私が買い付けに行く時に、必ず探してくるものリストの中に「ワインテーブル」があります。
コンパクトなサイズのものからちょっと大きめまで、いろんな大きさのものがあるのですが、脚が1本で先が3つになっているトライポッド(三脚台)と言うデザインは共通。
脚の彫のデザインも様々ですが、ちょっと真ん中が膨らんでいてキュッと絞ってあるようなデザインは、私の中では、なんとなくコーラの瓶のようなイメージ。 どれを見ても、なんだかちょっと色っぽいんです(笑)
大抵、「ワインテーブル」と紹介される、このテーブル。
実際にワインを嗜むために作られたテーブルなので、ソファやパーソナルチェアの横に持って行って、ワイングラスを置いて使っていたものなんです。
だから、サイズもコンパクトで軽く、気軽に持ち運び出来るものも多く、天板に革が使われているものも。
お酒が強くない私にとって、「ワインテーブル」って名前を聞くだけでなんだか憧れちゃうのですが、そんな私の心を読んでいるのか、時々、このワインテーブルに「ティーテーブル」って名前を付けて紹介しているディーラーも!
なんとなく私には、ティーテーブルの方が買い付けしやすいんだけれど、イギリス人にとっては、使い方で勝手に名前を変えちゃうから、これも正解。
子どもにとっては、ジューステーブルでもいい気がするワインテーブル(笑)コンパクトでどこにでも持ち運んで使える便利さが、初めてのアンティーク向きです。
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飲めない方にもワインテーブル
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水野 友紀子
空間スタイリスト。
アンティークショップHandleバイヤー。大学で小さい頃から好きだった化学実験が出来る薬学を専攻。薬剤師となり、製薬会社で研究職に就く。 結婚を機に、休日は嫁ぎ先の老舗家具屋の手伝いをすることに。
家具のことを学びながら、そこで得た知識と固定観念にとらわれない主婦目線での女性らしい提案が、お客様に喜んでもらえることが嬉しくなり、薬の研究を辞め、インテリアの研究に没頭することを決める。
アンティーク家具に出会い、それまで知らなかった世界に感動。 家具やインテリアに対して伝えたいことや、自らが買い付けてきたアンティークに対する想いを「買い付けうらばなし」や「まいにちハンドル」に綴り、日々配信中。
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アンティーク家具Handle
(水野商品館 株式会社)1903年創業
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