- トップページ
- アンティーク家具の修復
- お届け直前!ホールスタンドの最終修復の様子です。
お届け直前!ホールスタンドの最終修復の様子です。
- 水野 慎太郎
美しいアンティークのホールスタンドを明日、お送りする事が決まりました!
イギリスからやってきたホールスタンドはボクも大好きな家具の一つ。英国らしい家具で傘立てやコートフック、身なりを整えるミラーや靴を履くときに便利なベンチまでついています。
こんな素敵なホールスタンドが玄関にあれば、お家の顔になり、毎日家に帰ってくるのも楽しみになりそうですね。
では、梱包前にきっちりキレイに最終の修復していきます。
クリーニングを行います。
まずは隅々までクリーニングしていきます。
バキュームやハケを使ってベンチの蓋の裏や装飾の凸凹の部分など細かいところまで徹底的にクリーニングしていきます。
研磨していきます。
次に、家具の表面についた古い塗装や汚れを「ケンマロン」という仕上げ用の布製の研磨材を使ってキレイに取っていきます。
この作業を丁寧に行うことで仕上がりが格段にキレイになるので、しっかりとおこなっていきます。
【ここで豆知識!】
この作業は人で言うと古い角質をきれいに取り除いているようなものです。
人と同じで、家具も基盤になる部分が最も大切です!
ホコリを取り除いていきます。
ウエスという汚れや不純物を拭き取ってキレイにするための布を使って、家具全体のホコリや汚れを再度拭き取っていきます。

ニスを塗っていきます。
次にハケを使って、アンティーク家具用のニス、シュラックニスを丁寧に塗っていきます。

ワックスを塗って仕上げていきます。
最後にアンティーク用のワックスを家具全体に隅々まで塗り込んで仕上げていきます。

今までありがとう~との想いも込めて。元気でな~!
完成です。
木目も美しく、アンティークならではの艶感も出て、家具が息を吹き返したようにキレイに仕上がりました。後はお客様にお届けするのみです!

このように、ハンドルではお客さまのお家に家具が到着して、すぐに安心してお使い頂けるよう、隅々まで掃除をし、最後にキレイに修復・メンテナンスを行っています。
ご自宅に到着したら、すぐにお使いください!
今回、お届けしたようなアンティークのホールスタンドはコチラからご覧いただけます。
-
水野 慎太郎
創業明治36年、1903年から続く老舗家具屋4代目。
アンティークショップHandleオーナー。小さい頃から囲まれて育ってきた、家具に対する知識と修復技術力は誰にも負けない自信がある。
30年後に日本の10人に1人がアンティーク家具を使っている文化を作ることを目標にし、日々、アンティーク家具の修復に奮闘中。
-
アンティーク家具Handle
(水野商品館 株式会社)1903年創業
【店舗&倉庫】
〒910-0019 福井市春山2-9-13
【南青山オフィス】
〒107-0062 東京都港区南青山5-4-41
古物商 福井県公安委員会許可
第521010008980号
関連商品はこちら
記事をシェアする