってもイメージがななり異なります。「ウレタン塗装」はもっとも一般的な塗装で、木の表面に薄くて堅い膜をつくる仕上げです。 汚れや傷はつきにくく、比較的熱や水に強いのが長所です。感触はつるつるしており、光沢もあります。 アンティーク家具でも使われることが多い「ラッカー塗装」も膜をつくる塗装ですが、ウレタン塗装に比べると膜が薄いため、キズには弱くなります。 一方、「オイルフィニッシュ」「ワックスフィニッシュ」「ソープフィニッシュ」は、膜をつくるのではなく、オイルやワックスを塗ったり、ソープ(石鹸)水に浸けたりして木の表面を保護する仕上げです。 膜をつくらないので木の呼吸を妨げず、木の表情や質感を自然に近い状態で伝えてくれるのが長所です。 その分、傷や汚れには弱くなります。アンティーク家具ではシュラックニス仕上げが多く使われています。 現代の家具に使われているウレタン塗装に比べると、塗装面が弱く、汚れや傷、染みなどが付きやすいのですが塗装面の風合いがアンティークらしくとても良いのが特徴です。 [child_pages width="50%"]
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アンティーク家具Handle
(水野商品館 株式会社)

1903年創業

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